今回の「マクラ」は、11月15日付の朝日新聞夕刊(大阪版)「ぷれステージ」という頁に
「甲斐よしひろさん『甲斐バンド 45thアニバーサリーツアーHEROES2019』」の文字と
神戸国際会館・大阪フェスティバルホールの公演日が記され
「日本ロックの黎明期の1974年にデビューして
『裏切りの街角』『HERO』『安奈』など多くのヒット曲を世に送り出し
J-POPの礎を築いた甲斐バンドが今年デビュー45周年を迎えた
『ライブをひとつひとつ重ねつつ、まだ見たことのない頂を目指すとの思いが
原動力となってここまで来られた』と甲斐よしひろは話す」という書き出しに続き
「走り続けた45年間のキーワードは『挑戦』だ
東京のNHKホールにおけるロックバンドとしての初コンサート
大阪の花園ラグビー場や新宿副都心での野外コンサート
両国国技館こけら落としコンサート、日本武道館５日連続コンサートなど
日本のロック史に数々の伝説を残して来た
『リスクはあれど誰もやらないことをやるところに価値があるし、それがロック
僕らのファンもそれを楽しみにしている
若い頃は、ロックは格闘技と言っていたけど、今はロックは人生そのもの
歌うことが天職だと思えたのは10年ほど前
それを確信した今はとても幸せだ。生涯現役だね(笑)』」と甲斐さん
この一言で、自動的に「生涯現役のファン」を目指すことになった(笑)我が家の住人
甲斐さんのように健康管理に気を使うどころか、ほぼほぼ体に悪いことしかしてないのに(笑)
「とりあえずライブ会場に行けば、甲斐さんから元気が貰えるから(笑)」
…と、気力だけで乗り切る自信はマンマン(笑)
ともあれ、アニバーサリーベストについては…
「僕らが真摯にサウンドにこだわるようになったのは
82年のアルバム『虜』から３作連続で仕事をした
ニューヨークのトップエンジニア、ボブ・クリアマウンテンと出会ってから
今回はイギリスのマスタリングエンジニアのジョン・デイヴィスが
すごくいい仕事をしてくれて満足している
バジェットは高かったけどね(笑)」と話され
このアルバムの収録曲順が、ツアーのセトリであることに関しては…
「演奏曲順を先に知らせるのはリスクはあるけど、別のワクワク感があるはず
アルバムは予告編。ライブの生演奏で２度楽しんでほしい」とおっしゃってます
「永遠のHEROたちの飽くなき旅はまだまだ終わらないが
節目である45周年の集大成となるスリリングで熱い渾身のステージを体感したい」
…という結びの一節には、既に今ツアーに参戦された皆さんも大いに頷かれることと存じますが
奥さんはやはり「ライブバンド」の在り方としてというか
「ライブは生モノ」であり「ツアーも進化して行く」のが本来の姿だと思っているみたいで
ライブの流れが悪いところは、曲を差し替えたり
「どうしてもこれを歌いたい」あるいは「この曲はやりたくない」という日があれば
かつてのように、直前になってセトリに加えられたり、カットしたりも
「アリでしょ？」と申しておりました(苦笑)
おそらく？いきなり素明かりで始まった【漂泊者】や
【きんぽうげ】が、幻となった花園ライブを思い出していたんじゃないかと…？
で、又聞きライブレポの続きは、その花園ライブの暴動を鎮めた【安奈】から…(笑)
すぐ近くに甲斐さんがいらっしゃるので、当然、口パク熱唱だった奥さん(笑)
でも、再び立ち上がり【ティーンエイジ・ラスト】が始まると
どうにも堪え切れずにボリュームアップ(笑)
続く【三つ数えろ】では、新たに手を加えられたという
エンディングの甲斐さんのハープが、いつもにも増して迫力があったそうで
「スゴイ！スゴイ！」と心の中で連発していたら(笑)
更に、ハープを演奏しながらマイクをスタンドから引き抜かれ
イチローさんのギターとセッションなさっていたんだとか…♪
手のひらが腫れ上がるくらい手拍子して、水分補給もままならないまま
【氷のくちびる】【ポップコーンをほおばって】に突入
「ギターを弾く甲斐さん好き」にとっては、まさにベストポジションという席で
生音にドキドキ、甲斐さんのプレイにキュンキュン(笑)
以前、甲斐さんに真上から顔を覗き込まれて
あっけなく記憶を飛ばしたことが思い浮かんだらしい(笑)
妄想全開状態の奥さんによれば…(笑)
甲斐さんは、いつもの通り【氷のくちびる】のエンディングより
【ポップコーンを…】では更に下手側のステージ際に立たれたものの
ジリジリとセンター寄りに戻って来られ
最後には【氷のくちびる】の時と同じように奥さんの目の前にいらしたそうな…(笑)
