徒然なか話

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「ティファニーで朝食を」から半世紀!

2011-06-21 21:26:48 | 映画
 今年は僕が高校に入学した年、すなわち1961年からちょうど50年経つ。半世紀前というのはいったいどんな時代だったのだろうと考えることがある。僕自身は入学と同時に水球の練習に明け暮れる毎日が始まっており、世間の動きについてはほとんど記憶がない。ただ、小学校低学年の頃からの映画好きは益々高じていたから、この年に観た映画だけは憶えている。そんな映画の数々を思い出すと、その時代の空気感のようなものを懐かしく想い出すことができる。この年のナンバーワンはやっぱり、オードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」だろう。その他にも良い映画はたくさん観たが、やっぱり一番思い出深い。
 この映画は「ローマの休日」と並ぶオードリー・ヘップバーンの当たり役となったが、もともとトルーマン・カポーティの原作はマリリン・モンローをイメージして書いたもの。もちろんシナリオはヘップバーンに合わせて書き直されているが、バディ・イブセンが登場するくだりなどはモンローをイメージしてしまう。



   ※その他に観た主な作品
    アラスカ魂:ジョン・ウェインのアクション西部劇
    用心棒:黒澤明の傑作時代劇
    荒馬と女:マリリン・モンローとクラーク・ゲーブルのヒューマン劇
    モスラ:東宝の特撮怪獣もの
    キング・オブ・キングス:キリストの生涯を描いたヒューマン劇
    コマンチェロ:ジョン・ウェインのアクション西部劇
    ウエスト・サイド物語:映画史に残る傑作ミュージカル
    ガールハント:スティーブ・マックイーンのラブ・コメディ
    馬上の二人:ジョン・フォード晩年の枯れた西部劇