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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

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寺山食堂

2014-07-08 08:00:00 | グルメ
        

                       [寺山食堂]

寺山食堂とは青森県三沢市観光協会が主催する食のイベント名です。
かって三沢市の駅前にあり子どもだった修司がよく通ったのが寺山食堂(伯父が経営)
市内5店舗が参加、修司の逸話や好物と地域の特産物を組み合わせたスペシャルメニューを考案しています。
↑こちらは三沢シティホテル内の松喜食堂のカレーライスです。

寺山修司はコーラといっしょにカレーを食べるのが大好物だったそうです。
香りとコクの深いカレーに冷たいコーラは確かによく合っていました。
お肉が口の中で溶けてしまうほどの柔らかさで、しかもステーキ2枚分はありそうな量、ライスも大盛りでした。

三沢市の食による町おこしにはとても興味深いものがあります。
12月から3月までの期間は、市内30店舗以上の食堂が各店オリジナルのホッキ丼を提供しています。

    
             


生あり煮たり揚げたり炒めたのありと実にバリエーション豊富です。
各店舗で競い合っているせいか、どこのホッキ丼も大変美味です。
三沢市は温泉の宝庫でもあり、この近辺にはよく遊びに来るので一昨年は3カ所、昨年は5カ所のホッキ丼を戴きました。

そしてこの度の異才・寺山修司と食をコラボした寺山食堂の再現。
カレーの他にも、競馬に行くときに必ず食べたという「蕎麦とカツ丼セット」とか
海外遠征で劇団員と共にパスタで作って食べたという「天井桟敷ラーメン」とかのメニューがあるそうです。
大食漢として知られる寺山修司。
寺山修司記念館を見学した後は、頭上遥かな米軍戦闘機の轟音を聞きながら基地のある街を散策し寺山食堂を探す・・・
彼の才能と偉業と人となりをより身近なものとして学び感じることができるイベントです。


 昭和十年十二月十日に 
 ぼくは不完全な死体として生まれ 
 何十年かかって 
 完全な死体となるのである

                   by寺山修司「懐かしの我が家」

カレーを食べながら、ふとこの詩編を思い出しました。

比喩と言える詩句はないのに、なんと深く研ぎすまされた感性なのかと驚かされます。
生まれながらにしてネフローゼ症候群という持病があり、常に死と隣り合わせで向き合って来た人生。
自らの生を不完全な死体と自覚することで、より強くよりいさぎよく生きていくことができたのでしょう。
大食漢であったこともまた限りない生への渇望と執着であったのかもしれません。
十代で歌壇へのデビューを果たし、その後生き急ぐかのように詩、小説、演劇、映画とマルチな才能を発揮して時代を駆け抜け47歳で壮絶なる生涯を閉じました。

寺山食堂というこの発想の意外性。寺山ビジネスなどと言うなかれ。
食を通して誰もがごく自然に寺山修司を感じとることに大きな意味があると思います。



              ★         ★         ★



無理矢理というか、ついでに『孫にも衣装』の報告も。


         


 今回はともしびちゃん(孫・仮名)の夏のワンピースを4着作りました。
これだけあれば今年の真夏のワードローブは完璧!
こんなにも楽しく夢のある時間を与えてくれるともしびちゃんに感謝です。

            




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岩牡蠣に苦しむ

2014-05-22 09:20:00 | グルメ

          



我が家の食卓に岩牡蠣が上る季節となりました。
と書くと、なんだかいつも食べているような誤解を与えてしまいますが、実は初めてです。
面倒なことになるとは予測もつかず、安かったのでつい買い求めてしまいました。
震災以後やっと市場にも三陸の貝類がたくさん出回るようになりました。
ホッキ貝ホヤも安くなり嬉しい限りです。

冬に食べる牡蠣をマガキ、夏に食べる牡蠣をイワガキと言います。
牡蠣は「一旦岩などに付着すると、一生ほとんど動かないため、筋肉が退化し内蔵がほとんどを占めている(by Wiki)」らしいのです。
ああ、岩牡蠣は私の人生(暮らしと習慣)になんと似ていることでしょう。
そこはかとなく親近感を覚えます(いや、それではアカンのですが)

電子レンジでチンして、シンプルにポン酢で頂くことにしました。
磯の香りいっぱいのふっくら、つるんとした大ぶりの乳白色の身を想像すると甚だしく食欲が増してきます。
ところが熱を加えればホタテのようにパカンと殻が開きすぐ食べられると思ったのに、牡蠣は相変わらず固く口を閉ざしたままなのです。
さてどうしたらよいのでしょう。
私はホッキ貝もお店で処理をしてもらうほどで、自分ではやったことがありません。
小刀は持ったものの、どこに差し込んだらよいのか見当もつきません。
これは男の仕事です!

短気で不器用なオットーに任せたのが間違いでした。
思えば若い頃、彼のどさ回りの地は山間部ばかり。
海辺の町では暮らしたことがないので、魚介類に関する知恵も知識も全くありません。
空腹マックスの男はだんだん不機嫌になり
なぜか小刀をドライバーに持ち替えて貝の殻を叩き始め、その破片は台所の床一面に散らばり、
岩牡蠣は蓋を開けるどころかますます意固地になり、エキスは霧散し、挙げ句無惨な姿に・・・
とっておきのワインも開けるつもりだったのに、精魂使い果たし疲れきった我らです。

私はふと、古い映画の有名な一節を思い出しました。

 …どうしても生まれ代わらなければならないのなら、私は貝になりたい……

もし生まれ変われるのなら一切の人間関係のしがらみを遠ざけ、戦争も徴兵もない深い海の底で静かに生きたいという、無実の罪で囚われて戦犯となり死刑宣告された主人公が最後に到達した境地です【私は貝になりたい
なんと寂しく強く哀しい思いでありましょう。
岩牡蠣もまた、何者をも寄せ付けない強靭な魂の持ち主と見ました。

オットーからは「二度と殻付きの牡蠣は買ってくるな!」と、理不尽な約束をさせられました。
また一歩グルメの食卓から遠のいた我が家です。



さて『孫にも衣装』シリーズのご紹介。
ともしびちゃん(孫・仮名)のことを忘れて別世界旅行をしていたことを反省しながら作った夏用キュロットスカート二点です。
右側のフリルいっぱいのスカートは難しくて、完成までかなり頭を悩ませました。


     




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北京レポート・お食事篇

2013-10-28 11:40:00 | グルメ
 十和田湖の紅葉を見に行く途中に寄った青森りんごの産直に、2台の大型バスに乗った中国人ツアー客がやってきました。
大きな声でよく喋り、大いに試食し、たくさん買い物をしていく姿に圧倒されました。
賑やかに飛び交う中国語を聞いていたら、一瞬、私もまだ北京の喧噪の中に身を置いているような錯覚に陥りました。
 
 前回の私の記事を読んで【うららさん】から「行きたくない国と思っていた中国に対するイメージが変わりました」というコメントを戴きました。
それはまさしく私の意図していたところだったので大変嬉しいコメントでした。 
今回の旅行で、私は中国人から直接反日感情を示されるようなことはありませんでした。
むしろ日本人の方が中国人に嫌われているのではないかと意識して、反中感情をより大きく育てているような気がします。

 特に私が気になったのは、同行のオヤジたち男性陣の配慮に欠けた日本人的感覚です。
彼らは中国で、自分たちの理解を超える現象や事象に出会う度に、中国の歴史や文化や暮らしを鑑みず
やっぱ中国だよな」とか「日本ではありえない!」とか言って、驚きというよりはむしろ蔑みの言葉を用いて否定しようとします。
そのような権利がはたして日本人にあるのでしょうか?
反中、嫌中の感情は致し方ないし個人の自由であると思いますが、この時代この状況で民族の優越意識のようなものを持ち出すのは情けない話です。
オヤジたち男性陣の聡明とは思えない言葉を聞くと、日中関係の修復はまだまだ先のことのような気がしてきて残念です。


 さて前置き(?)が長くなりましたが、北京レポート最後のお食事篇です。

 昔マダムHと上海に行った時は、格安ツアーのしわ寄せが食事に現れたかのような不味さと量で、いつもひもじい思いをしていました。
しかも年上の女は我慢が美徳と遠慮しながら食べていましたから、嬉し悲しや1キロ痩せたほどです。
もしかしたら中国料理は世界で一番不味いのではないかと密かに思っていました。
マダムHのご子息が、屋台でザリガニなどの得体の知れない料理をたくさんご馳走してくれましたが、それが一番美味しい思いででした。
しかし今回の北京ツアーでは、中国料理への誤解は見事に払拭されました。

 北京料理四川料理麺料理鍋料理飲茶などメニューも大変豊富でしかもすべて食べ放題。
日本のホテルだと北京ダックは高級なので少ししか戴けませんが、今回はなくなったらすぐ補充されるので大感激。お腹いっぱい戴きました。
毎回の食事がとても楽しみだったせいか、浮かれて写真を撮るのをすっかり忘れてしまい、私は2枚だけ、オットーに至ってはゼロでした。


             


 これは↑そのたった2枚のうちの1枚の炸醤麺(ジャージャー麺)の写真です(よく分らないかも)
盛岡のジャージャー麺とはちょっと違います。
肉味噌と特製スープで戴く2種類のスタイルは味の変化を楽しめて、どちらも大変おいしかったです。
炸醤麺以外にも次から次とたくさんおかずが出て来るので迷ってしまいます。これは昼食です。


            


中国人に大人気の羊のしゃぶしゃぶ↑です。写真はちょっとWikipediaからお借りしてきました。
各種香辛料や調味料で味付けしたスープに具材やラム肉を投入して戴きます。
私の若い中国人の友人たちは「一番好きな中国料理は火鍋!」と皆口を揃えて言うのでとても楽しみにしていましたが期待通りでした。
最近は北海道でも羊のしゃぶしゃぶが流行っていて、私も弟からラム肉を送ってもらってしゃぶしゃぶにしたことがありますが、意外とあっさりしていてたくさん食べられるものです。


           
                  
            麻婆豆腐             油条
 

 四川料理はピリ辛で刺激的なお味でした。
みんな麻婆豆腐が大好きで何度もおかわりしていました。
私? 記念に食べてみようかと思ったのですが、やっぱりやめました。
ホテルの朝食はバイキングで、小麦粉文化を代表する点心が豊富に用意されていました。
油条の揚げたては最高です。もう一度食べたい・・・

 私の中国語講師が言うことには、北と南では食文化が大きく異なっていて、上海では薄味の上品で美味しいものを少しずつ戴き
北京はお腹いっぱいになるまでたくさん食べるのが食事の流儀らしいのです。
どうやら昔私が上海でひもじい思いをしたのは、ツアーのお値段の問題だけではなかったようです。

 私は断然北京派ですが、さて皆さんはどっち派ですか?












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昆虫食

2013-08-26 08:40:00 | グルメ
 朝早く隣家の婆さん大奥様の訪問があった。
大奥様曰く
お宅の庭木に毛虫が大発生して道路にたくさん落ちていますよ。孫が気持ち悪がっているからなんとかしてください。」

 我が家と隣家との間には6メートル幅の行き止まり道路がある。
公共の土地だが我が家と隣家しか使う人はいないので、駐車場にしたり、バトミントンをしたり、冬にはかまくらを作ったりと大変便利に使わせてもらっている。
今は隣家の一年生の孫が自転車の練習に余念がない。
確かに白いアスファルトの上には蠢(うごめ)く緑色の物体が点在している。
私は少年の逞しい成長のためには、毛虫と出会うひと夏の体験が必要だと思う。
本当は「自分で退治しなさいよ」と言いたいところだ。

 どうやら毛虫の発生源は山椒の木。
山椒は美味しいし、えも言われぬかぐわしい匂いを放つ植物だから虫たちも大好きだ。
春先には注意して観察していたのだが、夏も過ぎ行く頃となったので油断していた。

      それにしても大発生だなんて大げさな。  
毛虫撃退スプレーをかけたら←このような虫が、数えられるほど(40匹ほど)落ちて来ただけだ。
見たくない人もいると思うので写真のサイズは小さくしておいたが(クリックで拡大)、よく見たらなんとお茶目で可愛らしいありさまをしていることか。
この毛虫、食べたらどんな味がするのだろうと、ふと考えて気持ちが悪くなった。なぜなら・・・


 国連はついに人口増加に伴う食料問題対策として昆虫食を推奨する報告書を発表した。
地球上ではすでに20億人が昆虫を食べていて、食用として用いられる種類の昆虫は1900種以上になるという。
タンパク質などの栄養価に優れているスタミナ食である上に、どこにでも生息して繁殖も簡単だ。
牛や豚と比べても、生育に必要な飼料はごく僅かで、環境に負荷もかからない。
昆虫食は理想的な未来食なのだ。

 やがて必ずやってくる世界的危機。
私たちはバッタやクモやセミやアリを食べて生き延びて行かなければならない。
ごきぶりの唐揚げとか? シロアリ(幼虫)ソースのパスタとか? とんぼの・・・
い、いや、危機に瀕した場合に調理する余裕などあるものか。
みんな必死な形相で先を争って取り合いになるのは、たった40年先のことだという。

 「不味くないのか?
それは食べてみないことにはわからない。
食べる前から先入観を持ってはいけない。
体験者は皆、口を揃えて非常に美味と言っている。

 「あのグロテスクな姿はなんとかならないか。食事が罰ゲームになるのは耐えられない。」
いや、現在珍味として愛されている三陸のホヤとかウニだって、最初は醜悪な存在だった。
いずれはあばたもえくぼとなり、その形態は問題にならない・・・というか、問題にする余裕もないほど深刻なのだ。

 もし私たちがいち早く昆虫食の日常化に取り組んだとしたら、世界の饑餓問題は大きく前進すると言われている。
欧米ではすでに昆虫食普及のイベントやキャンペーンを開催しているとのことだ。 

 豊食、飽食の日本の現状で、はたして昆虫食は実現出来るか?
虫を食べるとはおぞましや!」私たちは囚われた固定観念を払拭することはできるだろうか?

 先ずは知恵ある者たちが「理想の未来食&究極のダイエット食登場!」とかの魔法をかけ、新しい食のトレンドとして発信すれば、昆虫食にも日の当たる場所があるかもしれないと思う。







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マダム・デ・トマト

2013-07-25 21:00:00 | グルメ
  トマトに恋する夏到来!
トマトはビタミンAやCが豊富なうえに生活習慣病を予防するリコピンという成分が含まれています。
その上コラーゲンを作ったり血管を丈夫にしたり、ダイエット効果、がん予防効果もあるそうですが・・・
スーパーや産直で新鮮なトマトを目にする度につい買い求めてしまうので、我が家の冷蔵庫の中はトマトだらけ。
最近の私のお気に入りのトマト料理を二点ご紹介します。



               

             【トマト肉じゃが】←レシピにリンク

 肉じゃがのイタリア版という発想にちょっと抵抗がありましたが、トマトの酸味がしみ込んだジャガイモは元気の出る爽やかな夏の味です。
トマトはグルタミン酸濃度が高いからどんな料理に入れても美味しいです。

  

      

          【トマト餃子】←レシピにリンク

 餃子は大量の野菜をみじん切りにしなければならないので作るのが面倒ですが、これは材料がひき肉とトマトと長ネギだけなので簡単に作れます。
餃子の皮にミンチと赤いルビーの粒のようなトマトを優しく包んで水餃子にして戴きます。
あっさりとして喉ごしのよい新食感で、いくつでも食べられます。焼き餃子にしても美味しさは変わりません。
去年の夏に覚えた料理なのですが、私のメニューのなかではリピート率No.1の夏の餃子チャンピオンです。



                ※            ※            ※            



 オットーの完全退職からすでに三ヶ月が経ちました。
オットーの持てる技術がまだ必要とされているのか、時々出稼ぎの声がかかるのでお小遣いの方は潤沢のようです。

 さて老後の生活設計の一環として、先ず私は、家庭人となるオットーの自立のために心を鬼にして(???)ふたつの家事の分担の主張と、ひとつのサービス停止に関する要求をいたしました。
長年社会のために働いてきたオットーですが、これからは家庭のことに関心を持ち自分のことは自分でやってもらわなければなりません。 そこで・・・

  ★ 自分の部屋は自分で掃除すること
  ★ 昼食は自分で調達して(または作って)食べること

 以上の順守と、さらに結婚以来今まで、要求されればいつでもどんな時でも「はい、はい」と逆らうことなく例のサービスを提供してきましたが、それを一切拒否することを宣言いたしました。

 えっ? 例のサービスって何って? お茶やコーヒーのことですよ。
飲みたい時は自分で用意して飲めばよいのです。
夫の退職とともに私も家事からちょっとだけ退陣です。
私だっていつまでこの体力が保つか自信はありませんもの。


 家事など一度もしたことのない男です。
慎ましく従順だった妻(???)の突然の反乱に驚いたオットーは、ショックと怒りのあまり暫く口をきいてくれませんでした。

 今まで何もやらせて来なかった私にも責任の一端はありますが、しかし私の要求していることはたったこれだけなのですから、それほど大変なことでも理不尽なことでもありません。
何も出来ないのは仕方ないとして、何もしようとしないことを免除する訳にはもういきません。
昼食の自前は確かにちょっと厳しいかもしれませんが、慣れればきっと私のため自分のためになります。

 最初は反抗的な態度のオットーでしたが、最近では進んで台所に立って
今日は野菜たっぷりラーメンじゃ」などと言いながら楽しそうに作っています。
まだ不器用で段取りが悪く時間もかかるけれど、大きな変化・進歩が見えます。

 昼食からの解放は私にとっても大きなメリットで、お友達とのランチを気兼ねなく楽しむ時間が取り戻せました。
あら、そういえばこのような↓哀愁ただよう川柳がありました。男なら皆泣けますね。

        昼食は 妻がセレブで 俺セルフ(byサラリーマン川柳)









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マルセイバターサンド

2013-03-15 10:47:00 | グルメ
               
                
 マルセイバターサンドは、言わずと知れた北海道の銘菓です。
お土産には根強い人気で、私も帰省した折にはたくさん買って帰ってきて岩手の友人・知人たちにプレゼントしますが、誰もがみな歓声をあげて喜んでくれます。

 もちろんこちらにも似たようなお菓子はあるのですが、味においてちょっと劣ります。
しかもさほど高価ではないのに高級感を漂わせているので、お土産としての威力は絶大です。
 
 冷凍しても美味しいので、自分用にまたは来客用にと保存しておくととても重宝します。
しかしこちらでは北海道物産展が開催されている時しか買えません。
しかも一番最初に品切れになる商品なので、少し早めに行って並ばなければなりません。
生協さんが年に数回共同購入で取り扱ってくれるので、こちらの方も見逃さないようにしております。

 ああ、それにしても私は北海道に友人・知人、兄弟・親戚がたくさんいるのに、今まで一度もお土産でマルセイバターサンドを頂いたことはありません。
一度弟が千歳空港から「今から花巻行きの飛行機に乗るから」と電話をしてきた時に、慌てて
ついでにマルセイバターサンドを買ってきて!」とお願いして買ってきてもらったときだけです。
なぜでしょう?私は、この現象をとても不思議だと思うのです。

 私の友人・知人、兄弟・親戚たちはマルセイバターサンドの威力を知らないのでしょうか?
それともあまりにも有名すぎるお菓子なので、このようにどこででも簡単に手に入る品物を贈ることは、むしろ手抜きに思われるかもしれないと嫌うのでしょうか?
そういえば私も、毎回判で押したように岩手銘菓の南部煎餅カモメの玉子をお土産にするとき、確かにちょっと気が引けております。

 さて前置きが長くなりましたが、このたび私、マルセイバターサンドを家庭で簡単に手作りすることに成功(?)いたしましたのでご紹介申し上げます。
この発明により我が家のマルセイバターサンド問題は解決し、もう北海道物産展の行列で並ぶ必要はなくなりました。
味、カロリーおよび安直さにおいて、決して本家に劣るものではありませんので、皆様もどうかお試しください。


               


[なんちゃってマルセイバターサンド]の材料は、市販のビスケットサワークリームラム酒漬けのレーズンです。
作り方はビスケットにサワークリーム(味付けはしない)を塗ってラムレーズンをはさむだけです。
本家のマルセイバターサンドにはバタークリームがサンドされていますが、サワークリームでも十分に雰囲気を出してくれます。
ふくいくとしたラムレーズンの香りが本家マルセイバターサンドを想起させてくれますが、ラムレーズンはなくても特に問題はありません。

 実は最初はラムレーズンなしで作って食べていたのですが、遊びにきたM嬢が
ラムレーズンを入れたらマルセイバターサンドになるよ!
と言って、わざわざラムレーズンを作って持ってきてくれたのです。
あるとないとでは違いますが、なくても十分美味だと私は思います。


               


 このアイディアは、ボルシチを作った時に余ったサワークリームの利用法を考えた時に生まれました。
似て非なるものではありますが、私、久々のヒット作ではないかと自負しておりますのよ。










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ホワイトサンドウイッチ

2012-09-02 11:30:00 | グルメ
 これまでの私の人生。
お金には全然恵まれなかったが、搾りたての牛乳にめっぽう恵まれた時期が二度あります。
最初は長女が2・3歳の頃。二度目は子どもたちが中高生の頃。
子どもたちが成長期だったのでベスト・タイミングではありました。

 どれぐらい恵まれていたかと言うと...
毎日毎朝どこからともなく牛乳が我が家の玄関に集まってきます。
その量は数リットルの時もあれば、30リットル入りのミルク缶であったりもしました。
家族だけではとても消費しきれない量です。
もちろん、牛乳を使ったご馳走やおやつのレシピを常に考えていましたが、牛乳の襲来には太刀打ちできませんでした。
まるでホワイトアウトです。
庭に穴を掘ってこっそり捨てたことも何度もあります。

 牛乳を使ったレシピとしては
★牛乳ご飯 (白米を水の変わりに牛乳で炊く)
★牛乳ピラフ(鶏肉や野菜の具を入れた白米を牛乳で炊く)
★牛乳ポテト、牛乳かぼちゃ (ジャガ芋やカボチャを牛乳とバターで煮込む)
★プリン  (新鮮卵、搾りたて牛乳のぜいたくプリン)

 その他にもいろいろ考えましたが、それでもまだまだ間に合わない。
さて、牛乳を効率よく無駄なく大量に消費する最高のレシピって何だろう?
賢いnihaoは気がつきました。
それは【カッテージチーズ】です。


                  


 材料は牛乳と酢だけです。家庭用の作り方は
[鍋に牛乳を入れて7・80度ぐらいになったら火を止める(沸騰させない)
牛乳に酢を入れる(1リットルの牛乳に大匙4杯くらい)
しばらく待つと蛋白質と水に分離する。
キッチンペパーとか布巾を敷いたザルに移し水切りする(10分くらいでOK)
最後にペーパーを軽く絞る。
ペーパーの中に残ったものが低カロリーの美味しい美容食・カッテージチーズ]

 たとえ間違って牛乳を沸騰させたり、酢の量を計り間違っても問題はありません。
そんなに神経を使わなくても大丈夫。

 ところでこれはnihaoが思いついたことですが、牛乳1リットルに対して大匙1杯弱の塩麹を入れると大変味わい深いカッテージチーズが出来上がります。
どうかぜひお試しください。
完成品はサラダのトッピングなどに使います。
裏ごしして低カロリーのチーズケーキを作ることも可能です。
オススメは絶対にこれ↓ サンドウイッチ!


              




 お好みの量のマヨネーズ(多い方が美味しい)で味付けしたチーズを、バターとかマーガリンを塗った食パン(写真は6枚切り)に、ボリュームたっぷりはさんでください。
カフェ風に、カリカリベーコンとか生ハムとかトマトやレタスなどをプラスしたくなるかもしれませんが、ハッキリ言ってそれは邪道です。
あくまでもチーズとパンだけの素朴なホワイトサンドウイッチをお楽しみください。
おそらく初めての食味になると思いますが、クセになること約束します。
余ったサンドウイッチは冷凍出来ます。
自然解凍して食べると美味しいのでお弁当に最適ですよ。






 
 
 
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素晴らしき発酵食品!

2012-04-19 12:30:00 | グルメ
 もうかなり前のことになるが『カスピ海ヨーグルト』なるものが一大センセーションを巻き起こした。
これは、牛乳にヨーグルトの一部を溶かし数時間放置するだけでヨーグルトが簡単に出来上がるという画期的な発酵食品だった。
かなり粘り気の強いヨーグルトだったが、食べ慣れると美味しかった。
何よりも自宅でお手製のフレッシュヨーグルトを毎日頂けるのが嬉しかった。

 種菌を絶やさぬためには毎日作り続けなければならない。
私もせっせとヨーグルト作りに明け暮れていたが、作るのにも食べるのにも追われて段々面倒になってきて止めた。


 そして現在、【塩麹】が空前の大ブームである。
いつの世も発酵食品の人気は変わらない。


 テレビ好きの私なのに、塩麹関連の番組を見たことがなく、ブログ仲間の【すずめさん】【ギズモ。さん】【ポケッと女房さん】たちの記事に触発され、遅蒔きながら塩麹作りに挑戦した次第。
塩麹の作り方はギズモ。さんの記事を参考にした。
室温が低くて発酵しないのではという懸念があったが、コタツホースを利用したらうまくいった。

 塩麹は最強の万能調味料との評判が高い。
食品の保存期間を延ばしたり、酵素の力で固い肉を柔らかくしたり、ビタミンや乳酸菌が豊富なので美肌、整腸、老化防止の効果があると言われている。
なおかつ食品内のグルタミン酸が増量するので、塩麹で作った料理は突然魔法がかかったように美味しくなるのだ。
私もその威力に驚きとりこになったひとりだ。

          

        

 写真上は「三平汁」「アスパラ炒め」
写真下は「卵とトマトの炒め物」「あさりと菜の花のパスタ」
塩のかわりに塩麹を使う。化学調味料を加える必要はない。
シンプルな味付けなのだが深い味わいがある。
 
 ふと考える...私は美味しいものに心惹かれる。
それは取りも直さずグルタミン酸が大好物と言うことだ。
故に塩麹が気に入るのは当たり前のことなのである。
第一弾で作った塩麹はもう全部使い切り、現在は第二弾を仕込み中だ。


 そしてさらに私が最近はまっている発酵食品が【小泉流粕床】を使用した粕漬けである。


 粕漬けが好きである。
しかし今までは一年に一度だけ、お歳暮の新巻鮭の半身を粕漬けにしてお正月のご馳走とするだけだった。
でも東京農大の小泉先生のお話を聞いて粕漬けに関する考え方が変わった。
贅沢で特別な調味料と位置づけていた粕床を、これからはもっと普段使いで利用してみようと思った。
ちょっと大変だったが頑張って粕床作りに挑戦した。
小泉先生のお話をヒントにnihao のアレンジも加え、いろいろな食品を漬けてみた。
小泉先生は「霧吹きで焼酎をかけて管理すれば粕床は腐敗しない」と仰っていたが、私はやはりその点がすごく不安だ。
粕床に漬け込むことはせず食品別に粕を塗り付け、粕は一度きりで使い捨てにしている。


          


 左上からウインナーソーセージ。二段目左からはんぺん、筋子、ゆで卵。
三段目左からかまぼこ、アボカド。

 上記の食品は、酒粕の力でどれも本来の味が変化して新しい味の魅力を出している。
特に私のお薦めはアボカドとはんぺん。どうかお試しあれ!
 
 ふくいくとした酒粕の香りをまとった魚介類や野菜を口にすると、思わず「日本人に生まれてよかった」と呟く。
あまり美味しいので最近私は朝からほろ酔い気分なのであ~る♪






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料理名人

2011-10-27 12:05:00 | グルメ
 扉を開けると懐かしい友人の顔......
久しく会うことのなかったマダムTが、ニコニコ笑って立っていました。

 マダムTは、仲間うちでは『料亭T』とあだ名がつくほどの料理名人です。
彼女の頭の中の8割は、常に食材と献立とレシピが渦巻いているかのようです。
彼女の手によるとどんな料理にも魔法がかかり、料亭のご馳走のような変身を遂げます。

 彼女から食事のお誘いをいただくと、何日も前から嬉しくてたまりませんでした。
ちょうど今頃の季節には、新米を炊いて炭火で焼いた絶品のきりたんぽ鍋をご馳走してくれたものです。
当時の仲間たちは今では皆、ご亭主が退職して在宅だったり、嫁から孫の世話を押しつけられたりで忙しくなり、集まる機会がなくなってしまいました。

 そのマダムT、去年ついに某社の社員寮の賄いの職を得ることになりました。
社員寮にはいつもお腹を空かせている10数名の独身青年や単身赴任者が住んでいます。
マダムTの才能と実力が、やっと認められる機会がやってきました。
彼女のご飯でお腹いっぱい元気いっぱいになれる男性たちも、なんと幸せ者でしょう!

 本当は彼女には甲斐性のあるご主人がついています。
ハッキリ言って仲間うちでは一番リッチです。
なにもこの歳になって無理して働かなくてもよいのですが......
料理は生き甲斐。キッチンは彼女のステージ。大喜びでこの話を受けたそうです。

 朝ご飯の支度は午前4時から。
終了後いったん自宅に戻り、また昼過ぎに晩ご飯を作りに出かけるそうですから結構ハードな仕事です。
買い物も献立をたてるのも自分でやらなければなりません。
社員たちの反応や残量などを調査しながら献立の研究に余念がありません。
適材適所とは、まさしくこのようなことを言うのでしょう。

 「一番人気のメニューは何ですか?」と聞いたら「グラタンかしら」と言う答が返ってきました。
ああ、私も食べてみたい。


 ところで我が家の娘も、一年間だけ親元を離れて下宿経験をしたことがあります。
母親としては、食事のことや生活面、健康面などいろいろ心労が絶えませんでした。

 夏休みに戻ってきた時に、先ず娘の目の色が緑色になっていて腰を抜かしそうになりました。
 黒目が緑色になるなんて...すぐにアメリカTVドラマで見た【ビジター】を思い出しました。
これはどこか体調が悪いに違いない。本人は気がついているのだろうか?ご飯は食べているのだろうか?栄養は足りているのだろうか?
恐る恐る娘に問いただしたところ

あっ、これっ? カラーコンタクトにしたのよ!

 な、なんですって! 

しかも1週間もしないうちに
下宿のおばさんのご飯が恋しくなったわ!

 なにやら下宿先の奥様が大変料理がお上手だというのです。
カレーひとつとってみても、インド風、ジャワ風、タイ風などといくつかの種類があって、下宿人みんなが食事の時間を大変楽しみにしているとのこと。
体重が増えた下宿人もいたそうです。
おばさんの作る美味しいご飯は、初めての下宿暮らしの苦境を癒してくれる絶大な効果があるということでした。

 娘の正直な言葉にはへこみましたが、ホッと安心感が横切ったのも事実です。
もし娘が下宿屋の食事に不満を感じ私のご飯を恋しがってばかりいたら、苦境を乗り越えることは出来なかったかもしれません。
子どもの自立を促すためには、母親は料理名人である必要などないのではないでしょうか?
一番でなくても全然問題などないのではないでしょうか?




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ジャンボおかずパン

2011-03-10 12:55:00 | グルメ
           

                   [おかずパン]


 私の【三匹のお供】のうちの一匹、フワリンで作った『ジャンボおかずパン』(20㎝×8㎝)
フワリンは日本第一号のホームベーカリー。すでに25歳という長老だ。
しかし故障知らずとはいえ若かりし頃と比べたら仕事ぶりは一段と落ちる。

 どこが劣ってきたかと言うと...一番力を必要とする最後の焼き上げのところ。
フワリンが焼き上げるパンは寸足らずの上にちょっと固くて、名前を返上しなくてはならない仕上がりだ。
[練り→寝かし→練り→発酵]の工程には全然問題がない。
故にここまでの段階で生地を取り上げ、後はnihaoの手動に切り替える。
自動だと山形の食パンしか作れないが、途中から手動にすると実に様々なバリエーションを楽しむことが出来るのだ。

 最近は、お米や残りご飯からパンを作る機械が開発され販売され人気を博している。
世界的に穀物相場が高騰して小麦粉の値上がりに歯止めがかからない昨今、お米パンは日本の救世主となるかもしれない。

 私にはフワリンがいるから新規購入の予定はないが、ご飯が炊けるホームベーカリーがあれば話は別だ。
そんな夢のような道具、生きているうちにお目にかかることはないだろうと思っていたら......
日本ではまだ販売されていないが(たぶん一生懸命開発中だと思う)、フランスではご飯どころかヨーグルトやジャムやチーズやケーキまで作れる製品があるそうだ【気がつけばおフランス
あらまぁ、これは優れもの! 日本での誕生を楽しみに待つことにしよう。

 
 さてジャンボおかずパンはnihaoのオリジナルレシピである。
このパンが簡単で凄く美味しいという世間の噂は(?)本当だ!! 
途中までホームベーカリを利用する点が特徴だが、もちろんすべての行程を手動にしても一向に問題はない。




『A』『B』『C』       
『D』

1)ホームベーカリー[発酵までのコース]でパンの生地を作り取り出しておく。
2)おかずパンの具を作って冷ましておく。
 今回の具材は鶏肉、玉ねぎ、コーン、椎茸、人参などを炒めて塩・胡椒。 
 具材は他に小エビ、ベーコン、キャベツ、グリンピース、ハム、ウインナーソーセージなども適しているだろう。   
 想像だが...タイムやローズマリーなどの香草があるとなおよいのではないだろうか?
3)生地を平たくのばし(35×23ぐらい)、その上に具材を敷き詰め最後にチーズの角切を全体にちりばめる(写真A)
 予算の関係でベビーチーズを使用したが、想像だが...ここで各種チーズにこだわって 作ると味のレベルは本格的になるのではないか?
4)端から巻いてのり巻き状にし(写真B)、全体を等分に7個に切り分ける。
5)バターを塗ったケーキ型に(写真C)のように並べ、一時間かけて第二次発酵させる。
6)倍近くに膨れあがった生地の上にマヨネーズでお化粧する(写真D)
 180度のオーブンで30分焼いて仕上げる。
 

            



※このレシピの具材を変えるといろいろな味を楽しむことが出来る。
☆各種ドライフルーツを入れてミックスフルーツパン 
☆各種甘納豆を入れて豆パン 
☆リンゴジャムやリンゴ煮を入れてアップルパン




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