こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

稲刈り体験ツアー募集&トークショーのご案内

2008年10月05日 14時19分22秒 | Weblog
 大丸浦和パルコ店の開店1周年記念イベントとして、2つのイベントがあります。
お近くの方は、奮ってご参加お待ちしております。

1.親子で参加する「稲刈り体験ツアー」の募集
 さわやかな秋空のもとで、「こうのとり伝説米」の故郷で、親子で稲刈りをしてみませんか。
稲刈り後は、新米のおにぎりや豚汁などを用意しています。
また、昼食後は、近くのコスモス畑の散策を、お楽しみいただけます。

日  時 平成20年10月12日(日)雨天の場合は13日(月・祝)
集合場所 埼玉県鴻巣市明用636-1
     コスモスアリーナふきあげ 駐車場(駐車場は無料)
集合時間 10時30分(昼食後解散)
参 加 費 大人1人500円 中学生以下 無料
     参加1家族につき、新米2kgプレゼント
募集人数 15家族(申し込み順) 最小開催募集人員20名
募集期限 10月9日(木)必着

応募方法 はがき、FAX、Eメール、電話にて
     事務局(JA鴻巣市)あてに申し込み
記入内容 住所、氏名、参加人数、電話番号
     集合場所までの交通手段(自家用車、シャトルバス等)
応 募 先 JA鴻巣市(経済センター)
     〒365-0071 埼玉県鴻巣市寺谷473-1
     TEL 048-596-2701
     FAX 048-596-7932
     Eメール jkounosu@bz01.plala.or.jp

主催 JA鴻巣市特別栽培米部会
後援 JA鴻巣市、北足立農業振興協議会
協力 大丸浦和パルコ店


2.大丸浦和パルコ店内でのトークショー
 5つ星お米マイスター西島豊造による、お米の最新情報盛り沢山のトークショーが開催されます。
当日は、他の方のトークショーもありますので、お間違いなくお集まりください。
(自分のトークショーは1回限りです)

内 容 お米の最新情報
日 時 平成20年10月12日(日)
場 所 大丸浦和パルコ店B1
時 間 16時(約1時間)
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新ブランド米の試食販売の初日を終わって

2008年10月05日 12時56分51秒 | Weblog
 昨日は、玉川島屋B1にあるスズノブで、茨城県常陸太田市のコシヒカリ「みずほちゃん」の試食販売初日だった。
その中で、今回初めて、他産地のコシヒカリとの試食比較をすることになったことで、かなりの不安があったのだが、やはり不安は的中してしまった。

 茨城県常陸太田市の水は「硬水」、玉川島屋の水は浄水器を通した「軟水」。
これだけでもお米の炊き上がり具合は異なってしまう。
ましてや使用している炊飯器も違うため、産地の人たちからすれば「全く違ったお米」と感じてしまうほどだったそうだ。
そのために、試食販売前に、産地の人たちが「こう話そう」と考えていた内容が、ことごとく使えなくなってしまったため、試食販売が始まる前から、産地の人たちの顔は不安顔となってしまっていた。

 今まで、自分たちが試食をさせる時には、地元からお水まで持ち込んで、その水で炊いていたため、なんの問題も無かったらしい。
そのため、違う水を使うと、自分たちのお米が、どんなふうに炊き上がるのかという勉強をしていなかったそうだ。
 試食販売をするときには、その地域のお水で炊くのは、基本中の基本。
なぜなら、消費者が毎回お米を炊くときに、地元のお水で炊ける訳が無いからである。

 それでは実際に、どんな炊き上がりになっていたのかというと、炊き上がりのご飯粒の大きさは「普通」。
しかし、自分の店の大粒のお米に見慣れていると「やや小さい」となる。
ご飯粒の食感は「やや強めorやや硬め」。艶は「有り」。
香りは「普通」で、炊飯器を変えると「やや強い」となる。
粘りについても「普通」で、炊飯器を変えると、これも「やや強い」となる。
問題なのが甘味で、これについては「やや弱い」で、炊飯器を変えると「普通」となる。
 こんな評価を言うと、このお米は駄目なのかと感じるかもしれないが、そうではなく、まだブランド化の初年度のため、食感の強さと、甘味のバランスが取れていない状態だということで、この程度なら、栽培コントロールによって簡単に修正することが出来るため、全く問題にはならない。
 今年のお米は、ご飯の炊きあがりで、米粒感を求める人や硬めが好きという人には合うお米だろう。

 このお米のブランド化については、試食販売するまで、約3年と見ているのだが、今回、産地の人たちが、思った以上に「井の中の蛙」だということが判ったことで、3年でブランド化させるには、膨大な量の情報を教え込まなければならないことと、かなりスピードをあげて実行していかないとならないということが判った。
まあ。熱心な産地だから、石に噛り付いてでもついて来るだろう。
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