夢なんかじゃない

2022-04-21 | リハビリ
脊髄損傷で、バイクに乗るのには、足つきが課題です。歩けなくとも、足が動かなくとも、バイクに乗って走ってしまえば、普通に走れます。止まるときに、足を出してバイクを支えないといけないので、足が動かないと止まることができません。足さえだせれば、バイクを支えるのはバランスですので、力はいりません。

立って歩いていると、バイクに乗ってみようと思います。バイクは腐るほどあったので、またがることから始めました。普通に足が上がらないので、バイクタイプはすぐ却下にしました。ジャイロとモンキーで、練習を始めました。公道を走るのには、ジャイロがいいと思い、足の上げ下ろしを練習しました。

足を出すのは、ステップから足をずらすと、地面に足が付きますので、ロックをフリーにしてジャイロを支えたりしました。足をあげるときは、手で持ち上げてステップにあげました。

やっているうちに、手を使わないで、足の上げ下ろしをするようにしました。できるようになったら、公道デビューです。

病院のリハビリ科でリハビリをして、本当に良かったと思えた瞬間です。

ジムのトレーニングと、病院のリハビリは完全に違っています。

クライアントはリハビリをしないで、退院したのでわからないと思います。トレーナーは最初から、脊髄損傷もその麻痺も、わからないでやっていると思います。

リハビリ留学をした方、7年たっても車いす生活です。
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