超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

食戟のソーマ 第60話「戦士たちの宴」 感想(週刊少年ジャンプ 2014年14号)

2014-03-03 05:40:10 | クロス・マネジ(WJ系)















こりゃ田所ちゃんルート待ったなしですわ。















なんでしょうね、
個人的にはこのまま田所ちゃんルートに入って欲しいと思いました
純粋に田所ちゃんのキャラクターが好き・・・っていうのもありますけど
凄く良い関係性だと思うんですよね
同じ寮で腕を磨いて
同じチームで経験を分かち合って
お互いに「成長」を目指して影響され合いながら頑張っていく
創真も創真で傍で懸命に頑張ってる田所ちゃんと彼女の料理に一目を置いてるみたいですし
創真の姿に憧憬を抱いてメンタル面の弱さを克服していく田所ちゃんと
気が付けば田所ちゃんの横に安心感を覚えているっぽい創真
今回初めて?良い感じの雰囲気になりましたけど
たった数コマでもその威力は相当高いように感じられました
この調子で今後も段階を踏みながら最終的にはこの二人の恋愛的エピソードなんかも読んでみたいですねー
というか、この二人だと若干少女漫画のような関係性にも近い気がしますね
少年誌の恋愛模様って大体男側から見て高根の花~ってのがデフォルトですけど
「食戟のソーマ」の場合・・・というか田所ちゃんと創真の場合少し逆っぽい感じもします
だからこそ感情移入しやすいっていうのもあるかもしれないです
創真ほど惚れるべきイケメンも中々いないですからねえ
tosh・・・ではなく佐伯俊さん男子を描くのも凄まじく上手くなってますからね。

もじもじしながら創真への感謝を告げたり
創真に料理を褒められて屈託のない笑顔を見せる田所ちゃん
彼女の健気な部分が前面に出ててラブコメっぽさという点でも最高でした
また「創真くんが居てくれたから」ってセリフが相当説得力高いのもポイントですね
ただ助けられただけならまだしも、明らかに創真の姿勢に影響されて掴み取った本戦進出だったので
余計にそのセリフに頷けるし読者としても感慨深い気持ちが沸いて来ちゃうんですよね
現状に満足せず、少し躓いてもすぐ切り返して前を向ける強さに彼女も惹かれた
そんな田所ちゃんのこれからの更なる成長にも期待したくなるってものですよ
そして本格的に意識し始める瞬間もね(笑
出会った頃とは違って今では凄く良い表情をするようになったなあ・・・って思いながら読んでました
その意味だと「ここまで読んできて良かったな」とも個人的には思えるお話にもなってました
ああ、やっぱり「食戟のソーマ」は地に足のついた「成長」も描いてくれてるな、と
周りの顔色を伺ってた印象の強かった彼女が今は素直に楽しめてますからね。
葉山との対決も一矢報いたものの結果的には「悔しさ」に繋がり
更に上を目指すきっかけになった、という顛末も良かったかと思います
創真の「株」は下げなかったけど、でも反面達成出来なかった部分に対する悔しさを描く事で
向上心や志の高さを煽る作劇がとても読んでいて心地良いです
予選でも様々なドラマが生まれて面白かったですが
その総括とも言える今回は感慨深さという点でもその更に上を行く面白さでした
天狗にさせず常に目標を与えられる主人公、そしてどんどん健気に頑張っていくヒロイン・・・
「食戟のソーマ」の人気の要因が少し垣間見られるようなお話にもなってましたね


もっと理屈じゃない感想を書くと
今回のお話で田所ちゃんが少し報われたような気がしました
彼女の本当に屈託のない笑顔を素直に描くまで1年以上も掛った訳ですが
その分色々な背景を感じさせる最高の笑顔に仕上がってたなー、と
こういう表情を出来るようになった、というのが
一つの「結実」なんじゃないかと
そんな風に思う訳です
紆余曲折あったけど、そんな中でも必死に食らいついて他人に影響されて頑張って来て良かった
諦めないで良かった・・・という気持ちを個人的に感じられる笑顔になってました
なんだか観てるこっちまで嬉しくなっちゃいましたね

にしても郁魅さんは郁魅さんでいじらしいキャラですね・・・
いかにもセクシー系のキャラがこういうウブな内面だと個人的にグッと来ます
そんな訳でソーマのラブコメとしての側面、成長物語としての側面が良く出てた出色の回だったかなと
賑やかな寮の連中、騒ぎも一年以上経って普通に面白く感じられるようになった気がする
キャラが定着して来たのと「仲間感」が出て来たからかな
その意味だと予選で思いっきり対決模様をじっくりと描いたのは正解だったかも
誰もが誰も全力を尽くして競い合った中だからこそ生まれる「絆」のようなもの・・・を
個人的には感じました
正直こんなに良い総括になるとはこれまた予想外でしたね。
箸やすめと思いきや何気に収穫の大きかったエピソードでした。
















それにしても、創真の少し元気のない様子を察せる田所ちゃん正妻すぎるだろ
きっといつも傍で見てるからこそなんだろうなあ・・・と思いつつ
こういう部分もまた好きだったり
何気に少し悔しい気持ちを抱えていた創真の聞き役、励まし役になってくれた訳だ
そしてそんな創真の志にまた田所ちゃんが感心したり正に支え支えられる関係性に近づいてますね。
それが個人的に凄くお気に入りでした。田所ちゃん可愛すぎ! 後は今回負けた人々もまた頑張って欲しい。




i・ショウジョ 第2話(Ver1.02)「アンインストール」 感想

2014-02-24 15:28:17 | クロス・マネジ(WJ系)
















カラーイラスト、性的だけどお洒落にも感じるセンスが抜群に良いですね
相変わらず作画もキャラの性格も可愛くて面白かったです!

















今のジャンプはぶっちゃけ「美少年」が占めるウェイトがかなり高いと思うんですけど
本音を言えばいち男子としてもう少しこういう「男の子」に向けた漫画が根付いて欲しいんです
それは私の中では割と素直に感じたことなんですが
ただ現実男子はマメさに於いては女子に負けちゃう側面もあるわけで
でも自分的にはちゃんと意思表示だったり、自分の好きな表現を守る為に闘っていきたい気持ちがあります
結局待ってても何も解決しないですからね・・・正直この漫画に「潤い」を感じたというか
一個くらいこういう漫画存在してて欲しいと切に思ってしまいました
ま、あくまで個人的な見解ですけどね。

銀子みたいな女の子は私的には大好きです
ああいう男子をからかう様な意地悪な目配せにグッと来るというか
それに加えて思春期特有の素直になれない感情も漂ってて微笑ましい気分になれます
鉄太も鉄太で気にしいかつ負けず嫌いで観てて面白いし正直こういう関係は羨ましくも思えますね
ある意味年相応ではないというか、いい年こいて思春期やってる感が個性的で楽しいです
友達的な関係性を貫いて来たからこそ
関係が進む前のドキドキ感が心地良い印象ですね
こういう友達なんだか意識してるんだかの中途半端な関係性が個人的に好みっていうのもありますけど(笑
良い具合にサービスシーンもちょくちょく挿入されててその点でも小気味良く読めて良かったです
結果的にはアプリによって本当は銀子といるのが「楽しい」と感じれたのも良い構成だと思います
来週は上手い具合に仲直りするとは思うので早く来週分が読みたいですね(笑

ただ、あのアプリを見たって事は
「好きな子」という情報も同時に見たんだろうし
その点だと来週の銀子ちゃんの反応が楽しみではありますよ
割とここまで鉄太に対して無意識の状態が続いてるので彼女が意識するのが余計に楽しみだなあ、と


アプリを使ったのは欲望とかいたずらの為ではなく
故意とアプリを消す為でしかなかったんでその意味では誤解と言えば誤解
ある意味友達のせいではあるんですが、恥ずかしさから正々堂々と事情を話せなかったのは鉄太の未熟さから
ここで一旦下げた後にまた読切と同じように彼が頑張るところも描かれると思うのでその点期待です
でも性的描写は鉄太の銀子意識に繋がってますし、
そして前述のようにアプリの存在そのものは意思確認に繋がっている
その辺を含めて上手いネームだなあ、と思ってるので是非この後も上手い具合に着地して欲しいです
本音を確認出来たからこそ、少年には出来る事があるはず。

今週の女の子描写もすこぶる良かったですね
「知りたきゃ勝手に測れよっ!」とか内側のセクシーさが滲み出てますね(笑
ぱんつ見られた後の腹パンもラブコメ的にニヤニヤ出来ました
制服のボタンが外れ濡れスケ状態になったカットもまた良かったですね
またこれだけサービス描写連発してるのに何故か下品には感じない作画の柔らかさにも注目です
すごくポップに官能的というか、普通にキュートに感じられるというかね。


後半の流れに関しては程好くシリアスでとても感情移入出来たと思います
本当は謝りたかった鉄太の気持ちだったり、
張り合う内に気付いたお互いの本当の気持ち
銀子の悲しい感情や
傷付けたい訳じゃなかったのに結果的に傷付けてしまった切ない作劇
徐々に徐々に鉄太が銀子に惹かれていく過程も丁寧に描かれてたと思いますし
だからこそ来週以降描かれるであろう「頑張り」にも説得力が出てくるというもの
シンプルな流れでありながらキャラクターの感情が読み手に流れ込んでくるのが素晴らしかったです
本当に何だかんだいいつつ楽しかったからこそ裏切られた気持ちになってしまった銀子
そんな彼女との日々に「楽しさ」を覚え始めてたからこそ素直に謝りたかった鉄太
先週も引き上手でしたが
今週も中々に引き上手だと思いましたね
最終的にはニヤニヤ出来る事を祈りつつ今週の感想は〆たいと思います
非常にドラマチックで痛みを伴いつつ心に残った今週分でした。これからも推していくぞ。


















今週もアンケート書いて出しました
「i・ショウジョ」好きな方高山としのりさんを好きな方
この漫画のファンで検索で来たような方は是非善意で協力お願いします
可愛い・官能的だけではなくお話も思春期全開/ドラマ性てんこもりで面白いと思うので
同じように感じている方と一緒に応援出来ればいいな、と思います。少しでも良さを伝えたいですね。




週刊少年ジャンプ 2014年13号 感想(i・ショウジョ2話個別感想付き)

2014-02-24 15:27:19 | クロス・マネジ(WJ系)















ブリーチが下から二番目って凄いな。
そして天野洋一はWJでは3度目の連載、読切デビューからもう12年くらい経ってるのかな
連載デビューからは8年、気が付けばなんか妙なベテラン臭(?)が漂っています















◆食戟のソーマ

いきなり顔面パンチになってて笑いました(笑)。
なんかもうリアクションに関してはなんでもアリになって来ましたねえ
「クロス・マネジ」でもあったけど戦闘のイメージ描写は中々に燃えるものです
結果に関しても安易に都合良く勝利させず、かといって創真の株を下げる訳でもない
これまた絶妙な結果になってるのが上手いなあって思います
「負け」というのは少年漫画では格落ちに繋がりやすいですがこの場合一切格が落ちてないのが見事ですね
こういう細かい配慮を積み重ねてきたからこそ今の人気があるんだと個人的には思います
失敗作から生まれた今作、と
ちゃんと創真の有言実行っぷりを引き立てている作劇も至極真っ当かと
本当に良い主人公だなあ、って素直に思えた今週でした。

ダークホースはヤンキー野郎の部下?でしたか。それもまた複線的に正しいですね。
逆に仕掛けて来ない方がアレですしね。楽しみ楽しみ。



◆ダーリンは宇宙人(読切)

いやあ、絵柄がとかギャグがとかどうこう以前に


「うすたじゃん・・・」

って真っ先に感じてしまいました
なんつーか、ここまでまんまうすた京介だとある意味微笑ましくもありますが
逆に言えば連載デビューからもう20年近く経つのに、
未だに真似され続けているうすた京介が偉大過ぎるのかもしれません
多分世代なんでしょうね。

まあでも「ジャンプでギャグ漫画を描く」ってなるとまずうすた京介を意識しちゃうのかなあ・・・。



◆ニセコイ

完全にギャグ漫画になってますね
ラブコメ・・・というにはギャグ成分が多すぎる気がする
なんか個人的にはもっとガチの恋愛ものをまた読みたい気分です

ラブコメにも色々あるけれど、
コメの比率が低い方がやっぱ好みですね。
最近の「ニセコイ」はその意味じゃコメの比率が高すぎるように感じるし
また「パジャマな彼女。」みたいな本気の恋愛もの来ないかな・・・なんて思ってしまう
あくまで私個人的な意見ですけど。チャンピオンの実私もそうだけどちょっとコメに傾きすぎな気がして。
もっと甘酸っぱさが欲しいのです。

後はそろそろ千棘回が見たいぜ!



◆ILLEGAL RARE

あの、サッカーの例えは作者の趣味ですよね?(笑
ぬらりひょんでもサッカーの番外編描いてたけどこの人頭の中サッカーばっかだなと思う
いっそのこと一度くらい椎橋寛の描く本格サッカー漫画も観てみたいですねえ・・・興味本位で。

内容は、凄く「渋い」ように感じます
これはこれで悪い気はしませんがここまで独自路線だとアンケート的にどうなるかは未知数ですね
まあ主人公が美形の俺様キャラなので少しは緩和出来てるのかな。別読切のキャラも出て来てこの先に注目。



◆ステルス交境曲(新)/成田良悟・天野洋一

最近は生え抜きにこだわらず外様もコンスタントに入れてますね
物語シリーズの作者にデュラララの作者・・・サンデーがガンガン系ならジャンプはラノベ系を囲ってるのか
この漫画も結構売れそうな気配ありますけどやっぱ天野洋一さんの作画はとてつもなく美麗でしたね
案外飛び道具でもなくそれなりに王道だった印象 透明人間のキャラがなんとなく人気出そう。女性受けしそうで。

いやあ今回の新連載シリーズはやっぱ手堅い。
ただ微妙に「ILLEGAL RARE」と被ってる気もするのでその辺どう転ぶかに注目ですな。










「i・ショウジョ」の個別感想もよろしくね。
i・ショウジョ 第2話 感想



(高山としのり新連載)i・ショウジョ 第1話(Ver1.01)「悪魔のアプリ」 感想

2014-02-17 06:47:17 | クロス・マネジ(WJ系)

















最高の新連載が始まった・・・!



















いや~これだよこれ!こういうの待ってましたよ
待ちくたびれるくらいに待ってたので正直めっちゃ嬉しいです
もうね、表紙の時点で凛とした笑顔とコンセプトが伝わる二人のイラストに悶えてました
普段新連載はページ数が多いので大抵後回しにしてるんですけど、これは真っ先に読まざるを得なかった
それくらい個人的にはツボかつ手放しで大好きだなあ、と思えるような新作でしたね

高山としのりは元々挿絵とかリボーンのスピンオフ漫画とか長年やってた人なんですけど
そういうルートでずっと行くのかな?と思ってたら増刊で「ケータイショウジョ」という漫画を発表されて
それが物凄く面白くて官能的でキュンとするようなお話で一気に大好きになってしまいました
挿絵を見てた時は正直「この人漫画描けばいいのにな」と感じた事もあっただけに
今こうやって日の目を見ている事がやたら嬉しく感じられますね
ジャンプに合ってるかどうかは個人的には判断が付きませんが、
これから毎週高山さんの漫画を読める事がめちゃくちゃ楽しみですしワクワクしますね・・・!
現在のジャンプではお色気だとか官能的表現に関してははっきり言って出涸らし状態になっているので
その意味でも奮闘して欲しいですし、加担も応援も私個人的な想いからしっかりとしていきたいです
なんだか「普通に」男子的に嬉しいシーンを描いてくれるこういう漫画が再び載ってるのが感慨深いですね
その上でストーリーの軸もきちんと構成されてるので余計に感情移入して読めます
正に大満足の1話でした、私にとっては。

そもそもここ最近の性的表現に関してやたら規制されたり文句言われたりする流れが個人的に気に食わない
それは人間の本能のはずですし、性的欲求があっての人間ですからね
至極「真っ当」なことのはずなんです
あと個人的にはこと恋愛に於いて性的意識、性的欲求を抜かして語る事はちょっと不自然にも思えるというか
そういう個人的な考え方もあってこういうタイプの作品を支持し続けている部分があるんですね
要するに「恋愛」と「官能」はぶっちゃけセットだと思うんですよ。
それが上手く混ざりあってる作品の方が自分はより好きになる傾向があって
今作「i・ショウジョ」もまたそういった類の作品であるように思えて自分は大好物なんですよね~。


初回中盤のアプリを不意にいじって、そこから発生するサービスシーンの数々!
まずは手堅く下着から行きましたけど、それもまた男のロマンですからね
ただ高山としのりの事ですから下着程度じゃ終わらねえ
なんとパイタッチ、しかもリアルな「揺れ」を再現したシーンを挿入ですよ!やってくれるなあーとか感じつつ
その時の表情が行為の最中っぽかった事も見逃せません
更に極めつけはお約束の胸揉みシーンまで追加しちゃう遠慮なき攻勢に気持ち的に泣きました
ノルディック複合で銀を取った後の荻原次晴の気持ちが少し分かった気がします
「本当に長かった・・・」
ジャンプに真の意味でお色気が戻って来るまでの時間が永遠にも感じられましたが
無事に帰って来てくれて私は嬉しいです 高山としのりさんありがとう
でも今はあくまで「帰って来た」だけに過ぎません 維持させていくのはファンの仕事なんです
毎週アンケート出すのは勿論もし高山としのりさんのファン或いは今作のファンがいましたら
是非一緒に闘って欲しいですね
これ書き終わったら早速アンケートを投函して来ます
伊達や酔狂ではない、本当にこの漫画が好きなんだ・・・!という想いを込めてね
ミウラタダヒロさんも結局は方向転換しちゃったっぽい今お色気ラブコメに於いては希望の星であります
個人的にはもっとお色気ラブコメのファンは熱くて良いと思いますし隠れてないで出て来てもらいたいですね
何の後ろめたさも感じる必要はない、お色気は男子にとって最強の娯楽の一つですから。

ただ、お色気があるからこの漫画が好きなんです~っていうのも違うよね
だってそれならお色気さえあれば~って事になっちゃうけれど
実際は全然そんな事はない
この漫画はそういうお色気要素がきちんと恋愛要素に繋がってるところが秀逸だと感じますし
お色気要素を入れる事で良い具合に二人の意識が近づいて行く感覚が読んでて気持ち良いんですよね
何よりも、年頃のちょっと犬猿の二人がなんだかんだ言いつつ惹かれあっていくという思春期感がいいんです
鉄太の事をガキくさいとバカにしながらも心の底ではそんな鉄太の存在に支えられている銀子
銀子の事をなんとも思ってない・・・とか強がる割にはエロに反応し笑顔に照れちゃう鉄太
そう・・・
私の大好きな「官能」+「思春期」の組み合わせになってるのが一番ニヤニヤ出来るポイントで
だからこそこうやって大手振って応援したくなっちゃうんですよね 
ジャンプで思春期は不利かもしれないですけど
敢えて曲げずに高山としのりらしさ全開で来てくれた事にファンとしては頼もしさを感じてますし
出来れば全力で応援して行くところまで行って欲しい、なんて実直に思っています
やっぱ幾つになっても少年少女の不器用な恋を見守るのは楽しいものです。
今作の前途が良いものである事を心から願っています。
思春期お色気ラブコメが大好物な身としては絶対にスルー出来ない新連載でした。全力で推していく。

それにしても最後の子供っぽいやりとりも良かったなあ~!
ああいう表現がまた更に雰囲気というか物語性を演出していて
余計に夢中になれる感覚があったりしますね
言動や関係性は子供っぽいけど、でも時々お互いを強烈に意識してしまうメリハリというか
そういうニヤニヤさせるような強みもまたこの漫画の特徴だと思うのでそういう部分も伸ばしてもらえたら
何にせよ適度なサービスカット、二人の関係性の描写、そこから滲み出る思春期感・・・と
この漫画の「やりたいこと」「やるべきこと」はしっかりと提示出来てたので
その意味でも手放しで好きになれたのかもしれません
他のカップルの描写やこれからの鉄太と銀子の変遷にもしっかりと注目して読んで行きたいですね
また再び月曜日が華やかになりそうで面白くなってきました。ソーマもあるしね。

















いや~もうこの初回に関して言えば何もかもが好みですね
こういう「男の子」の為の漫画がいつの時代も少年誌にはあって欲しいです
しかもそれだけじゃなく自分が大好きな思春期成分も大放出と支持せざるを得ない出来栄えでした
グラビアのポーズを無防備に取る銀子、意地悪な目配せで小悪魔のようにケラケラ笑う銀子、
鉄太との絆を感じさせる台詞を話す銀子、素直に感謝を述べる健気な銀子・・・
ヒロインアピールとしても抜群でしたね どこか素朴ですしね
鉄太も鉄太で銀子の性的な部分を意識し過ぎてたり必死に自分の感情をごまかしたり可愛かった(笑)。
最後には自分の恋心を自覚する~というオチもなかなかきれいに決まってたと思います
多分銀子も好きなんだろうけど、そこに辿り着くまでの「ニヤニヤ」に期待させてもらいましょう。
ここ最近ではダントツもダントツの新連載でした。私はこの漫画が大好きです。






週刊少年ジャンプ 2014年12号 感想(i・ショウジョ個別感想付き)

2014-02-17 06:45:46 | クロス・マネジ(WJ系)












う~んなんというか・・・
高山としのりの事しか今は考えられません
興奮と嬉しさとニヤニヤとがごっちゃになっててヤバいです
このまま何もせずにずっと今週号の表紙を眺めて暮らしたい気分ですね
全力で書いたので「i・ショウジョ」の個別感想もよろしくお願いします。
i・ショウジョ 第1話 感想

















◆食戟のソーマ

まさかのアイディア被り!
でもだからこそ意表を突かれた感じで良かったです
演出も上手い具合にハッタリが効いてて安定してますね

葉山は元々スラムの人間だったんですね
だから教授との深い繋がりというか想いの強さが、ある、と
さり気に恋愛感情もあったりするんでしょうか
いつかデレあう二人なんかも見てみたいなあ。



◆HACHI-東京23宮-(終)

思った以上に上手くまとまったなあ・・・
いや、実質問題は何一つ解決してないんですけど、
でも何かがまとまった感触があるのは中堅の底力って感じでしょうか
変に数年後とかにせず、今やってる事の終わりに全力を注ぎこんだお陰で
逆に最終回っぽい感動が生まれている印象ですね
最後の最後はソードマスターでもなくそして数年後でもなく「いつまでも待ってる」
それはそれで想いを馳せる事が出来る素敵なエンディングだったのではないでしょうか
ハチが今まで頑張ってきた分テッキンの言葉にも説得力ありますしね
美しい着地ではあったかな、と

個人的には今のジャンプでもかなり好きな部類の漫画でした。お疲れ様でした。


でもこの人の絵柄好きだったからもうジャンプで読めないのはちょっと寂しいね
こういうパッと見て「あっ、この人か」ってすぐ分かる絵柄が好きなんです
テッキンもオトネも可愛かったのにもったいないな
特にオトネとのラブコメもどきのエピソードはこの漫画の可能性を個人的に感じてました(笑)。
多分これでジャンプはアウトでしょうけどまた頑張って欲しいですね。



◆恋のキューピッド 焼野原塵(終)

こうやって終わりを眺めてると案外平和でほのぼのした漫画だったのかなー、なんて思います
まあ3年も付きあってりゃキスどころかセックスしてるのが普通だと思うけど(笑
この漫画の場合は半分はギャグ漫画だったからそれもアリかな
女の子は普通に可愛いので個性を活かしつつ師匠(古味さん)のような方向性に行った方がいいのかな、と
何にせよこの方のコメディ描写は凄く安定感があって下位常連ながらそれなりに楽しめたのが良かったです
お疲れ様でした。次回作も読みます。














感想は書いてないけど「磯部」は普通に面白いと思います
コミックスの表紙は絶対にジャンプじゃないけど(笑
でも逆に言えば「ジャンプらしさ」に縛られてないのが良いのかもしれないですね

あとNEXT!が年6回になるらしいです
カラーページで大々的に予告出てて驚きました
これからはNEXT!で連載、とかいうのも出てくるのかな?
そして平方昌宏のはまんま「Free!」じゃねえか(笑)。