こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

緊張が無くなったら、眠気が襲ってきた

2009年09月14日 13時16分54秒 | Weblog
「もういいや」と緊張を解いてしまったら、一気に来たのが眠気。

店にいても仕事をしてても、出てくるのはアクビばかりで、目を瞑ろうものなら、即座に寝てしまうのだ。

今日はこれから2つの打ち合わせがあるのだが、それが終わったら、速攻で寝ることにしよう。
一度思いっきり寝てしまって、スッキリしてから玉川島屋へ納品に行けば、丁度良いし・・・・
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もういいや。疲れた

2009年09月14日 10時22分49秒 | Weblog
自分をよく知っている人なら、自分が一つのお米をブランド化しようとしている時の、異常さを知っていることだろう。

食べては吐いて、また食べては吐いて。
そんなことを繰り返すと、体力が無くなってしまうので、それを恐れて、吐くことが分かっていても、さらに食べ続ける。
寝ていても、頭に閃くことがあれば時間に関係なく、直ぐに飛び起きてパソコンに入力をはじめ、そのまま朝なんていうことも当たり前。

当然、体力は落ち続け、胃も弱くなってしまうため、ずっとビタミン剤や胃薬を飲み続けなければならないのだが、ビタミン剤はほとんど効果が無くなり、市販の胃薬も直ぐに効かなくなってしまうため、部屋にはビタミン済と胃薬がゴロゴロ。

「産地のためになるのなら」と、そんなになってまでもブランド化をし続けているのだが、今日、その張りつめていた思いが切れてしまった。
今はただ「疲れた」という脱力感だけ。

もういいや。

自分は100歩下がって、ブランド化については、出来る出来ないは関係なく、産地の考え方に全て任せようと思う。
これから各産地は、自分たちで一生懸命考えて、ブランド化をしていってほしい。
今まで通り、助言であればいくらでも協力はする。

まだ、自分にブランド化を手伝ってほしいというのなら、とにかく消費地というものを理解して、決めるものは直ぐに決め、行動するからには、素早く動くようにしてほしい。
ブランド化というものは、動きだしたら止めることは不可能。
止まるということは、失敗を意味するのだから。

とりあえず今日からは、ガタガタに崩れてしまった体調を、1日でも早く戻すことに専念しようと思っている。
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「つや姫」の店頭売価はいくらなの

2009年09月14日 01時35分43秒 | Weblog
数回前からの、山形県庁との打ち合わせの中で、もっとも大事なことなのだが、毎回全く進展していないままとなってしまっている問題がある。
それは、店頭価格で、いったい山形県庁としては、いくら以上で販売したいと考えているのだろうか。

いままでの打ち合わせの中だと、1kg500円程度と言っているのだが、本当にこんな安い価格で販売してしまってよいのだろうか。

「つや姫」は、つや姫の栽培適地で有機栽培や、特別栽培に取り組んでいる農家の中から選ばれた、たった101の個人・団体で、21年産米については、およそ61haで300tを生産するだけなのだ。
そして栽培方法は、21年産米の全量、山形県認証の特別栽培農産物として、農薬と化学肥料を5割減にしたものなのだ。

天候不順・温暖化・高齢化・後継者問題・産地の衰退など、いろいろな問題があって、お米は安く売っている場合ではないのに、山形県としては最後となるかもしれない貴重な新品種「つや姫」を、1kg500円程度の激安価格で販売してしまってよいのだろうか。
この価格では、大手スーパーの安売りPB米と同じではないか。

もしもこの価格で販売というのなら、山形県内で栽培されている特別栽培農産物の全ての価格も下げざる負えなくなってしまうだろう。
そんな事態となってしまったら、さらに若い生産者などは、県・全農・農協に反発してしまって、独自の販売を目指していってしまって、山形県は目茶目茶になってしまうだろう。

販売まで、既にカウントダウンは始ってしまっている。
山形県としても、「つや姫」ブランド化戦略実施本部としても、どうするつもりなのだろうか。

カウントが進むごとに、ブランド化の道が壊れていってしまっているので、早くしないと、大変なことになってしまうと思うのだが。
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「つや姫」の米袋のデザインは酷すぎる

2009年09月14日 00時56分45秒 | Weblog
8月28日に、「つや姫」ブランド化戦略実施本部会議が、山形市内で開催されて、「つや姫」のロゴマークとパッケージデザインが、吉村美栄子山形県知事より発表されたのだか、自分としては、最悪の米袋が誕生したのではと思っている。

山形県で、名前の最終候補が7つあって、どれにするか悩んでいるというので、「それなら」と玉川島屋のスズノブの売り場を貸して、試食アンケートをとらせた結果、一番人気となった「つや姫」というアンケート結果が、最終的には決定要因となったと聞いている。

だから米袋の時も、最終候補の3つの中から選んでもらうために、再び玉川島屋の売り場を貸したのだが、その時は「バラバラになってしまった」と言っていたので、玉川島屋のお客様の場合は、率直に答えたり選んだりしてくれる人ばかりなので、そんなはずはないのだが、と不思議に思っていたら、発表された米袋のデザインを見て、「こんなデザインを3つ見せられても、選ぶはずがないのは当たり前だ」と、バラバラになった意味がようやく判った。

しかし、どうしてこんなデザインになってしまったのだろう。

品種名が「つや姫」。つまり「つや」が売り物なので、当然、「姫」というから、女性を意識して、さらに「つや」も意識したデザインを造るだろうと思っていた。
ところが、蓋を開けてみたら、米のマーク「※」をデザイン化したそうで、三角の一つ一つが山形県の「山」にもなっているそうなのだが、そんな説明されなければ判らないようなデザインなら意味がない。
だいいち、米のマーク「※」には見えないで、米袋にデッカク「×」と入っているようにしか見えないし、色合いも「つや」とは無縁で程遠い。
このデザインの、どこに「つや姫」が居るのだろうか。
それに、今の米業界に「※」を使っている店はほとんど存在していないし、消費者も「※」がコメのマークだということを忘れてしまっている。

さらに、選考の時に、お米を店頭の台に載せて販売することなどは、全く考えていなかったのだろうか。
横並びに米袋を並べたら、ただの風呂場かトイレのタイルのようにしか見えないし、積み上げても色合いが弱いのでボリュームが出ない。

当然販売するとなれば、ノボリを店頭などに出したりするのだが、このデザインのノボリだと、数本近付けて立ててしまうと、戦国時代で鎧武者が出てくるみたいになってしまう。

参った。
時間がないので、今年はこのデザインを使用するしか方法がないが、もしも来年も販売することになったら、オリジナルのデザインを作るしかなさそうだ。

もっとも、今の山形県庁の考え方では、来年があるかどうかが先なのだが。
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またまた「つや姫」に問題点

2009年09月14日 00時09分53秒 | Weblog
10月11日にの山形県の新品種「つや姫」は、玉川島屋のアリーナホールでのイベントは無くなったが、B1スズノブでは先行販売されることとなっている。
ところが、またまた山形県庁のお粗末さを思い知らされることが起こってしまった。

山形県にとって、最後となるかもしれない新品種のお披露目なのだから、知事がコメントすることは当然のことで、その時に山形県庁もそばにいることも当然。
これについてはなんの問題もない。
問題はここからで、知事のコメントが終わり、「つや姫」のお披露目が終わったら、知事も県職員も、売り場には誰も残らないというのだ。
つまり、後はスズノブで勝手に売ってくれということ。

常識的に考えて、こんなことってあるのだろうか。

スズノブの売り場には、沢山の産地のお米が並んでいるわけで、当然、売り場に買いにくるお客様は、自分のほしいものを決めてきている。
だから、いくらお披露目があったからといっても、売り場としては声かけはするものの、そのお米だけを集中して売ることはできない。
だから、一人でも多くの人に食べてもらうためは、産地の人の協力が必要なのだが、その派遣が無いというのだ。
これでは売れるはずがない。

やっぱり、どう考えても、山形県庁の「つや姫」に関する考え方はおかしい。
最初から「つや姫」については、ブランド化をする気持ちがないのではないだろうか。
ブランド化したいと思う気持ちがあるのなら、知事が居ようが居まいが、少しでも売り場にいて、消費者の反応を得ようとするのがあたりまえだのことだと思う。
売り場で消費者の反応を得て、来年からの販売方法の検討やブランド化の方向性を決めることは、「つや姫」の来年以降の生死にかかわる大切なことなのだが。

それとも、もしかしたら山形県庁としては、「つや姫」は、黙っていても売れる米だと思っているのだろうか。
もしもそんな風に考えているのなら、お笑いものだ。
「つや姫」は、コシヒカリを父親と母親までに、何回も掛け合わせて作り上げた、つまりは山形県で誕生したコシヒカリなのだ。
ところが、コシヒカリは既にブランド米としての力を失い始めていることは、消費地では明らかとなっている。
その消費地に、時代に遅れて、いまさらコシヒカリを持ってこようというのだから、どう考えたって、簡単にはいかないことは判っていることなのだ。
だからこそ自分は、山形県庁に対してガンガン文句や注文を付けているのだ。

知事がわざわざ東京まで上京してきて、お披露目をするというのだから、自分としても「山形県としてブランド化したいと考えている」のだと思ったので、売り場で3日間続けて試食販売できるように売り場のイベントの調整して、山形県の応援のもとで、試食アンケートを取りながら、その3日間で900kgの販売を考えていた。
しかし、山形県からの応援が無いのであるのなら、3日間は続けるとしても、いつも通りの試食販売に戻して、全体で180~200kg程度に下方修正したほうがよいと考えている。
ということは、スズノブの店も暇じゃないので、試食アンケートなんて取っている時間がないから、アンケートも中止だな。
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