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徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

梅雨の晴れ間の山頭火

2011-06-23 20:04:34 | 文芸
 梅雨晴れ間 行く先々の 山頭火   (拙句御免!)

 子ども舞踊団「ザ・わらべ」の演舞で唄や三味線を担当される本條流師範の本條秀美さんは、ご実家が種田山頭火ゆかりの植木町・味取観音堂の堂守をしておられる。「ザ・わらべ」が縁でお知り合いになるまで全然知らなかった。今日、所用で訪問させていただいたが、梅雨の晴れ間の山頭火像は今年一番の暑さに辟易といった様子に見えた。
 僕はもともと種田山頭火の自由詩が特に好きだとか、彼に興味を持つということはなかった。なのに、これまでの人生の中で、なぜか折々に山頭火が登場するのだ。最初は35年前、初めての転勤先防府では、よく通る道に彼の生家跡やお墓がある護国禅寺があったし、海水浴に行く道路沿いには彼の実家がやっていたという酒蔵の跡があった。熊本に帰って来てからは、仕事で度々通る道沿いに彼の分骨墓がある安国禅寺があるし、わが家から歩いて10分のところには彼が出家得度した報恩禅寺もある。そして今度また何の因果か、彼が一時堂守をやっていたという味取観音堂の、現在の堂守さんのご家族と知り合いになった。何かの縁があるのだろうか。

キャンドルナイト

2011-06-23 09:09:25 | その他

 昨日は夏至、そして「キャンドルナイト」の日。夜8時から10時までの2時間、キャンドルハウスさんからプレゼントしていただいた洒落たキャンドルで幻想的なひと時を過ごした。たった2時間、電気を消すだけなのだが、キャンドルの炎をじっと眺めていると、いろんな想いが去来する。来し方行く末etc.、そして、しばらくするとキャンドルの炎が意外に明るいことに気付く。考えてみればこんな炎のあかりで生活していた時代には十分な明るさだったのかもしれない。時々は立ち止まってスローな生活を楽しむのもいいものだ。もちろん、この運動が世界中に定着すれば、たった2時間でも相当な節電効果になるのかもしれない。