野楽里倶楽部 in 那須 ~のらり~

田舎での日々の暮らし・山野草       

里山ガーデン

2010-05-13 06:37:18 | 山野草
昼間は夏のように暑く
日が落ちると冬がやってくる
そんな天気がここ数日続いている
夏野菜の苗を植え終え
撒いた種は小さな芽が沢山出てきている
天気予報で霜注意報なんて聞くと
どうしていいのかオロオロしてしまう

池の淵で咲き出したサワオグルマ満開になっても
いっこうに終わる気配が無い

これも夜の冷え込みのせいなのでしょう

一昨年埼玉の家から持ってきたボタン
里山ガーデンには栃木県内の樹木、草本だけを・・・ボタンは合わない
そう思っても
置いてくれば切られてしまう・・・と言うことで
いい加減に抜いて、今度はお日様が十分あたる所へと移植した
昨年は元気がなかったボタン
2年目の今年、見違えるほど勢いよく伸び

大きな花を2つつけた

時間が許す限り外来種抜き
成果があったところでは
種をまいてもだめだったスミレ、今年は花束になって出現

コボレダネで来年は野芝の中で増えてくれるといいな~


花の盛りは過ぎたヘビイチゴもう赤い実をつけている


ヒメヘビイチゴ、花は小振り名前にピッタリ、でも赤い実はつけないよね~


チチコグサ、春の七草のオギョウ
でも1度も食べたことは無い、
こんな可愛い花をつけるのに食べることなんてできないね


ジシバリは大好きな花なのに以前のように大群生・・・なんてことはなくなった
農家の人にとってはやっかいな雑草ということらしいけど
でも厄介な雑草も乾燥化には勝てない?


山際で群生しているオドリコソウ、強い陽射しや乾燥を免れているせいか?健在
クサノオウが色を添え・・・


あまりの多さに抜くのを諦めたところでは

イヌノブグリが緑の絨毯を形成・・・昨年はこんなになかったよね~


在来のスズメノカタビラ、スズメノテッポウ強い雑草のわけなのに
外来のオランダミミナグサが形勢有利
外来の雑草のすさまじい繁殖力
ただ在来種ガンバレ~・・・声をかけるだけで為す術は無し


昨年作った池、たった1年過ぎただけなのに
草に覆われ以前からそこにあったような風情に・・・

近くの田んぼの土手では

オカオグルマ満開


キンポウゲも外来種に負けじと頑張っているけれど


道を隔ててハルジオンも満開


他の土手でも以前はなかったハルジオンが目に付くようになった

オカオ車、ノアザミ、キンポウゲ、ヒメハギ、オヘビイチゴ、スミレ
春の花が咲きそろい美しい田んぼの土手は
ここ数年急速に外来種が増えて
以前の美しさが失われつつあるけれど
ここでも「在来種ガンバレ~」・・・と声をかけることしかできないよ~

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6 コメント

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春爛漫の外来種達 (クルルの母)
2010-05-14 18:55:40
 私も毎朝初夏を迎えつつあるトラスト地へ外来種抜きに出かけます。車で15分弱、4キロの道のり。
 ほんの短時間のつもりがいつもお昼までかかってしまう。「ここまで抜けば、これからは在来種の○○自生地になる」と、ありかなしかわからない夢を抱きつつ…。
 トラスト地の原野にはできるだけ入らないようなしています。人の踏み跡には必ず外来植物が入ります。ボランティアのF婦人は、作業時原野に入る時用の長靴を持参。
 原野の外は産廃の埋め立て地で、20年前にトラスト活動をはじめたときは、ぜーんぶセイタカアワダチソウだけ。今はチガヤ、ススキ、オギ、メドハギ群落に変わりつつありますが、果たしてこの“在来群落形成のためのお手伝い=外来種(特に越年草)抜き”作業の根気が続くか否か、勝負の時を迎えています。
 時々なんたる人生かと思うことも多々ありますが、引き返せない道のり。 
Unknown (のらり)
2010-05-14 22:41:55
幼い頃の原野の風景から抜け出せず
勝ち目の無い戦いを延々と続けています
次々から次ぎと現れる招かざる外来は
益々抜きづらいものへと・・・
在来でも今まで住み分けしてほどほどだったものが、ある年から突然増え始めバラスをくずし始めました。ほんとにどうしたらいいのやらね~
在来植物応援団(たった一人)ヨロヨロと… (クルルの母)
2010-05-15 19:11:32
 今朝もはよから外来者抜き。タチイヌノフグリとオランダミミナグサが、在来植物群落の草地を夢見ている広場で、抜いても抜いても、次から次へと出てきます。昔からタチイヌノフグリはあったけど、つつましく小さくなってみどりに混じっていたのに、突然増えるわ増えるわ!。30㎝近くなるのもありで、その猛々しさに少々腹が立ちます。 さらにピンクの花がつくのもあって、もしかしたらこれらは“タチイヌノフグリモドキ”ではないか?と、一人抜きながらブツブツ。オランダミミナグサも同様。その仲良しクラブにツボミオオバコとアメリカフウロが混じり大したもの。
 今この外来凶悪軍団に負けじと、ヨロヨロとカキドウシ、オヤブジラミ、ヤハズノエンドウ、ヨモギ、ヤハズソウ、メドハギ、ガガイモ、コブナグサやチガヤなどの達在来軍団が、ようよう立ち上がり戦闘開始。これらの在来軍団の応援団長がクルルの母という次第。
 まったく疲れたよ!。
Unknown (のらり)
2010-05-16 03:20:09
我が家の庭でもピンクの花をつけたタチイヌノフグリを見かけます。帰化図鑑によると、近年見かけられるようになったもののようです。
さらに今年は在来のカタバミより北アメリカ原産のオッタチカタバミが目に付くようになりました。この1日の温度変化の中では繊細な環境の中で生きてきた在来種が姿を消していくのはしかたのないことかもね、在来の植物だって覚えきらないのに、その上外来種までなんてもう頭の中は大混乱ですよ~
ツボミオオバコ数千本抜く! (クルルの母)
2010-05-17 20:14:32
 昨日トラスト地で夕方5時まで広場の草抜き。なぜか3名、黙々と外来植物抜き。陽がまったく斜めになってもやめない。
 3月から抜きはじめて2ヶ月半、はじめはクローバとかオランダミミナグサをチョボチョボ抜いて、続いてオランダ君、チタイヌ君、アメリカフウロ嬢たちと猛烈戦闘。
 コブナグサの若緑に出会ったら、一同もう頑張るしかないとさらにしゃにむに抜きまくり、ツボミオオバコ制覇!。
 でも今日あたりまた新たに出ているかな?!。明日様子を見に行きます。
 
Unknown (のらり)
2010-05-17 20:54:39
相手も戦闘意欲満々だったりして?
も~かんべんしてよ~・・・とネオあげるのはどっちかな?

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