ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2021年春~夏の連ドラ3

2021-08-19 14:57:00 | 日記
以前に、kainatsuさんが、甲斐さん家恒例のドラマ会議で(笑)
「『着飾る恋には理由があって』は、川口春奈の可愛さをただただ堪能するためだけに観ている」
…とおっしゃったら、お父様と弟さんがハゲ同なさった(笑)とツイートされてましたが

甲斐さんは「ドラマや映画は、出演者半分、ストーリー半分だから」と話されていたし
このご覧のなり方では、いくらご贔屓の横浜流星さんも出演なさってるとはいえ
我が家と同様に?ストーリーが全く入って来られないんじゃないかと…?(苦笑)

まあ、このTBSの「火10」枠は、このところ、主に20代女性をターゲットとした
「恋」と「お仕事」の2本立て…って感じのドラマが続いていて
「ナギサさん」のように、ターゲット以外の広い年齢層に支持された作品もあったものの

今をときめく美男美女の役者さんたちをメインに据えた
「キュンキュン」や「夢」のストーリーばかりでは、かつての「月9」みたいで
ちょっとキツイなあ(苦笑)…と思っていたトコへ
やや毛色の違う「プロミス・シンデレラ」がスタート♪

もっとも、ある日突然、夫から離婚を切り出され、家出した途端にスリに遭い
更に、パートはクビになり、いきなり無一文のホームレス…って、どんだけ~!?(苦笑)
しかも、公園で野宿しているところへ「寝床を提供してやる」と持ちかけて来たのが
老舗高級旅館の次男坊という金持ちの高校生(眞栄田郷敦さん)で
居候の代償は「リアル人生ゲーム」に参加すること…って、ナイわ~!(笑)

でも、背に腹はかえられず、サイコロの目に従って
高校生のムチャぶりミッションをこなすことにしたものの
たとえ一宿一飯の恩義のため、借金返済のためとはいっても

「これだけは譲れない!」という一線をしっかり持ったヒロイン(二階堂ふみさん)が
ビンタをカマしたり(笑)首根っこを掴んでケーキに顔を押し付けたり(笑)と
「スカッとジャパン」な説教タイムがあって、視聴後はナカナカ爽快です(笑)

そのヒロインが、件の老舗旅館の仲居として勤め始め
旅館の副社長で、高校生の頃のヒロインとイイ感じの仲だったという
自分(眞栄田さん)の兄(岩田剛典さん)と再会し
2人が接近して行くのを目の当たりにするや、判りやすくスネる弟(笑)はともかく

お兄ちゃんと関係を持っている芸者さんが、ヒロインの夫をたぶらかし
離婚の原因を作ったみたいなんだけど、その理由はまだ明かされておらず
お兄ちゃんと芸者さんの会話から想像するに
仲居さん達の憧れの的で、仕事も出来るし、人間性も申し分ない、このお兄ちゃん
結構、深い闇を抱えているような気が…?(汗)

まあ、奥さんは、ヒロインが居候している家の、お抱え運転手兼料理人
執事っぽい役の高橋克実さんが登場すると、ほっこりしているみたいです(笑)

続いては、恋愛モノから夫婦モノに移りまして
まずは、北川景子さんと永山瑛太さん主演の「リコカツ」
ファッション雑誌の女性編集者と、自衛官一家で厳しく育てられた男性が
映画「スピード」よろしく(笑)極限状態で巡り会ったために
お互いのことをよく知る前に結婚してしまい(汗)

食べ物の好みから、ファッションやインテリアのセンス、生活習慣、理想の夫婦の在り方…
何から何まで、真逆と言っていいくらいに食い違い
よかれと思ってしたことは、全て裏目裏目に出て
小さな譲歩が大きなストレスとなり、当然のごとく大爆発(汗)

おまけに、2人の両親もそれぞれ、妻(母親)の方が夫(父親)に離婚を迫っていて(苦笑)
自分たちが別れようと思っていることを、なかなか親たちに切り出せないという生殺し状態(汗)
もっとも、この2組の熟年離婚の前では、新婚夫婦の別れ話など、些細なケンカに見えるほど
長年に渡り、つもりに積もって来たモノの重みが違うというか
「離婚」って言葉を出した時点で、それがもうファイナルアンサーというか…

ヒロインの両親の離婚は、夫の浮気という明確な原因があったんですが
永山さん演じる自衛官の両親の場合は、今ならモラハラと言われるような
女は黙って家事だけやっていればいいという、いわゆる昭和な亭主関白に
じっと付き従って来た妻が、自分の人生を取り戻したいと宣言し家を出るといった形だったので

宣言された夫は「これまで家族のために仕事に打ち込んで来たのに
いったい何が不満なんだ!?」という理不尽さに怒りを覚える一方で
「今さらお前に何が出来る?1人でどうやって生活するつもりだ?」と
どこか高をくくっているような気持ちもある訳で

妻の決意が、ガチ中のガチであり、仕事を見つけ、生き生きと暮らしている姿を目にして初めて
離婚の衝撃を実感するという…って、他人事じゃあないなと身につまされましたねぇ(汗)

まあ、そんな両親の姿が反面教師になった部分もあるかも知れないし
そもそも「交際ゼロ日」で結婚したということは
そこから改めて、お互いをよく知り、恋愛が始まる…とも言える訳で
実際、離婚すると決めたあとに、相手の良い所に気づいちゃったりしてたし…(笑)

ただ、我が家は未視聴だったので気づかなかったんだけど
このドラマのアチラコチラに「愛の不時着」的な
シチュエーションやセリフがちりばめられていたらしく
「デジャヴ感満載」とのご意見が多々あったんだとか…(笑)

でも「離婚」ならまだ良かった…と言うと語弊がありますが(苦笑)
テレ東の「私の夫は冷蔵庫に眠っている」みたいになるよりはマシじゃないかと…?(汗)
婚約者から暴力を振るわれ、衝動的に殺してしまった女性(本仮屋ユイカさん)

普通なら警察に届け出て、その後、裁判で正当防衛なり過剰防衛なりが認められる
という流れになるんでしょうけど、この女性は死体を物置の古い冷蔵庫に隠した…はずが
翌朝、その婚約者(白洲迅さん)が「おはよう!」と現れ

「えっ!?幽霊!?そっち系のドラマなの?」と思ったら、お隣さんともフツーに挨拶してたり
人が変わったかのように、定職に就いて良い夫になるなどと言い出したり…

「もしかして生き返った!?仮死状態になって記憶を失くしたのか?」と考えていると
物置の冷蔵庫には、ちゃんと(苦笑)死体が眠っていて
「ということは…?」と謎解きに取りかかろうとしたトコへ

本仮屋さんが「殺すだけじゃあ足りないのね」とばかりに
死体の一部を切り刻み(汗)ミンチにしてハンバーグを作り(汗)
生き返った?婚約者に弁当として持たせる(汗)…という衝撃の展開!?

奥さんが読んだ小説の中に…殺人という行為は究極の「非日常」でも
その「魔の刻」が通り過ぎたあとには「日常」が戻って来るものらしく
死体損壊という行為の最中には、その行為に最も適した道具を吟味したり(汗)
作業を効率的に進めるためにはどうするのがいいかと考えたりしている…と記されていたそうです(汗)

でも、結局「人が変わったかのように」というのが、そのまんまオチになっていて(苦笑)
…って、そりゃ「双子の兄弟」という便利な設定(笑)を持ち出さなければ
ホントのホラードラマになっちゃいますしねぇ(苦笑)
…ということで、このドラマの一番の盛り上がりは、前述の冒頭部分でした(苦笑)

同じテレ東の「うきわ」は、不倫をテーマにしたドラマなんだけど
門脇麦さん、森山直太朗さん演じる「サレ妻」「サレ夫」が
社宅のベランダ越しに会話を交わすシーンをメインに

「信じていた人に裏切られ、立ち上がれなくなった時
手を差しのべた先にある救いがそれだけだったら…」という
「お隣同士の傷ついた男女が織りなす『友達以上、不倫未満』の
ビターで切ないラブストーリー」が描かれていて

「緊急時にはこの壁を突き破って隣へお逃げ下さい」
…という断り書きのあるベランダの非常壁は
まさに「不倫まで壁一枚」の男女の気持ちの揺れの象徴です

いつもは、そのベランダの壁に仕切られ、直接顔を合わることなく…
って、まあ、顔が見えないからこそ、心の中のモヤモヤをちらほら吐露していたのが
早朝のゴミ出しの時に、バッタリ顔を合わせ、素っぴんパジャマの門脇さんはもちろん
部下の奥さんのそういう姿を見てしまった森山さんも気まずい思いをしたんですが

次のゴミの日には、ちゃんと服を着てメイクをして現れた門脇さんを見て
「ナンか、すいません…」と謝る森山さんに
「こんな風に気を遣われたら、惚れてまうやろ~!(笑)」と奥さん(笑)

ベランダのシーンを始め、ささやかな日常の風景や
浮き輪に掴まりながら海を漂う門脇さんに、森山さんが、船の舳先から手を差しのべる
…といった妄想シーンまで、まるでATG系の映画みたいな映像になっていて
ちょっと贅沢な気分になるドラマです♪
コメント
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