昨年秋に、日本テレビの「満点☆青空レストラン」で紹介した、秋田県美郷町の「ゆめおばこ」。
このお米は、「JA秋田おばこ」が進めている「箱入り娘」ブランドの最初の品種で、名前から判るように、秋田おばこ管内が栽培適地となっている品種である。
そこに今回、秋田県の山間地に適する、秋田県のオリジナル品種である「秋のきらめき」という品種が加わる事になった。
つまり、「箱入り娘」は2品種になり、「箱入り娘」のキャラクターも2人になる。
少し前の東京での打ち合わせの時に、「箱入り娘 秋のきらめき」を始める事は、「JA秋田おばこ」から聞いていた。
そして、既に、ブランドシートも出来ている。
この「秋のきらめき」という品種は、以前、日本テレビの「満点☆青空レストラン」で紹介した「淡雪こまち」を栽培している「JAかづの」で栽培されていて、こだわり米・差別化米を取り扱っている「はくばく」を通して、全国の米屋に届けられている。
そして、「箱入り娘 ゆめおばこ」も、取り扱いは「はくばく」なのである。
同じ流通に同じ品種。
「JA秋田おばこ」は「箱入り娘」シリーズでのブランド化。
「JAかづの」は、ブランド化を進めていない。
JAとしての戦いであれば、「JA秋田おばこ」に「JAかづの」が勝てるはずはない。
でもこれは、お米同士の戦い。
JAの大小は関係ない。
自分としては、お互いに特徴が出て、お互いに差別化出来れば理想と思ってはいるのだが・・・・