ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

2021年春~夏の連ドラ1

2021-08-16 15:27:00 | 日記
思い起こせば「天国と地獄」…ナンなら「麒麟がくる」のまとめも放置プレイ中なのに
春ドラが終わり、夏ドラも中盤に差し掛かっていて
もう、どっから手をつけていいやら状態ですが(苦笑)
とりあえず記憶に新しいトコから、ザックリと行ってみようかと…(笑)

甲斐さんは「天国と地獄」や「俺の家の話」「ウチの娘は彼氏が出来ない!!」など
複数の連ドラをかなり力を入れてご覧になったせいで?
春ドラマは「イチケイのカラス」と「レンアイ漫画家」くらいしか観れないとおっしゃってたけど
我が家の春ドラNo.1は、その「イチケイのカラス」でした♪

もっとも、最初は「『HERO』の裁判官バージョンじゃね?(笑)」という感じで
…って、例えば、主人公の最終学歴が中卒だったり
「法に携わる者」というお堅いイメージとは違い
茶髪やヒゲ面、ファッションといった見た目がカジュアルだったり

片や、テレビの通販番組で健康器具を買い込み
片や、ふるさと納税が趣味で、その返礼品がデスクに溢れていたり(笑)
堅物の女性バディと理解ある上司、いざという時に頼りになる仲間たちに囲まれ
ノルマを無視し、上層部に逆らってでも、納得できるまで1つの案件にこだわったり

おまけに小日向文世さんは、どちらにも出演なさってるし(笑)
書記官役の中村梅雀さん、新田真剣佑さん、桜井ユキさん達とのやり取りや
検察官役の升毅さんと山崎育三郎さんの小芝居(笑)にも、デジャヴ感がありました(笑)

でも、あの「安定の職権発動(笑)」や、想定外にデカかった(笑)「甥っ子トーク」
「法檀」から降りての説諭は、クセになりますよね?(笑)
特に「甥っ子トーク」で、童話や昔話の登場人物を裁いたり…
って、乙姫さまがそこそこ重罪だったりしてビックリ!(笑)…
その話の続きが紹介されたりと、なかなか興味深かったです

チョコプラ、ミルクボーイ、見取り図、オズワルド、ミキ等々
旬のお笑い芸人の皆さんが、毎回入れ替わり立ち替わり
「みちおを見守る会」という傍聴マニア役で、公判を見守っていらしたり
映画「地獄の花園」とのコラボ企画として、主演の永野芽郁さんを始め
広瀬アリスさん、遠藤憲一さんが、それぞれ被告人役で登場された他

映画の脚本を手がけられたバカリズムさんも
このドラマ全体のストーリーのキーパーソンの1人である人物の家に盗みに入り
ストーリーの流れに関わる証言をする窃盗犯役で出演なさっていたり
奥さんが「直筆サイン(笑)」を戴いた板尾創路さんが
「名無しの権兵衛」役を務められたりと「芸人さん率」高め(笑)

一方で「月9」にしては「恋愛要素」が薄めで
これまで、若者をターゲットにすることにこだわって来たフジテレビにも変化が…?
まあ、スペシャルや続編が期待できる終わり方だったので
「みちお」と「ちづる」のその後を見守りたいと思います(笑)
もっとも、それも「HERO」と同じような展開になるような気がするけど…(笑)

奥さんは、タイトルバック…っていうか「第◯話」と、だるま落としで示すカットで
アニメのカラスが、左手?(笑)でトンカチを持ってることや
エンディングテーマを担当されていたのが「甲斐よしひろバンド」とご一緒に
「JAPAN DAY」に出演なさっていた和楽器バンドの皆さんだったことに食いついておりました(笑)

それはさておき…その「イチケイ」の「恋愛要素」の低さを補うべく作られた?(笑)のが
同じフジテレビ「レンアイ漫画家」で、こちらもそれなりに面白かったんですが
私生活を犠牲にして全てを作品に注ぐ漫画家(鈴木亮平さん)のストイックさや

恋愛経験のなさを補うために、弟の葬儀で知り合った女性(吉岡里帆さん)を雇い
様々なシチュエーションの恋愛を体験するようミッションを出し
それを報告させて、作品に反映させるという設定
ボクみたいな凡人には「別世界」な感じがして、あまり感情移入できなかったなあ(苦笑)

まあ、奥さんは「麒麟がくる」の「竹千代さま」こと
岩田琉聖くんが、亡き弟の忘れ形見…甥っ子役で出演なさっていて
父親を亡くした自分を引き取ってはくれたものの、愛情や優しさは全く感じられない(汗)
恐い伯父さんの家で、寂しさや悲しみを圧し殺して健気に振る舞う様子や

その恐い伯父さんの不器用な優しさが垣間見えるシーンに
うるうるキュンキュンしていたようだけど…(笑)
あっ、でも、各週の最後におまけのシーンというか
本編では流れなかったシーンを、種明かし的な回想として流すのは粋な演出でしたね♪

ただ、この主人公の「漫画家」が、性別を偽って作品を出版している…という設定が
テレ朝の「あのときキスしておけば」とカブっていて
…って、鈴木亮平さん演じる男性漫画家は女性名義で
麻生久美子さん演じる女性漫画家は男性名義なんですが…

その女性漫画家の魂が、飛行機事故に遭った衝撃で?
自殺願望のある男性(井浦新さん)の身体にINしてしまうという設定も
「天国と地獄」とカブっていてヤヤこしや~!(笑)

もっとも、こちらは「入れ替わり」ではなく「憑依」なので
麻生さんと井浦さんの「二人一役」ということになりますけど
麻生さんは「私、初回で死ぬのに、レギュラーって、どういうことだろう?」
「ヒロイン」の「出方」が気になっておられたんだとか…(笑)

ともあれ…「天国と地獄」での高橋一生さんの「成りきり」ぶりを拝見したあとでは
たとえ井浦さんといえども「少々分が悪いかなあ」と思っていたらナンの!ナンの!
それはもうしっかりと、麻生さんの演じられた「ヒロイン」らしく
可愛くて、ちょっとワガママで、芯の強い女性に成りきっていらしたし

一人二役…男性としての役…を演じておられる際の、妻役のMEGUMIさんや
息子役の窪塚愛流さんと、やり取りなさってるシーンとのメリハリもあって
「さすがっす!」の一言って感じでした♪

このドラマの中で、松坂桃李さん演じるヘタレのスーパー店員「モモチ」は
「あのときキスしておけば」というタイトルを
何度も胸の中で繰り返すことになるんですが
最初は、憧れの麻生さんが「おじさん」になってしまったと知って(笑)
その後悔が、つい口を突くというコミカルなタッチだったのが

麻生さんの元夫で、担当編集者でもある三浦翔平さんが
元妻が「おじさん」に憑依していることに気づき
その見た目おじさんに復縁を迫り、キスする場面を目撃してしまった時や
徐々に麻生さんが消えて行く終盤になると、このセリフがホントに切なく聞こえました

麻生さんの母親役の岸本加世子さんのセリフや演技も素晴らしく
最初は、娘の通夜の席に「ママ~っ!」と乱入して来たおじさんに
ひたすら驚き、不審感や嫌悪感を顕にしていたのが
そこはやはり母親ならではの直観で、間違いなく娘だと悟ると、好物の料理を作って食べさせたり

「おじさん」の、家族とやり直したいという思いに優しく頷いたり
「おじさん」でいる時間が長くなって、今度こそ本当に、二度と会えなくなると判った時
落ち込むモモチに話しかけるシーンは、涙腺がヤバかったっす!(汗)

ちなみに…このドラマのプロデューサー・貴島彩理さんは「企画を考え始めた当初、母親に
もしも私が死んで、知らないおじさんが『ただいま』って帰って来たらどうする?と訊いた
母は『ちょっとヤダなあ』と苦笑いしたのち『でも、娘だと判ると思う
仕方がないから、ごはんを食べさせると思うよ』と当然のように言った。うっかり涙が出た」
…と明かされていて「母は強し」という言葉を改めて実感しました

で、その松坂さんが、某国営放送で主演を務められた
「今ここにある危機とぼくの好感度について」は
「好感度」だけを武器に(笑)局アナをやって来た男性が、出身大学の広報担当に転職し
教授会から、隠蔽やら裏工作やら無理難題を押し付けられ奮闘

と言うには、元々の「事なかれ主義」に流されながらなので、かなりブレブレだし(苦笑)
…って、そもそも、局アナ時代から
「角が立たないように、中身のある発言はしない」ことで好感度を上げて来た(笑)人間には
目の前のことを、ナンとか穏便に丸く収めようとするだけでいっぱいいっぱいで(苦笑)
ナカナカ「正義の味方」にはなれず、問題自体は放置されがち…(汗)

まっ、やらかしちゃったあと、保身に走ったり
結果的に流されたりするトコにリアリティを感じましたし
だからこそ、松重豊さん演じる学長が、元教え子の言葉を受けて
野心あふれる理事(國村隼さん)たちからのプレッシャーをはね除け
自分の意志で決断を下すシーンが、ことのほか痛快に思えたんじゃないかと…?
コメント
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