我が中国語倶楽部は、後期高齢者4名とその予備軍3名の計7名の会員がいて、ざっくばらんに言えば、みんなかなりのお年寄りというわけ。
何度も書いているけれど、nihaoが若手のホープ(?)であるという状況は、何年経っても変わらない。
倶楽部の中でも、マダムKはみんなの憧れの存在だ。
なぜなら...我らが皆、旧態依然として紙製の辞書を利用しているのに、彼女だけは早くから華麗なる電子辞書の遣い手であったから。
彼女曰く、電子辞書は便利な機能がついているし、検索時間が早いし、小さくて軽くて持ち運びが大変楽なのだそうである。
レッスン中に、スタイラスを手にして自在に電子辞書を操ったり、音声機能で発音の確認をしている彼女の姿に羨望の眼差しを向けていたのは、私だけではなかったと思う。
我が講師は時々、もの凄く難解な中文和訳の宿題をどっさり出す。
未知の漢字や単語ばかり並んでいる文章なので、読むのも訳すのも大変だ。
朝から晩まで取り組んで、1週間たってもまだ終わらないこともある。
どうしてこんなに時間がかかるかというと...ひとえに辞書を引くのが遅くて下手という理由なのだから情けない。
ある日マダムKが
「新しいのを買ったから、この古い方のをちょっと使ってごらんなさいな。」
キヤノンの古い電子辞書を貸してくれた。
使用方法は簡単でビックリするほど使い勝手がよい。
手書き検索をすると宿題が三分の一の時間に短縮された。
例えば辞書で『鬱』という漢字を調べるとする。
部首が解らないとお手上げだし総画数から調べるのも手間がかかる。
しかし手書き検索なら、スタイラス(タッチペン)で書いて決定ボタンを押せばよいだけである(鬱という字を正しく書くのも大変だけど)
二ヶ月間使わせてもらっているうちに、もう電子辞書なしでの中国語学習はあり得ないと思うようになった。
そこでマダムKと同じ最新のキヤノンワードタンクZ900を購入することにした。
すると他のマダムたちもみな「私も!私も!」と言い出した。
携帯電話も使えないお姉様方なのに大丈夫だろうか?
電子辞書は高額であること、寿命があること、使用方法が難しいことなどのマイナス面も話したが、それでもみんな欲しいと言う。
一抹の不安を抱きながらも、みんなの分を注文した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0f/f7ab89bb57dae3e840668b79ecce0b01.jpg)
届いた電子辞書は、見た目もスマートホンのように進化したが、使用方法もより難解になっていた。
宝の持ち腐れにする訳にはいかないので、急遽みんなを集め、マダムKが講師、私が助手になって勉強会を開くことにした。
はじめは若い人に講師をお願いしようと思ったが、すらすらと専門用語を多用して説明されても、ただちんぷんかんぷんなだけで逆効果だ。
でも自分たちでやれば自分たちの問題点がよく解る。
なぜ出来ないのか何に躓いているのかもよく解る。
同じことを何度質問されても腹も立たないし、お馬鹿な質問にも共感できる。
本当はマダムKも私も、マニュアルの大部分を理解できない。
でも自分たちの出来ることだけを自分たちの言葉で根気よく何度も説明したら、みんなも2時間で基本の操作をマスターした。
問題があるとしたらすぐ忘れることだけ...
きっと今頃はきれいさっぱり忘れているだろう。私も忘れた。
「電子辞書、みんなで使えば怖くない!」
みんなが同じものを持っているので、いざというときには大変心強い。
何度も書いているけれど、nihaoが若手のホープ(?)であるという状況は、何年経っても変わらない。
倶楽部の中でも、マダムKはみんなの憧れの存在だ。
なぜなら...我らが皆、旧態依然として紙製の辞書を利用しているのに、彼女だけは早くから華麗なる電子辞書の遣い手であったから。
彼女曰く、電子辞書は便利な機能がついているし、検索時間が早いし、小さくて軽くて持ち運びが大変楽なのだそうである。
レッスン中に、スタイラスを手にして自在に電子辞書を操ったり、音声機能で発音の確認をしている彼女の姿に羨望の眼差しを向けていたのは、私だけではなかったと思う。
我が講師は時々、もの凄く難解な中文和訳の宿題をどっさり出す。
未知の漢字や単語ばかり並んでいる文章なので、読むのも訳すのも大変だ。
朝から晩まで取り組んで、1週間たってもまだ終わらないこともある。
どうしてこんなに時間がかかるかというと...ひとえに辞書を引くのが遅くて下手という理由なのだから情けない。
ある日マダムKが
「新しいのを買ったから、この古い方のをちょっと使ってごらんなさいな。」
キヤノンの古い電子辞書を貸してくれた。
使用方法は簡単でビックリするほど使い勝手がよい。
手書き検索をすると宿題が三分の一の時間に短縮された。
例えば辞書で『鬱』という漢字を調べるとする。
部首が解らないとお手上げだし総画数から調べるのも手間がかかる。
しかし手書き検索なら、スタイラス(タッチペン)で書いて決定ボタンを押せばよいだけである(鬱という字を正しく書くのも大変だけど)
二ヶ月間使わせてもらっているうちに、もう電子辞書なしでの中国語学習はあり得ないと思うようになった。
そこでマダムKと同じ最新のキヤノンワードタンクZ900を購入することにした。
すると他のマダムたちもみな「私も!私も!」と言い出した。
携帯電話も使えないお姉様方なのに大丈夫だろうか?
電子辞書は高額であること、寿命があること、使用方法が難しいことなどのマイナス面も話したが、それでもみんな欲しいと言う。
一抹の不安を抱きながらも、みんなの分を注文した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/0f/f7ab89bb57dae3e840668b79ecce0b01.jpg)
届いた電子辞書は、見た目もスマートホンのように進化したが、使用方法もより難解になっていた。
宝の持ち腐れにする訳にはいかないので、急遽みんなを集め、マダムKが講師、私が助手になって勉強会を開くことにした。
はじめは若い人に講師をお願いしようと思ったが、すらすらと専門用語を多用して説明されても、ただちんぷんかんぷんなだけで逆効果だ。
でも自分たちでやれば自分たちの問題点がよく解る。
なぜ出来ないのか何に躓いているのかもよく解る。
同じことを何度質問されても腹も立たないし、お馬鹿な質問にも共感できる。
本当はマダムKも私も、マニュアルの大部分を理解できない。
でも自分たちの出来ることだけを自分たちの言葉で根気よく何度も説明したら、みんなも2時間で基本の操作をマスターした。
問題があるとしたらすぐ忘れることだけ...
きっと今頃はきれいさっぱり忘れているだろう。私も忘れた。
「電子辞書、みんなで使えば怖くない!」
みんなが同じものを持っているので、いざというときには大変心強い。
行くたびに、「ここがね、わからないの」と聞かれますが(笑)
でも、それなりに使いこなしているようです。
テレビとかで、わからない言葉が出てきたら、すぐに調べたりしているようで、
たまにでも、触っていれば、忘れることはないかも?
ちなみに。。。。私は、まだ、分厚い辞書を使っています(笑)
>わからない言葉が出てきたら、すぐに調べたりして
日常的な習慣とされているのは素晴らしいことです。
このような学究心がアンチエイジングの秘訣ですね(^_^)
自慢じゃないけれど新しく覚えたことは3日で忘れます。
私もレッスンバッグの底にしまい込まないで、テーブルの上にいつも置いて使うことにします。
私では分からないから娘に訊ねたのですが、その時、スマートホンにも取り扱い説明書がないことを知り驚きました。
スマートホンは携帯が進化したものではなく、パソコンが進化したものだと聞かされ、ああ、もう駄目だと...(^_^)
そう言えばパソコンにも取り扱い説明書などついていませんよね。
説明書を読んでもよく分からないのに、ないとなるともっと混乱するのか、それともそうではないのか?
これは実際にスマートホンを手にしないと何とも言えません。
又三郎さん、2台目のiPadを使いこなしていらっしゃるなんて...尊敬いたします。
>スマートホンは携帯が進化したものではなく、パソコンが進化したもの
PCの次世代機種になるWindows8はスマホのように手?指?でスクロールさせるようだとか。
PCよりもスマホのほうが先を行っているのですね。なんだかスマホどころかPCも使えなくなりそうです。
ついていくのが大変。子どもがいなければお手上げです。
電子辞書は強制した訳ではないのですが、なぜかみんなが欲しがりました。
これからは忘れても誰かが覚えているだろうという、あなた任せになりそう...
検索に便利という理由の他に、軽くて持ち運びが楽なところが魅力です。
今までは日中辞書、中日辞書、中中辞書の3冊を大きなバッグに詰めていたので、それがなくなるのはすごく嬉しい(^_^)