のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
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新しい子猫たち No.1812

2021-04-02 00:01:21 | 新しい子猫たち 
動物愛護施設の猫たちも 例の猫トイレを敷地内の猫たちが開発して、敷地内だけでなく 市販もして動物愛護施設もそれを揃えた。猫が自力で 掃除のボタンを押すと砂も交換される優れものだった。汚い所で 出来るかとなってしまい、一度使うと 変な所では出来ない。走ってトイレに入る猫が増えた。


動物愛護施設は別に猫だけが対象ではなかったが、なにしろ猫が主導して作ったような施設なので、貰われていく猫たちにはトイレを贈る事になっていた


あの猫は旦那と話をしていた。最近敷地内では猫の云う事が判るようになっていた。敷地内の治部一族は前から大体判るので、変化に気が付かなったが 敷地内に住んでいなくても猫とのチャンネルが出来ると 猫の話が判るようになっていた


旦那も時々 クリスの研究会に参加するようになって、クリスの話が判り、他の猫の話も判るようになってしまった。奥さんはまだこのチャンネルが出来ないが、ただジブシティーの人たちもナントナク猫の気持ちはそこそこ判るようになっていたが 旦那は人間相手と同様に話が出来るのだ


猫は 旦那に この猫トイレの話をした。それまでは 場所については贅沢はいわないよ と旦那に言っていた。