徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

阿波の人々の親切にふれた旅(再掲)

2022-11-29 20:11:39 | 日本文化
 昨日に引き続き、何年たっても忘れない記事の第3回。
 14年前の四国旅行の思い出はもう何度も記事にしているが、その中から旅行の7年後に書いた記事を再掲したい。この旅行は、少女詩人海達公子のルーツを訪ねるというのが主な目的だったが、そのほかはほとんどノープラン。家内と二人、思いつくままの気楽な車の旅だった。

旅行を思いつくきっかけとなった「阿波のいただきさん」


 阿波の人々の親切にふれた旅(2015.11.4)

 家内と二人で四国一周ドライブ旅行をしてもう7年過ぎた。この旅行の目的の一つが、天才少女詩人・海達公子のルーツである徳島県美波町を訪ねることだった。どこへどう行けばいいのか皆目見当がつかなかったので、直前に役場に電話をしておたずねしたところ、郷土史研究家の真南卓哉先生という方にアポをとっていただいた。訪問当日、指定された由岐公民館に着くと、真南先生と公民館の担当者の方が資料を準備して待機しておられ、会議室でいろんな興味深い話を聞かせていただいた。どこの馬の骨かわからない僕のために長時間を割いていただいた。その上、後日、準備した資料が不十分だったというお詫びの手紙とともに追加資料まで送っていただいた。
 その時教えていただいたポイントを巡ったのだが、時間が足りず、撮影しそこなった箇所があったので、後日、またまた役場に相談したところ、担当課長のK様がわざわざ現地へ行って撮った写真をメールで送っていただいた。阿波の人々の温かいご親切に一生忘れられない旅となった。

▼由岐駅の郷土資料展示室に展示されていた海人の生活史を示す資料群





 2015年9月5日、東京国立劇場で行われた「第50回本條流三味線 本條會」に出演した舞踊団花童が
「俚奏楽 阿波のうずしお」の中で披露した「阿波踊り」の部分を、同年10月12日の「はつ喜月若 名取披露」(於西光寺)にて再現したもの。