
10000年の縄文の文化は「本質・真実・単純化」に到達、これが、この国の底流となり、奈良・平安・鎌倉そして室町時代に着地、奇人・世阿弥の登場、彼は時間・空間を解体して、真実を引きずり出そうとする。
カマクラ・その舞台、
しずやしず
しずのおだまき くりかえし・・・
「おのれ しずか のろけおって」
「うたわせてください うたわせてください」
「・・・」
「まわせてください まわせてください まわせてください」
「ううう ゆるせぬ」
「たたかいが おとこのいのちなら 恋はおんなのいのちなのです
うたわせてください うたわせてください
まわせてください まわせてください まわせてください」
「まさこ まさこ いっしょうの いっしょうのおねがいです」
帝京大アメフト部の選手のようなカマクラのもののふが袖でナミダをぬぐう、
みよしのの みねのしらゆき ふみわけて
いりにしひとの あとぞこいしき・・・
10000年の伝統は、見事に大輪の花になった。