のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
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新しい子猫たち No.1814

2021-04-04 00:06:38 | 新しい子猫たち 
旦那と奥さんは 猫を連れて バアサンに 挨拶に行った。猫が引っ越しの時に 紛れ込んで 飼う 事になったと経緯も言った。バアサンは一目で この猫が気に入った。バアサンは アホ が生理的に 嫌いなのだ。賢い猫、ただしく云えば この時点で賢そうな猫と見えた 猫は気に入った。


ちょっと雑談をしている時は バアサンは 猫に言った。 君がこの人を選んだんだね。 と猫はうんと頷いた。こんな賢い猫に気に入られる人なんだ と バアサンは改めて思った。 この猫は全人格的に判断しようとするだろう、ウチの馬鹿息子 たちは 表面的な賢さに過ぎない、損得計算で状況を見過ぎている、この猫より劣っていると改めて思った。


バアサンは 猫に 時々は遊びに来てね と云って 引っ越しのナンダカンダもあって その場はそれで終わった。