野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

絶滅危惧種は

2010-08-05 07:54:08 | 山野草
昨年作った池
アサザ、トチカガミ、コウホネ・・・・
あっというまに池一杯に繁茂して
隙間はなくなりメダカの姿見えなくなってしまった
特にトチカガミの繁殖力がすごくって
かなりの量を抜いて友人の所へと運んだけれど
友人のところでは鴨の餌になって消えてしまったとか

そして今年もアサザの花の盛りが過ぎたころ
アサザの陰で静かにしていたトチカガミ
ところがあっというまに繁茂しだして
またもや池全体を覆いつくしてしまった

水の中でワンサカ根を張るトチカガミ
これでは入れてあるメダカもタナゴも移動しずらいのでは?
根元に蕾を持っている・・・抜くのは花を見てからにしょうかな~
色々迷って・・・結局抜くことに

山ほど抜いたトチカガミ・・・アサザも混ざって
さてどうしょう
一部は知人のところへ持っていき
でもあまりに多すぎて
すべてさばくことはできない
トチカガミは
地域によってはレッドに指定されている
アサザは全国レベルのレッドたしね~
ゴミとして処分なんて・・・もったいないよ~

鴨の餌になるのならと
箒川のワンドへ持っていくことに
流れの無いワンドは北米さんのカナダモが被い尽くしている
1度どんな魚がいるのか網を入れてみたいと思っていたワンド

ところがワンドは消えて芦原になっていた
水草を摘んでワンドを探してウロウロ
やっと見つけたワンド
水は汚れて岸近くには浮き草が・・・外来のヒメ浮き草かな?
それとも在来の浮き草かな?

水を浄化するというアサザ
ワンドの浄化に役立つかな
光合成を遮ってカナダモ駆逐してくれるかな?
それともあっというまに鴨のお腹に納まってしまうかな?

先日今市の花友から貰ってきたサギ草
ウン十年前はどこにでもあったとか
1球が翌年には4球になるとか
4倍で増え続ける?

大きな野菜用の籠に入って花台の下にズラリ
「も~飽きた」とのことで
大きなかごごといただいた

これも確かレッドでは

絶滅危惧種なんて聞くとかよわい植物・・・なんて思ってしまうけど
育ててみるとなんと繁殖力旺盛なこと

こんな丈夫な植物が次々レッド指定になるなんて
結局自生する環境がいかに危機的状況ってことだよね~



自然栽培

2010-08-03 20:44:01 | 花藍
庭と矢板の畑で真面目に野菜を作り始めてまる2年

日々食べる野菜は庭の畑に
根菜類や保存の効く物は少し離れた矢板の畑に植えている

野菜を作り始めて・・・ズゴーク便利
めんどくさい買い物にいかなくてもすむ
メニューは採れる野菜で・・・だからあれこれ考えることも無い

それに野菜作りはおもしろい
基本は花作りと同じ
1年に1度しかためせないという難点はあるけれど


無農薬低肥料にもかかわらず
今年もキュウリもトマトもナスもスクスク育って
キュウリのツルはささえる高さの篠竹がなくなって
とうとうツルは下に向かって折り返し・・・

高枝バサミでも上手く採れなかったキュウリが
2つに折れて根元の方に転がっている
ところが1習慣過ぎても腐る様子は無い

同じく拾い忘れた茄子も10日以上は経っているというのに
腐る様子は無い

以前店で買ってきたキュウリ、茄子食べきれずにいると
冷蔵庫の中で解けてしまう・・・最近の野菜は持ちが悪くなったな~
思っていたのに・・・なぜか我が家の野菜は腐らない

そして畑のキャベツ、モンシロ蝶の幼虫がつき始め
最近めっきり少なくなってきた蝶の幼虫を潰す気にはならなくて
キャベツはモンシロ蝶の餌にあげましょう・・・そのままホッタラカシ・・・
ところが食べ飽きたのがそれとも蝶になってしまったのか
虫食いも止まり、最近になって巻いて来た・・・立派なキャベツの姿に

堆肥を入れたがる家人
野菜は直売所で買えば1袋50円100円で買える
「高い堆肥を使うなら野菜は作らない」・・そう宣言

その宣言が正しかったのか
まだ2年・・・結果がでるにはあと数年かな~











2010-08-01 22:54:19 | 花藍
アシナガ蜂に続いて日本蜜蜂も我が家の住蜂に加わった

数年前友人が経営している食事処の床下に
蜂が巣を作り、日々床の通気孔の回りを沢山の蜂が飛び交っていて

お客さんが刺されては大変と
保健所に電話、ところが「被害があったのですか」
「被害が出たら連絡ください」・・・・それもおかしな話だけれど

とりあえずキンチョールをシュシュ
蜂の巣には届かなく効果なし

そうこうしているうちに
店の前の道が蜂で真っ黒に
その後、床下のブンブンもなくなったとか

その話を後から聞いて
「それって貴重な日本蜜蜂じゃない~」
「キンチョヨ~ルなんかかけちゃダメ~」

「こんどブンブン飛び始めたら1番に教えてよ」

それから数年、すっかりミツバチのことを忘れてた私

数日前友人から電話・・「蜂が床下にまた巣を作ったみたい」
「1番に電話したわよ~」・・・なんと言う記憶力のよさ

「ね~そこ気に入ってるんだからキンチョールなんてかけないでよ」
「でも、お客さん蜂が飛んでいると恐がるのよ~」

一番に教えてよと言ってはみたけど
キンチョールをかける前に移動する・・・・私にはそんなこと不可能
「蜂注意の看板を立てる」・・・それもなんだかな~
「お客さんに説明する」・・・それもなんだか
いったいどうしたらいいのか・・・・

2,3日して友人からまた電話「捕獲してくれる人見つけたわよ」

巣箱を持って出かけることになったけど
なんだか気持ちは弾まない

なんせ暑い、この暑い最中、床下にもぐり込む・・・考えただけで・・・イヤダナ~

それに店の床下に2度も巣を作るとは
スゴ~クその場所が気に入っている・・・それなのに無理やり引越しさせるなんて

暑くて頭がクラクラしそうな中
結局、荷物運びで私も床下にもぐることに

最悪状況を想定していたけれど
思っていたほど床下は暑くない、そしてベタ基礎になっているので
カラリとしている

古い家の床下は高いといっても人間が移動するには
ネズミやミツバチのようにはいかない

両肘を付いて匍匐前進で前へ前へと
捕獲専門家?彼が持ったライトが見えなくなると真っ暗闇
迷路のような床下で迷子になりそう

辿り着いたミツバチの巣はまだ新しいようであんまり大きくない
通気孔のすぐ横で・・・これじゃキンチョール届いちゃうよ~

バキュウムで吸い込んでハイ終わり

また荷物を持つての匍匐バック・・・・もう2度とイヤ~
頼まれたミツバチ捕獲人?・・・人のため・・・もっとイヤ~?

この季節花が少ないせいかそれとも回りに花がないせいか・・蜜はチョット

餌に蜜を少し貰って・・・さて里山ガーデン気に入ってくれるかな

今日で1週間・・・強制引越し先だけど
なんとか逃げずに・・・ま~しかたないか・・・てとこかな

それにしても日本蜜蜂ってなんて可愛いの
どんなに近くで見つめていても・・無視
時々「うっとおしいな、ブ~ンブン」

時々姿を見せるスズメバチ

知人のように網を持って巣箱めがけてやってくるスズメバチを捕まえる

いくら可愛いミツバチのためでも・・・できるかな?・・・できないだろうな~

心配の種・・またまた増やしてしまった


狸のお腹へ

2010-08-01 20:33:01 | 花藍
トウモロコシがそろそろ食べごろ
そこで畑へとでかけた
ところが食べごろのトウモロコシは1つもなし

トウモロコシを根ごと引き抜ききれいにうなった処まで運んで
上手に皮を剥いて・・・きれいに食べた残骸がそこここに

畑には動物の臭いが漂っている
どこかに狸の溜め糞でもあるのかな?

それともここは俺の畑・・・ていうことであちこちマーキング?

食べごろにはまだ早いトウモロコシはちゃんと残してある
食べごろになったころまたやってくるにちがいない

隣りに植えてあるゴマが何本か倒されていた
これ以上のゴマの被害はゴメン・・・と言うことで

狸には悪いけどトウモロコシは全て抜いてしまった

昨年は草取りをさぼってズンズン伸びた草の間からトウモロコシの頭が覗いてた
たいした被害にあわなかったのはそのせいかな?

イチゴ、ブルーベリー
鳥に食べられてしまうというけれど

我が家の畑では草ボウボウの中で十分収穫できている

それなのにこの暑いさなかの草取りなんて・・なんでしたのかな?

狸の食べ残しを拾い集め・・・それでも年寄り2人で食べるには十分


狸におすそ分け・・・じゃなくて
狸からおすそ分け・・・の気分かな?