のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1817

2021-04-07 00:17:39 | 新しい子猫たち 
この人は東大出とは云え、他の大学とかに対しても普通の対応をしたし 何よりもその人の自由と見識を大事にした。アホとか勉強しない人にはちょっと厳しいかも知れないが それは元々エンゼルホープ病院の雰囲気なのだ。医師は多く、研究の時間は取っているのに勉強しない人にはそれだけに厳しい一面がそもそもあった。


関西の諸大学から この大阪の病院に来た人は面食らった。ただ勉強していない言い訳は出来ないとみんな感じた。何しろ出来た直後の大きな業績にみんな奮い立った。ワシも頑張るぞと思った。エンゼルホープ病院の難病センターからは 山のような研究結果とか文献は来ていた。それを見ないといけないのだ


元々患者数は少ないとは言え、あの難病で苦しんでいた人にとっても朗報となって、この病院も含めて エンゼルホープ病院にはそれこそ世界から患者が来て、本当に治っていった。あのバアサン程 簡単ではなかったがそれでも治療不可能の病気では既になくなっていた。そして治療例がたまると共に 世界でもこの治療法は確立していった


何よりも この難病以外にもレアメタルを使った新薬とか治療法が出来た事が大きかった