野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

絶滅危惧種とは

2008-08-19 14:00:43 | 山野草
国のレッド、都道府県のレッドを見ていると
こんなものまでと思う植物まで絶滅指定になっている
絶滅危惧種にもAランクBランク色々あるようだけど
里山の湿地、休耕田、河原、人の手のあまりはいっていないところには
絶滅指定の植物が普通にポッポッ、時にはワンサカはえている

ところが湿地、休耕田、手の加わっていない河原が激変
そこでいつも思う
植物の絶滅指定はおかしいな~

どんなに可憐な花を咲かせるものでも生命力の強さには驚かされる

那須では自然状態のサギソウは絶滅・・なんて朝日新聞の記事を数年前に
目にしたけれど、まだまだしつかり生き残っている
私が知っているところで4箇所・・・
今年も草に埋もれて、草の間から可憐な花を確認

小さな食虫植物のムラサキミミカキグサこれも絶滅危惧種らしいけれど
サギソウと隣りあわせで可愛い花をつけている
でもこの花の確認は1箇所だけあんまり小さいので見落としているのかも?

自然環境さえ残っていれば
減少、貴重種になんてなるはずがない

湿地や沼は無駄なものとして埋め立てられ
河原は大型重機が我がもの顔でガランゴロン
休耕田もただ遊ばせておくわけには行かないと代替作物・・・
土手はこまめに草刈、除草剤
これでは絶滅指定をせっせと目指しているようなもの

だから植物のレッドブックは
地域のレッドにすべきと思うのだけど・・・

環境最良地域、良地域、普通、悪化進行地域、悪化、最悪化地域・・というように
そして最良地域に指定されたところには緑の旗を
最低地域には赤い旗を・・・・贈呈
なんてね~

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