チャック・ベリーが亡くなったことについて
甲斐さんとは、ロックの先駆者でヒット曲を持つという共通点も多い中
唯一の違いは警察の世話になってるか
なっていないかでしょうという投稿に(笑)
「チャック・ベリーは、ホントに変人で(笑)
行く先々でローカルバンドを用意させてて
…自分のバンドを連れて行かないんですよ(笑)…
先にリハやらせて、本番寸前の数分前に着くんですよ
かるーく音合わせといて、すぐに本番
いつも契約時間内にピッタリおさめる(笑)
すぐにギャラを貰い、あっという間に車でパーッと立ち去る
そのために彼はいつも、本番中もデカイ時計を腕にしてまして
1曲終わるたびに見ながらやる(笑)
契約時間は、45〜50分だと思うんですけど
きっかり1分前に終わらせるっていう
ホントに有名な話があって
ローカルバンドやってたスプリングスティーンが
嬉々として喋ってる映像があるんですけど(笑)
『チャックはホントに凄かった
何にも心配しないまま来て、俺達ホントにこれで良いの?って…
でも、本人いないしね(笑)
チャランとやったら、OK!OK!OK!って、すぐ始まった(笑)』
天才って感じがしますよね」
「白人から迫害とか、色々あって
やってないことで留置場に入れられたり、いくつもあったんで
白人の綺麗な女性マネージャーだけを信用して
延々、ホントにこの年齢までやった訳ですから、凄いと思うんですけど」
…と、早口で話された後
「チャックの話も色々面白いんですけど…」とムッシュ特集に戻られ
「タワー・オブ・パワーが来日してるから
『我が良き友よ』のアルバム作ってる時に
断られたら仕方ないけど、声かけてみる?って声かけたら、OK出て
東芝の1スタで…甲斐バンドもやってたスタジオで
あっという間にアレンジつけて、すぐ録ったという…
僕はもう、かまやつさんの真価はこの曲が一番
もちろん、かまやつさんが作詞だし、自分でトーキングやってるんですけど
一番、彼の考え方ココだろうな
要するに、一つのことを延々掘り下げてやるんだと
自分を高みに、そのために持って行く必要があるんだってことを
少年のようなピュアな心で接するんだ!音楽は…と言ってます」
…と、3曲目【ゴロワーズを吸ったことがあるかい】
この曲は【我が良き友よ】をどう表現したら良いか?戸惑われ
また、事務所やレコード会社からは「その路線」を指示されたムッシュが
「たとえ売れなくても、自分の好きな音楽をやりたい」と
意志を貫いて作られた曲だそうです
そうそう!来月、甲斐さんと入れ違いに
タワー・オブ・パワーがビルボードでライブをやるみたいですね
それはさておき…この曲が終わった後に、意味不明な「ワープ」があり
再び、チャック・ベリーの話と【ゴロワーズ…】…(笑)
曲明けに「ゴロワーズとは何ぞや?と」と甲斐さん
「フランスの労働者階級が吸うタバコですね
ムッシュも歌ってたけど『ジャン・ギャバンがシネマの中で吸ってる奴さ』
っていうホントに短く短くなるまで吸う感じの強いタバコです」
…と説明なさってましたが、アラン・ドロンが、車庫入れをするシーンで
シャツの左胸のポケットに入れてるタバコのパッケージから
左手で1本抜き出して、口にくわえ
火を点けないまま、車を車庫に入れて
車から降りる時に、ポイッと投げ捨てる…という
無駄にシビレる仕草があったんだけど(笑)あれはジタンだったのかなあ?
北方謙三さんの小説にも出て来たような気が…?
ここで、ビルボード・ツアーの告知があり
「去年と同じ3人の先鋭的な演奏をする若い連中とやります」と甲斐さん
…で、ゴロワーズからフランス繋がりなのか?
亀和田武さんの「60年代ポップ少年」について
先月の放送用に投稿した奥さんのメール(苦笑)
奥さんによると、毎回のようにひと月遅れで読まれるのは
Kメールに書かれている締め切りギリギリに投稿したメールみたいで
一応「消印有効(笑)」ではあるものの
前もって、甲斐さんの事務所に送られているらしい
下読み分には含まれてないんじゃないかと…?
ともあれ…「ポップ少年」の中で
亀和田さんは「私の好きな日本人ミュージシャンには
冒頭からいきなり『映画を観るならフランス映画さ』と歌い出される代表曲がある
私より五つ年下のシンガーは
その曲に『ポップコーンをほおばって』というタイトルをつけた
フランス映画とポップコーンの組み合わせが
絶妙な効果を生んでいる
ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちの多くが
アメリカのB級ギャング映画や西部劇を愛した、パリの映画少年だったという事実を
見事になぞった一節に思える」と書かれていて
「ポップコーン」には、そんな意味が込められていたのかと
「目からウロコ」の気分になりました
という投稿を読まれ、甲斐さんいわく…
これは、亀和田さんが凄くよく良い意味で理解してくれてるってことですね
僕は、そこまでは狙ってませんけども(笑)
僕がこの曲を書いた動機と
【ポップコーンをほおばって】を聴いた人の動機は、みな違いますからね
書き手と受け取り方は、みな違うんで
亀和田さんは、こういう風に受け取ってくれたっていう
素晴らしい理解というか、素晴らしい理想的な受け取り方って感じがして
申し訳ないんですけど(笑)
まあ、甲斐さんはこれまでにも
「100人の人間がいたら、100通りの受け止め方があるし
どういう風に聴こうが、それは聴き手の自由だから」といったことを
たびたびおっしゃってましたが
この亀和田さんのアプローチの仕方は
かなり嬉しく思っておられるような感じですね
「『60年代ポップ少年』面白かったですね
亀和田さん、ちゃんと送ってくれて、僕も全部読みましたけど
非常にフットワークが軽快だし
小林信彦さんもエッセイで褒めてました
よかったら是非、読んで頂きたいと思います」と
オススメなさっている甲斐さんの声が
ちょっと笑いを含んだ調子だったのは
たぶん、ご自身の曲のことをこんな風に記されているのが
照れくさかったんじゃないかと…?(笑)
甲斐さんとは、ロックの先駆者でヒット曲を持つという共通点も多い中
唯一の違いは警察の世話になってるか
なっていないかでしょうという投稿に(笑)
「チャック・ベリーは、ホントに変人で(笑)
行く先々でローカルバンドを用意させてて
…自分のバンドを連れて行かないんですよ(笑)…
先にリハやらせて、本番寸前の数分前に着くんですよ
かるーく音合わせといて、すぐに本番
いつも契約時間内にピッタリおさめる(笑)
すぐにギャラを貰い、あっという間に車でパーッと立ち去る
そのために彼はいつも、本番中もデカイ時計を腕にしてまして
1曲終わるたびに見ながらやる(笑)
契約時間は、45〜50分だと思うんですけど
きっかり1分前に終わらせるっていう
ホントに有名な話があって
ローカルバンドやってたスプリングスティーンが
嬉々として喋ってる映像があるんですけど(笑)
『チャックはホントに凄かった
何にも心配しないまま来て、俺達ホントにこれで良いの?って…
でも、本人いないしね(笑)
チャランとやったら、OK!OK!OK!って、すぐ始まった(笑)』
天才って感じがしますよね」
「白人から迫害とか、色々あって
やってないことで留置場に入れられたり、いくつもあったんで
白人の綺麗な女性マネージャーだけを信用して
延々、ホントにこの年齢までやった訳ですから、凄いと思うんですけど」
…と、早口で話された後
「チャックの話も色々面白いんですけど…」とムッシュ特集に戻られ
「タワー・オブ・パワーが来日してるから
『我が良き友よ』のアルバム作ってる時に
断られたら仕方ないけど、声かけてみる?って声かけたら、OK出て
東芝の1スタで…甲斐バンドもやってたスタジオで
あっという間にアレンジつけて、すぐ録ったという…
僕はもう、かまやつさんの真価はこの曲が一番
もちろん、かまやつさんが作詞だし、自分でトーキングやってるんですけど
一番、彼の考え方ココだろうな
要するに、一つのことを延々掘り下げてやるんだと
自分を高みに、そのために持って行く必要があるんだってことを
少年のようなピュアな心で接するんだ!音楽は…と言ってます」
…と、3曲目【ゴロワーズを吸ったことがあるかい】
この曲は【我が良き友よ】をどう表現したら良いか?戸惑われ
また、事務所やレコード会社からは「その路線」を指示されたムッシュが
「たとえ売れなくても、自分の好きな音楽をやりたい」と
意志を貫いて作られた曲だそうです
そうそう!来月、甲斐さんと入れ違いに
タワー・オブ・パワーがビルボードでライブをやるみたいですね
それはさておき…この曲が終わった後に、意味不明な「ワープ」があり
再び、チャック・ベリーの話と【ゴロワーズ…】…(笑)
曲明けに「ゴロワーズとは何ぞや?と」と甲斐さん
「フランスの労働者階級が吸うタバコですね
ムッシュも歌ってたけど『ジャン・ギャバンがシネマの中で吸ってる奴さ』
っていうホントに短く短くなるまで吸う感じの強いタバコです」
…と説明なさってましたが、アラン・ドロンが、車庫入れをするシーンで
シャツの左胸のポケットに入れてるタバコのパッケージから
左手で1本抜き出して、口にくわえ
火を点けないまま、車を車庫に入れて
車から降りる時に、ポイッと投げ捨てる…という
無駄にシビレる仕草があったんだけど(笑)あれはジタンだったのかなあ?
北方謙三さんの小説にも出て来たような気が…?
ここで、ビルボード・ツアーの告知があり
「去年と同じ3人の先鋭的な演奏をする若い連中とやります」と甲斐さん
…で、ゴロワーズからフランス繋がりなのか?
亀和田武さんの「60年代ポップ少年」について
先月の放送用に投稿した奥さんのメール(苦笑)
奥さんによると、毎回のようにひと月遅れで読まれるのは
Kメールに書かれている締め切りギリギリに投稿したメールみたいで
一応「消印有効(笑)」ではあるものの
前もって、甲斐さんの事務所に送られているらしい
下読み分には含まれてないんじゃないかと…?
ともあれ…「ポップ少年」の中で
亀和田さんは「私の好きな日本人ミュージシャンには
冒頭からいきなり『映画を観るならフランス映画さ』と歌い出される代表曲がある
私より五つ年下のシンガーは
その曲に『ポップコーンをほおばって』というタイトルをつけた
フランス映画とポップコーンの組み合わせが
絶妙な効果を生んでいる
ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちの多くが
アメリカのB級ギャング映画や西部劇を愛した、パリの映画少年だったという事実を
見事になぞった一節に思える」と書かれていて
「ポップコーン」には、そんな意味が込められていたのかと
「目からウロコ」の気分になりました
という投稿を読まれ、甲斐さんいわく…
これは、亀和田さんが凄くよく良い意味で理解してくれてるってことですね
僕は、そこまでは狙ってませんけども(笑)
僕がこの曲を書いた動機と
【ポップコーンをほおばって】を聴いた人の動機は、みな違いますからね
書き手と受け取り方は、みな違うんで
亀和田さんは、こういう風に受け取ってくれたっていう
素晴らしい理解というか、素晴らしい理想的な受け取り方って感じがして
申し訳ないんですけど(笑)
まあ、甲斐さんはこれまでにも
「100人の人間がいたら、100通りの受け止め方があるし
どういう風に聴こうが、それは聴き手の自由だから」といったことを
たびたびおっしゃってましたが
この亀和田さんのアプローチの仕方は
かなり嬉しく思っておられるような感じですね
「『60年代ポップ少年』面白かったですね
亀和田さん、ちゃんと送ってくれて、僕も全部読みましたけど
非常にフットワークが軽快だし
小林信彦さんもエッセイで褒めてました
よかったら是非、読んで頂きたいと思います」と
オススメなさっている甲斐さんの声が
ちょっと笑いを含んだ調子だったのは
たぶん、ご自身の曲のことをこんな風に記されているのが
照れくさかったんじゃないかと…?(笑)