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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

いわて雪まつり

2010-02-10 10:30:00 | 中国語
 2月6日から14日まで開催される雫石町・小岩井農場での第43回『いわて雪まつり』


     



 ↑宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』 『注文の多い料理店』

 今年のテーマは「~さあ、お話雪ひろばへ~」
雪祭り会場には子どもたちの大好きな童話やアニメの主人公をかたどった雪像が、所狭しと十六基並んでいる。
国内外から200万人もの観光客が訪れる本家『さっぽろ雪まつり』とは、そのスケール・レベルともに比ぶべくもないが、こちらも30万人の集客が見込まれる。
雄大な岩手山を背景にした農場内は白銀のメルヘンの世界に一変し、期間中は終日子どもたちの歓声が途切れることがない。

 今年は雪が多かったので、雪像作りは、すべて農場内の雪でまかなうことが出来た。
連日零下12・3度の極寒が続き、少しだけ気温が緩んで欲しいと思いながら出かけたが、私の願いが届きすぎてこの日は雨の雪まつりとなった。

 

         


 ↑大人気のかまくらレストランが66基並ぶ。
かまくら内では小岩井名物のジンギスカンやひっつみ汁を戴くことが出来る。
こたつで暖をとるので全然寒くない。
ジンギスカン......こちらも札幌に負けているなとこっそり呟く道産子のnihaoだが、かまくらという異空間での焼き肉は、一生の楽しい思い出となることを保証する。


                    


 ↑農場内では羊館やミルク館を見学することが出来る。
今年生まれたばかりの羊の赤ちゃん。
お母さんに守られて、のんびり穏やかな顔で草を噛む可愛いらしい姿を見ていると、こちらまで幸せな気分で満たされる。
羊って、なんて優しい顔をしているのだろう!
 

 小岩井雪まつりにやってきたのは実に15年ぶり。
傍らにまとわりつく我が子の姿がないのがふと不思議な感じがする。

いや、今日は何か大切な用があってここまでやってきたはず

 そうだ! 増え続ける中国人観光客のためのボランティア通訳で出向いてきたのだが......
なんと!この日は中国人観光客がひとりもやってこなかった。
他の日にはたくさん来ていたようだったが......

 この日のために、事前に6時間の講習を受け
自宅でも想定問答集を作成し
ひとりRPG(ロールプレイングゲーム)にて架空の状況下の試練に耐えるべく練習してきたが
まったく日の目をみることはなかった。
そのことによって......なぜかホッと安心している自分が情けない。





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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (およよ)
2010-02-10 13:04:23
おぉっ!
ついに通訳の舞台が…と思いきや、残念でしたね。
次回は是非!語学学習の成果を発揮してくださいね~
岩手の雪まつり、知りませんでした。
本家に劣らず楽しそうです。
ところで、ネコの瞳孔は縦長になりますが羊は横長なんですよね~。のんびり感が増長されます♪
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およよさんへ (nihao)
2010-02-10 16:26:14
頑張っても成果の実らないnihaoですが
反面、恥をかかなくて済んだと胸をなで下ろしています。

岩手の雪祭りは知らなくて普通だと思いますが
近年少しずつ有名になってきました。
札幌雪祭りとは比較になりませんが、子どもたちを連れて遊びに行くのにはちょうど手頃な遊び場です。
今年は雪が多くてきれいな雪像ができたということでしたが、雨で茶色く変色していました。

>ネコの瞳孔は縦長になりますが羊は横長
ああ、だからこんなに優しい癒し顔になるんですね。
もう~可愛くて可愛くて!
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Unknown (風の又三郎)
2010-02-10 20:50:06
れ、零下12・3度ですかあ・・・

極寒とはそのような寒さを言うのですね
先日、零下3度にシビレた高野山なんて「今日は暖かいね」てなもんでしょうか
キラキラのダイアモンドダストとか見れるのでしょうね
北国の、そんな寒さの中での生活は本当に大変だろうと
想像しますが、夏の暑さより寒いほうがいいと言われるのも
またわかるような気がします。凜とした冷気はキリッ!と締まりますが
汗だくの夏はダラーンとダラけますし疲れますよね

そういえばヒツジの瞳は横長なのを発見して驚いた事を思い出しました
ちょっと間抜けな表情でいかにも温厚な草食動物を演出してると思いました
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Unknown (京こまめ)
2010-02-10 21:31:02
かまくらレストランは楽しそうですね。
レストランの中は溶けたりしないのでしょうか。
外は零下の世界、暖かい料理に体も温まりますね。
ところで、ひっつみ汁とはどのようなものでしょうか。


羊の瞳孔は見たことないのですが、何となく想像できます☆
体もホワホワで暖かそう~

このあいだ朝の気温がマイナス2度だったんですよ。たったマイナス2度でかなりダメージを受けてしまいました。よって私は寒い地方には行けないと確信致しました。
でもね一度は雪祭りを見てみたいと思ってます。う゛~~っ寒そう!

nihaoさん中国語力を発揮できなかったんですね。ホッとした気持ち、わかるぅ~
いざとなると緊張するもの。
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Unknown (HUZU)
2010-02-10 23:22:31
思い出しますね。子供たちが小さい頃は毎年来てました。そりをもって一緒に遊んでました。
私も15年くらい行ってないわ。
何となく今になって、叉子供のように遊んで見たい気分になりました。ステージでチェンジマンショーなんかあって、それ見せたさに肩車したりしてたわ。
今年は雪が多くてよかったですね。中国人がいなかったなんて残念。でも近くの温泉ホテルには、結構来てたみたい・・・
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又三郎さんへ (nihao)
2010-02-11 09:33:28
零下12・3度ではまだまだ緩い!
子ども時代、北海道では零下30度が普通でした。
当時は、あまり寒い日には(34度以上だったかな?)学校が臨時休校になったので
毎朝起きて寒暖計を見るのが一番の楽しみでした。
ひと冬で4・5回は休校になりましたよ。
岩手に来て、こちらの冬は暖かくてずいぶん暮らしやすいと感激したものです。

羊や馬の目は優しい印象を与えますが
瞳孔が横長だったからなのですね。
か弱い動物だから、草原で周囲がよく見えるように横長?
小岩井の羊たち、危険とは無縁でなんと幸せそうなお顔でしょう。

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こまめさんへ (nihao)
2010-02-11 09:44:21
かまくらはすごく頑丈に作っているので簡単にはとけたりはしないそうですよ。
意外と暖かくて快適な空間です。
こまめさんは-2度でダメージを受けたそうですが、私は+30度でダメージを受けるので、どうやら北国以外では生きていけそうもないや(笑)

>ひっつみ汁とはどのようなものでしょうか。
あっ、そうか。これは岩手の郷土料理でした。
共通語のイメージだと『すいとん』のようなもの。
水でこねた小麦粉を引っぱってつまんで鍋に入れることから「ひっつみ」です。
私の苦手料理でなかなかうまくいきません。

羊のホワホワの毛を見ていると羊毛フェルトをしたくなりますね。
小岩井の羊館にはステキな作品がたくさん並んでいましたよ。
ボランティアのお仕事はすっかり忘れて農場見学していました♪
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HUZUさんへ (nihao)
2010-02-11 09:54:43
ホント......昔を思い出します。
雪祭りと言えば、我が家は必ず爺・婆同伴。
爺・婆の方が張り切って喜んでいましたっけ。
子どもたちが大きくなって「もう行かない!」と言うようになったら
二人はとても悲しそうな顔をしていました(笑)

幼稚園や小学校低学年の団体がたくさん遊びに来ていましたが
この日は中国からの団体客は見あたりませんでした。
日本の母の恥になってはいけないと
最近では一番真剣になって勉強したのに.....ああ、ホッとした。
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長鎖報告 (風の又三郎)
2010-02-11 11:58:48
羊の瞳孔のことを調べてみました
nihaoさんの説はビンゴです
物事にはなんでも因果があるのですね

草食動物は肉食獣に襲われる危険性があるため、草原で広い視野を得るのだとありました。馬の目も瞳孔が横長なんだそうですねです。瞳が黒っぽいからわかりにくいのですが、初めて知りました。そして、これまたビックリなんですが、イルカの瞳孔はアルファベットのU型なんですって。水面は明るく、下は暗いという状況で、上からのまぶしさを軽減し、下の暗さにも強くしたらそうなったのではないかということでした。

縦長瞳孔の猫や狐は獲物に飛びかかる瞬間、縦長の瞳孔が目全体に丸く広がるのだとありました。襲われるものはより速く危険を察知しようと、襲うものはより確実に獲物を捕らえようと身体の一部がリーズナブルに進化するのですね
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又三郎さんへ (nihao)
2010-02-11 14:48:43
へえ~、なるほどと納得です。
リサーチありがとうございました。

そう言えば、馬も優しい目をしていますが横長瞳孔だったんですね。
広い視野を得ている上に足も速いとなると、かなり恵まれていますね、馬は。
イルカの瞳孔がU型......これは驚き!
なんとも理に適った進化です。
生命の神秘には何一つ無駄がないということでしょうか。

最近よく眠くなる私の目も、なにがしかの進化...いや退化しているかも。
いや、こちらは瞳孔ではなく脳細胞の方の問題か?
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