小松は記す、
「古代人は、自らの意志で、生きたまま仮死状態に入り、神秘の夢の世界に生きたのではないか」
これは、シェークスピアの「我々は夢と同じ材料で作られている」に通じるかもしれない、そして、それは、
「卑小な日常生活を越え、地球上の生を超越することである」
小松左京の外見はぽっちゃりとして三枚目、見栄えは良くない、そうAKBの秋元に似ていた、しかし、中身は二枚目だ、
「これこそが魂の宇宙旅行」
言いも言ったり、「魂の宇宙旅行」、なんというスケールの大きさであろう、これにくらべたらハリウッドのSFはスケールが小さい、その具体的な内容はなにか、それは、あのミイラにあるというのだ。