ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド HEROESツアー川口3(ネタバレあり)

2019-11-01 18:13:00 | ライブ
情児さんの撮影があったためなのか?
この日の甲斐さんは、大きく左右に動かれることが少なかったらしく
奥さんは、自分がセンターにいる時の口癖「動かない甲斐さん、イイなあ♪」を連発(笑)

イヤ、もちろん全く動かれなかった訳じゃないみたいだけど
下手側のブロックへは、センターブロックとの間の通路辺りまで行かれては
すぐに引き返される…ということを繰り返しておられたそうで
下手側の端にいた甲斐友さんは、かなり不満気だったんだとか…(苦笑)

それはともかく…曲間をMCで繋がれた後(笑)
「みんなが知ってる曲をやりましょう」と【裏切りの街角】…続いて【そばかすの天使】
この2曲と、4曲目の【らせん階段】を除けば
ベストアルバムの1枚目は、中期~後期の甲斐バンドナンバーがズラリで
これは、先のサーカス&サーカスツアーが、その名の通り
1978年からの全国ツアーに因んだものとあって
初期~中期の曲中心に組まれていたことを受けてのものと思われます

まあ、おかげで、オリジナル甲斐バンドにこだわりを持つ我が家の住人は
あちらこちらで、大森さんの姿やギターの音を彷彿させられ
何度もうるうるしたみたいですが…(苦笑)

今ツアーの【そばかすの天使】は、ベストアルバムに収録された
オリジナルテイクとは大きく違い、甲斐さんが途中で観客に歌わせるシーンも…♪
ただ、曲が終わった後に「大成功!(笑)」とおっしゃったのにはビックリしたらしい(笑)

9曲目の【観覧車'82】では、甲斐さんがステージ上手側のPAの方をチラッとご覧になったことで
奥さんは、日比谷野音で、お帽子を蹴っ飛ばされた時の
「超!不機嫌」な甲斐さんを思い出しドキドキ(汗)

でも、特にイヤモニを気にされているご様子もなく
久しぶりの「レインボー」を堪能している内に「BIGGIG」の映像が目に浮かび
間奏では「甲斐さん、クルクル回って~♪」と密かに願ったようです(笑)

エンディングの「WOW、WOWWOW…」は
最初、甲斐さんが煽られることがなかったため、歌う派・歌わない派が真っ二つ(苦笑)
奥さんにとっては「もはや歌詞の一部」みたいだけど(笑)
しばらくしてから、甲斐さんがマイクを差し出されるまで
少々、か細い歌声になっていたんだとか…(笑)

10曲目の【メガロポリス・ノクターン】は
甲斐バンド最後のシングルで、かつ甲斐さんお気に入りの曲でもあり
ボクは、アニバーサリーツアーで取り上げられるのは、至極当然と受け取っていたんですが
「今年、この曲をやるなら、ボーカルは松藤さんでしょ」と奥さん

2年前の【かりそめのスウィング】のような「ジャズセット」が用意される間
甲斐さんが、甲斐バンド初のライブハウスツアーを行われた後
「まだまだやれる」と確信なさったことを話され
更に「松藤が、やる気マンマンで…(笑)」とか
「面白いこと言ったら、松藤が歌ってくれる」とおっしゃって(笑)ドラムセットの後ろにハケられると

一さんのブラシのドラムをバックに、松藤さんがリードボーカルを取られ
2コーラス目から、甲斐さん再登場という
【ビューティフル・エネルギー】方式で演奏されたそうです♪

そのまま同じこのセットで【安奈】へ…
甲斐さんは、ライブハウスツアーに続き
「ノードラムでやるのって怖いよね?イーグルスは頭オカシイ(笑)」とおっしゃいつつ
このスタイルがお気に召しているご様子?(笑)

観客に歌わせようとなさらなかった代わりに「着席勧告」もなく
3曲目が終わった辺りから、ずーっと土踏まずがツッていた(汗)奥さんは
「座りたい時に限って…(苦笑)」とちょっぴり恨めしく思ったらしい(笑)

そして、ベストアルバム2枚目のオープニングであり
ニューレコーディングされ、今ツアーの「肝」となる曲【ティーンエイジ・ラスト】
奥さんは、アルバムに収録されたテイクのサラッと歌われてる感じが、少し不満だったものの
ライブではどんな風になるのか?注目していたみたいだけど

「ナンで、最初っからそういう風に歌わないかなあ?」と歯がゆく感じられるほど
甲斐さんのボーカルはパワフルだったそうだし(笑)
アルバムで、大森さんとのツインギターをそのまま残したという間奏部分では
甲斐さんが、イチローさんの演奏にじっと耳を傾けられた後
小さく「うん!」と頷かれたのを見てうるうる…

その甲斐さんも演奏が終わった後、大きなガッツポーズと満面の「どや顔」を見せられたらしく(笑)
奥さんが「『大成功!』って言うなら、こっちでしょ(笑)」って言うくらい
まさに会心の出来でいらしたんじゃないかと…?(笑)

ただ、奥さんの隣におられた男性陣は、この曲に全く反応されず
「久しぶりの参戦だったのかなあ?」と申しておりました(苦笑)

続いては、ニューリミックスの【三つ数えろ】
イントロのギターと甲斐さんのハープをお色直しなさったとのことですが
ライブでは、オリジナルのイントロの華やかな緊張感みたいなものが少し薄れ
代わりに、大きくうねる波のような音のカタマリが押し寄せる感じがしたようで
甲斐さん渾身のハープ演奏と相まって「大人の【三つ数えろ】だった(笑)」と奥さん(笑)

土踏まずをツラせたまま(笑)いよいよ本編終盤の王道のラインナップ
まずは【氷のくちびる】からなんだけど
以前の甲斐バンドツアーで、甲斐さんのゴキゲンが怪しくなったのが、いつもこの曲で(汗)
どうやら、イントロが始まった途端にイヤモニがどうにかなるらしく

耳を押さえて、上手側をご覧になるところから始まり(苦笑)
イチローさんのモニターを指差され「下げて!下げて!」
ご自身のイヤモニを示され「上げて!上げて!」のジェスチャーを繰り返され
ヒドイ時には、マイクを床に叩きつけられたことも…(汗)

この日も耳に手をやられ、上手側をチラッとご覧になったので
ヒヤッとしたものの、それ以上のアピールはなく
というより、客席をご覧になって、にこやかに歌っておられたんだとか…(笑)

続く【ポップコーンをほおばって】と【翼あるもの】で
奥さんは、途中で手拍子を放棄した模様(苦笑)
前者は聞こえて来る手拍子がバラバラで、合わせられなかったためで(苦笑)
後者は「トントン拍子」じゃなかったためらしい(笑)

ともあれ、本編ラストは予想通りの【HERO】
まあ「『これぞ45周年!』というベストアルバムが作りたかった」ということは
そのアルバムと連動したツアーのセトリも当然「これぞ45周年!」となる訳ですし
来年の東京オリンピックに向けて、SEIKOとのコラボも新たな展開があるみたいだし
順当だったんじゃないでしょうか?

アンコール待ちの間に、とりあえず腰を下ろしたものの
靴を脱いで下手に触ると、土踏まずだけでなく、足全体がどうにかなりそうで(笑)
ただひたすら耐えるのみだった奥さん(苦笑)
「甲斐さんのライブ中でなかったら、絶対ガマン出来なかったと思う(笑)」
…って、かなりヤバイ脳内麻薬が分泌されてたってこと?(笑)

さて、アンコール1曲目は【嵐の季節】
思いっきり拳を突き上げ、遠慮なく大声で歌い、このところの仕事のストレスを一掃(笑)
でも、翌日の名古屋ライブの日、声は嗄れるわ、腕が痛いわ…体は正直ですね(笑) 

この辺りでメンバー紹介があり、甲斐さんからお名前をコールされた方が
軽く楽器を鳴らして、観客の拍手にお応えになる際に
その鳴らし方が短いと甲斐さん(笑)
でも、ライブハウスツアーよりメンバー増えてますし…(笑)
奥さんは、甲斐さんが今や何のためらいもなく
「ドラムス、松藤英男!」とコールなさることにグッと来たみたいです

そしてやっぱり大盛り上がりの【きんぽうげ】(笑)
甲斐さんにとっては、不本意かも知れませんが(笑)
甲斐さんの声や当時の甲斐バンドの「影」みたいなものにピッタリなんでしょうね?

アンコール1回目の最後…と思っていた【漂泊者】で
ツッた足もナンのその(笑)で大暴れしていて
ふと気づくと、後方から手拍子は聞こえて来るものの
奥さんの周囲の皆さんは、歌わず踊らず手拍子もなく…(汗)
「♪ひとりぼっちじゃ♪」のトコで拳は上げられていたそうだけど
「あんなに静かな【漂泊者】初めて聴いた(笑)」と驚いておりました(苦笑)

ここで、いったん楽屋に下がられるだろうと思いきや
最初からWアンコールなしに決まっていたのか?
それとも、ライブハウスツアーの時みたいに、疲れの見える(苦笑)観客を慮ってか?

甲斐さんのスタンドマイクの両隣、やや後方にスタンドマイクが2本セットされ
松藤さん、イチローさんとご一緒に【破れたハートを売り物に】が始まり
…が、マイクを通した甲斐さんの声が???な感じで
甲斐さんがマイクに手を添えられるとハウリング…音響に少々難アリだったんだとか…(汗)

「今夜は、みんな来てくれて感謝してます」と甲斐さん
45周年のアニバーサリーツアーらしく
「見たことのない景色をちょっとでも見たくて、頂を目指して来た」と話され
2年前の【最後の夜汽車】のごとく、ラスト曲は音源で
…との噂(苦笑)を一蹴する勢いで【熱狂】を熱唱

そういえば「最後」と銘打ったツアーが終わった後
「お楽しみはまだまだ続く」と手のひらを返されたのは(笑)
最終日の打ち上げで、船越さんが、この曲を歌い続けて欲しいとおっしゃったからだったなあと…

「泣け歌」で「ステージに立つ全ての人へ…」といったナレーションがあったけど
「次の街へ次の街へ バスに乗って夜汽車に揺られ」ている奥さんにとっても
この曲の歌詞は格別みたいですが(笑)
ステージ中央後方に置かれたミラーボールにライトが当たって、幻想的な光景に包まれた時
現地にいたのにミラーボールが全く見えなかった薬師寺ライブを思い出したらしい(苦笑)

それはともかく…後奏に入ると、甲斐さんが三方礼のように頭を下げられ
拍手と歓声の中【熱狂】はエンディングへ…と思ったら
最後の最後に松藤さんのドラムは「おかず」がてんこ盛り(笑)
でも、ライブハウスツアーの【東京の一夜】を上回る渾身のドラミングにも関わらず
スティックを飛ばされることはなかったそうです(笑)

そして、いつもの通り、メンバー全員でご挨拶
皆さんの表情を拝見する限り、今ツアーの初日は上々の滑り出しと感じられたみたいです♪
甲斐さん、松藤さん、イチローさんを残して、メンバーの皆さんが下がられ
「甲斐バンド」だけで挨拶なさる姿を見て
「この人たちって、10代の頃からつき合ってるんだよねぇ」
と改めて45年…イヤ、それ以上の歴史を実感した奥さん(笑)
イヤイヤ、あなたの歴史も相当ですよ(笑)
コメント
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