2016年の熊本地震で被災した熊本城の重要文化財宇土櫓の解体保存工事が進められています。今日の状況は下の写真のとおり、空堀の底面に敷かれたシートの上に土盛りが行われている途中のようです。これから重機が入るため重文の一部である空堀を傷つけないよう細心の注意が払われているものです。今後、雨風から部材を守るため、櫓周辺に鉄骨の素屋根を組み立て、その後始まる解体工事の完了は2025年末が予定されています。従って素屋根が組み立てられる来年秋ごろから宇土櫓の姿は見られなくなります。宇土櫓が再びその姿を現すのは約10年といわれる再建工事完了後ということになります。
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▼下図のように宇土櫓を覆う形で素屋根が組み立てられます。
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▼下図のように宇土櫓を覆う形で素屋根が組み立てられます。
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