若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

時間を持ち歩く

2008-10-21 18:52:07 | その他
『かなりの近眼』&『腕時計をすぐ失くす』、この2つの個人的特徴のため、OL時代の私はいつも「今、何時かなー」と思っていました(今は裸眼視力が0.02とかになってしまったので、裸眼行動は全くしませんが、その頃は0.2くらいだったので、結構裸眼で動き回っていました)。

でもある時、「やっぱり大人は腕時計だ」と思い直し、カッコイイ腕時計を購入しました。その後も、ついクセで「今、何時かなー」と駅でウロウロ時計を探しては、「おぉ、私は時間を持ち歩いていた!」と感激したものでした。駅で時計を見つけても、大抵ソレを判別する視力がなく、パンプスにいぢめ抜かれた足で、時間を見るためだけに、ホームを縦断していたのは、過去の話になったのでした。

そして更に時が流れて、携帯電話が時計代わりになった今、また腕時計とは無縁の生活に戻ってしまいました。ところが、先日携帯のデータを移してもらうのに、30分ほどかかるから、買い物でもしてきたら?と薦められ、店内へ。「ちょっと遅くなるよ」と二代目に電話をするのに、まず公衆電話を探し回り、30分経ったかどうかを確認するために、時計を探し回るハメになりました。いつも、電話と時間を持ち歩いているのがいかに便利なことか、思い知りました。

ところで、公衆電話はガンガン撤収されていく運命のようですが、先日地元のマメ新聞に、森高千里さんの曲『渡良瀬橋』に出てくる公衆電話の撤廃が見送られたと載っていました。NTTさんも、なかなか洒落たお心遣いを。