若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

少しでも、何か。(追記あり)

2011-03-16 18:15:41 | 日々雑多

計画停電の時間帯を調べようと思って、足利市のホームページを見たら、救援物資を集めているという記述があったので、家の中にあったモノで対象物になっているものを抱えて、エッチラオッチラ行ってきました(我が家から市役所は徒歩範囲内です)。とりあえず、どう使われるのか分からないけど、うちのタンスの中に眠っているよりは、困っている方に少しでも近くなるかな、と思って。

市役所には募金箱が設置されていることも分かったので、『尚美の音楽会用貯金箱』をひっくり返して、その分をお札に両替して持って行きました(これから、私は買い物時に小銭大王と化します)。

 

何かしなくては、と焦る気持ち。ペ・ヨンジュンが7000万円を、ユニクロの会長が10億円を寄付したと聞いて、岐阜県のNGOが巨大トラックで救援の手が届いていない避難所に物資を届けたと聞いて、自分の無力さにガッカリしたりするけど、

でも、

出来ることを少しずつ。想いを届ける。私も私なりに頑張る。いっぱい働いて、お金が出来たらもっと寄付もする。

私に出来ることを、少しでも、何か。

 

 

 

<足利市役所・公民館で受け付けている救援物資>

※追記: 福島県から放射能被害で栃木県内の体育館等へ避難してこられた方への、救援物資だそうです。※

 

毛布・布団(未使用かクリーニング済)

タオル・バスタオル(未使用)

衣料品(未使用の肌着・セーター)

日常生活用品(トイレットペーパー・ティッシュ・紙おむつ・紙コップ・生理用品等)

保存可能な食品


ミシェルからのメール

2011-03-16 03:49:13 | 日々雑多

『このアドレス、今でも届くか分からないけど、Naomiと家族は無事なの?お願いだから連絡して。私たち家族はみな、あなたのことを祈っています。』

そんなメールが届きました。もう何年も前から連絡していなかった、留学時代にお世話になった家族のお嬢さんからでした。最後に会ったのは17、8年前だし、メールも多分メルアド変更のお知らせが事務的に流れただけだったミシェル。今回も、もしかして心配してるかな、と一瞬思ったけど、何となく連絡しそびれていました。

日本について、本当にびっくりするくらい知識の無かったあの家族が、テレビや新聞の限られた情報の中で私のことを心配してくれていた事実が、何だかとても嬉しかったです。

海外でも様々な報道がなされている様子。中でも、被災地の皆さんのマナーの良さが驚きと共に報じられているそうです。平時にはストレスを感じることもある私たち日本人のおとなしい性質も、こんなときはまさに『これぞ日本人の美徳』だと胸を張れる思いです。

 

便乗犯罪を犯しているほんの一部の人々のココロの中にどうか、日本人の誇りが目覚めますように。