ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐さん始動2

2017-04-21 12:02:00 | メディア
KAISURFにビルボード・ツアー直前インタビューがアップされましたね♪

やはり「3年連続3回目ということで
新たな切り口は当然考えているんですけど」と甲斐さん
「ただ、去年はちょっと上手く行き過ぎたところもあるかなと思うんです」と

これまで、ご自身で編集を手がけられたライブ音源を
「改めて聴くことはなかった」方が「毎日聴いてる」というくらい
会心の内容でいらっしゃったことで

「現状維持を目指すと、テンションはだんだん下がって行くものだから
新たな角度をつけるためには、選曲をよく考えないといけない」

…と話されているように、このところのラジオでは
「リハーサルが近づいて来てるぶん
ハッキリ言って曲順、何選ぶか?とプレッシャーがある訳です

おまけにどの曲落とすか?
【500マイル】は生き残るんだろうか
【安奈】はどうなるんだろうか
そういう話とか、いっぱいあるんですけど…」とか

「ものすごい選択をしている訳ですよ!自分の全ての才能をかけてですね」と
かなりセトリに悩まれているご様子でしたよね

「NY三部作ではないですが『この国は3年連続同じものを見せないと
人の心に入り込まないというところがある』と
昔から言って来たんですよね」という言葉や

甲斐報で柿沢さんが明かされていた…「私の妙な『熱』を感じ
『じゃあセットリストどうしようかなぁ』と笑いながらおっしゃっていた

いやいや!甲斐さん、みんなの『熱』をそれぞれ拾って下さっていたら
ありすぎて大変なことになりますから!」とのくだりからは

押尾さんとの「MEETS」ツアーの3回目「RETURNS」が
ついにアコギではなく「フルバンド」のようになったみたいに
内容をガラリと変えて新しいことをやりたい気持ちと

過去2回のツアーで根づいたものを残した方がいいのか?という思いが
せめぎ合っておられるような気がします

ともあれ、その内容については
「例えば、ナッシュビルの有能なミュージシャン達と作り上げた
『翼あるもの』というカバーアルバムがありますが
その中からまだやっていない曲をピックアップする

さらには、みんながかなり聴き馴染んでいる
甲斐バンドのナンバーも持って来る
そういう選択肢がありますが
そのどれを選んでも、見える景色は音源とは全く違うと思いますよ

特に甲斐バンドの曲は、字面で見れば
『なるほど、あの曲をやるんだ』という感じだと思うんだけど
でも、そこでみんながイメージする以上のものが
生まれるのは間違いないですね」とおっしゃってます

また、先日ご紹介した「押し弾き」へのメッセージは
「『古くて新しけりゃフォークソングだ!』を謳い文句に
もちろんフォークもあり、カントリーもブルースもあり

様々なジャンルの音楽を、都会のキャンプファイヤーのように(笑)
炎を立ち上げ、火を放って行きたいって感じですかね
もちろん、ヒット曲もチャンと盛り込みながら…」とのことでした

で、具体的にはどの曲なのか?と考えても
絞り込めるものではないんですが(笑)
我が家のリクエスト曲を挙げますと…

「翼あるもの」だけでも、ムッシュ追悼の【喫茶店で聞いた会話】
初回のビルボード・ツアーで【10$の恋】を聴いて以来
奥さん悲願の【ユエの流れ】と【サルビアの花】

「かなり聴き馴染んでいる甲斐バンドの曲」は
この「フォーク」シリーズで、毎回取り上げられている
アルバム「この夜にさよなら」から【最後の夜汽車】と【きんぽうげ】が急浮上(笑)

まあ、ボクは【スウィート・キャンディ】
奥さんは【そばかすの天使】が聴きたいんですけど…(笑)

あとは…やはりムッシュの【どうにかなるさ】
これはもちろん、鈴木健太さんとお二人で♪

【500マイル】は生き残りそうですが
入れ替わるとしたら、前回おっしゃっていた【悲しきジェットプレーン】?

ブルースは、もう何年も奥さんが推してる(笑)
EGO-WRAPPIN'の【色彩のブルース】か
前回の【黄昏に消えた】に続き、メモリアル・シングルから
【ランナウェイ・ブルース】

ただ「この閉塞した時代に心にぴったり寄り添う
暖かな火を灯すような歌を歌いたいな」という言葉は
【安奈】や【破れたハート…】を連想させますし

【円舞曲】や【吟遊詩人の唄】は
このツアーのテーマソングと言っても良いくらいだし
限られた時間の中に、新しい曲を取り込もうとしても
限度がありますよねぇ…(汗)

まあ「セットリストについて、もう少し話すと…」というトコで
「以下、第2回に続く」となっていたので、また改めて考えるとして(笑)

KAISURFでの「ビルボード・ツアー2016」のDVD発売告知に
「若き3人の気鋭のミュージシャンのサポートを得て
現代的なイマジネーションとトラッドなサウンドスタイルが交錯する」
…との文字が映し出されていたり

「今回も若くて先鋭的なミュージシャンと
尖ったグルーヴを更に進化させて放って行きたいと思っております」
…という甲斐さんの言葉があったことを踏まえて
インタビューに戻りますと…

「メンバーがそれぞれにグルーヴの感度を確実に上げてるから
それだけでもうすごいことになるとは思うんですよ」

「そもそも、あの少ない人数でオーディエンスを納得させるには
グルーヴが太くないとダメだし

それに加えて、メンバー全員の考え方が、整理されて迷いがなく
進む方向がキチッとしていないと、あの小編成では保たないんです

ということは、メンバーは相当な緊張感を強いられるし
曲ごとに自分たちで楽曲をどんどん新陳代謝させていくという欲がないと
あのグルーヴは出せないものなんだけど

そこのところが、あの3人は間違いがないということなんですね
去年よりも更に自分たちの感度と情熱を上げていくということについて
みんな全くブレてなかったです」と
改めてお三方に対する信頼感が増しておられるご様子

甲斐報に掲載されていた松藤さんの
「ビルボード・ツアー2016」のレビューを読むと

「まず、フォークとかロックとか、そうしたこと以前に
バンド音楽だし、グルーヴ音楽だなあと思いました

例えば、押尾くんとやる時には
押尾くんの一人オーケストラに甲斐さんが乗っかるという感じで
そのオーケストレーションが最大の醍醐味という感じだけど

ここではメンバーの関係性の中で作ったグルーヴに
甲斐さんが乗っかってるという意味で
すごくバンドっぽいと思うんです」と記され

そして、いつものように(笑)「甲斐バンドでも実は甲斐さんの歌が
グルーヴの出どころだったりすることが結構あるんだけど

このバンドでは、メンバーの演奏にグルーヴを任せて
その上に乗っかって歌ってる感じがします」と
さすが「ボーカルバンド」のメンバーの方らしいコメント

ただ、奥さんに言わせると
「見終わったところで『いいバンドです』とメモってました
演奏がね、セッション・ミュージシャンの感じじゃないんですよ
本人たちもバンド的な楽しさを味わってたんじゃないかなあ」との言葉は

今まで甲斐さんが、ソロ・ツアーで選んで来られた
セッション・ミュージシャンの皆さん全員と
「バンド」として演奏なさっていた…

少なくとも甲斐さんはそう考えておられた…んじゃないか?
だって、レコーディングじゃなくて、ライブをやるんだから…と申しておりました(笑)

もっとも「そういう意味では、去年よりも
今年の方が、より味が出る感じですよね」とのご意見には激しく同意ですが…(笑)

その松藤さんは「去年は元々アコギで作った曲が多かったと思うんですけど
今年は全然違う成り立ちの曲も選んで来るんじゃないかな

甲斐バンドの後期の曲とか、ソロになってからの曲とか」と予想なさっていて
ますます、第2回目が待ち遠しいです(笑)
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