若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

写真紙焼き推進運動

2008-01-27 13:31:07 | その他
皆さんのカメラはもうデジタルカメラですよね?あるいは、カメラは携帯で充分という方も沢山いらっしゃることでしょう。

デジタルカメラって素晴らしいですよね!何と言っても、失敗を恐れずに沢山撮れる!小さなお子さんがいらっしゃる方なんかは、もう毎日のように記録を残すことが出来るし。

そんなデジタル全盛期の昨今ですが、二代目が日々唱えていることは、『紙焼きにしておくべき』です。

データをバッチリ整理してバックアップも取ってあったとします。数年はそれで充分。でも、写真って数年後、数十年後にも力を発揮するのです。もしかしたら、時間が経ってからの方が大きな役割を果たすかもしれません。

娘さんがお嫁に行った日の夜、お父さんとお母さんがパソコンに向かってデータを見るよりも、ちょっと色あせたアルバムを開く方がじんわりきませんか?

そんな『じんわり』加減を紙焼き推進計画の理由にしているのは私だけ。二代目の主張は『第2の八ミリ回避』です。昔の貴重な家族の映像が八ミリテープになったまま、見ることも出来ず、捨てることもできずにいる方って意外と多いのです。モチロン、八ミリからビデオやDVDにすることも出来ますが、とても高価。将来、もーしかしたら、今のメディアが見られなくなっちゃうかもしれない(フロッピーみたいに)。そんな時になって、高いお金を出して紙焼きや別のデータにするくらいなら、お気に入りだけでもいいから、紙にしておくべき!ということです。

こんなピンボケ写真~、とか普通のお散歩だし~と思っても是非プリントしておいて欲しいです。モチロン、家庭用プリンタで充分!画が見えていればいいのですから。亡くなってしまった大好きだった近所のおばあちゃんが写っているのが、子どもの頃のピンボケ写真1枚だった・・・なんてことありませんか?写真っていつになって、その価値がガクーンって上がらないとも限らないのです。

そんな訳で、「知り合いのカメラマンが言うにはさぁ」と、『紙焼き推進運動』を宜しくお願いします(笑)。