blog-cafe

マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

あれこれ年間データ

2013-12-27 14:47:00 | Weblog
                 
 
                      【銀河農場の夜】

 小岩井農場初のイルミネーションイベント開催中です(来年1月4日まで)
SLの客車には賢治さんが乗っていて、その風景がとても幻想的です。


             ★       ★       ★

 [読書]

 誰からも頼まれたり期待されている訳でもないのですが、年末にはいつも今年度の読書データを発表しております。
電卓を手にしながら1年分の読書カードを捲る、この行為に喜びを感じます。
今年は139册でした(昨年は125冊)
今年もまた、いつも通りのだらしないリラックスした横たわり読書で。
肩がだるくなり背骨がソファの形に曲がって痛くなるのも忘れて読みました。

 傾向としてだんだんミステリーやホラーが少なくなってきています。
歳のせいか穏やかな内容の本を好むようになってきているのだと思います。
前半は三浦しをんさん、後半は角田光代さんの小説を多く読みました。
今年度一番の真面目読書は寺山修司著作集全五巻です。 
詩、俳句、短歌、童話、小説、戯曲と多岐にわたる圧巻の天才的作品群、こちらはさすがに姿勢を正して読みました。


  [ブログ]

 今年度の更新数は41回です。昨年は28回だったので少しだけ頑張りました。
震災後激減した更新数ですが、いつまでも震災のせいには出来ません。
こちらもやはり歳のせいか集中できず、記事を書くのにすごく時間がかかるようになって、少々嫌気がさしています。

  そうだ!写真中心にして文章が少量のブログスタイルを目指そう!!

 ・・・と考えたこともあるのですが、なにせ写真センスが最悪。
文章の不足を画像で補えればよいのですが、どちらかというと画像の不足を文章で必死に補っている現状です。
しかも、これもまた歳のせい? 無駄にどんどん長くなる文章。

 言葉など不要な芸術写真が撮れるようになりたい・・・限りなく無理に近い願望なので、写真など不要な名文目指して努力するしかないのかなぁ、やっぱり。
とにかく、もっと更新数を増やす工夫をしたいと考えています。

 [孫にも衣装]

 今年はともしびちゃん(孫・仮名)のお洋服を22着作りました。
ともしびちゃんはたいして喜んではいませんが、ともしびちゃんのお母さんは「家計が浮く」と大喜びです。
作る度に腕が上がりアイディアが湧いてくるのがはっきりと自覚できます。

 最新作はこれ↓ お正月用のオシャレ着です。
1歳の誕生日を迎え歩くようになったので、よちよち歩きの愛らしさを強調したくて、後ろ姿のデザインを工夫してみました。

 
            

        (フリースのワンピース)       (ポケットの中には?)     


               

        (前あきの上着)          (上着の後ろ。愛犬ココアと)            

 
 もう楽しいことなどあまりない毎日ですが、洋裁は心弾みかつ達成感のある有意義な時間になっています。
ともしびちゃんのためというよりは、自分の再生のためにやっております。 
 









    




白雪姫と赤頭巾ちゃん

2013-12-19 09:30:00 | 手仕事

            

       『白雪姫』                    『赤頭巾ちゃん』
 
 孫にも衣装第二弾! 寒さ本番を迎えポンチョを作りました。
ファーをつけたり裏地をつけたりと、私自身のスキル以上の仕事をしたので難儀しました。

 はじめに作った白い方はサイズミスをしました。
あんまり大きすぎて身動きできず、孫がポンチョの中で不安顔になったそうです。
ごめんなさいね、ともしびちゃん。急遽赤い布地で作り直しました。
ふたつ並べるととってもメルヘン。


                  ★     ★     ★



 某家のご子息の結婚披露宴にオットーの代理で出席したところ、隣の席に座っていたのはなんと雀友のK君でした。
このところ麻雀もとんとご無沙汰。久しぶりに会ったのであれやこれやと話が弾みました。

 幸せ絶頂顔の新郎新婦をチラチラ眺めながら美味しいお酒とお料理を戴いていると、K君ったら
オレは息子と同居しているから老後は安心だが、nihaoの所は先行き不安だな
などと、私が一番うんざりする軽はずみな一般論を言い出すではありませんか。

 最近同じようなことをK君以外の友人からも言われました。
子との同居によってあたかも老後の平和が約束されたかのような錯覚を抱いているみたいです。

 いったん親離れ・子離れを完了したのに、再度親子が同居するようになるのは人間だけの現象です。
独立した後に「暮らしがゆるくない、母さん、助けて!」と、途中で親のところに戻ってくる動物がいるでしょうか?
歳とって心配だから傍で支えて!」と、独り立ちした子どもを呼び戻す動物の親はいるでしょうか?
いつまでも親子で暮らすことが許される人間の世界は、野生動物の観点から見るとかなり特殊な世界であります。

 私の周りにも子どもと同居している友人、知人はたくさんいます。
でも話を聞くと皆、嫁や婿に不満だらけ。決して幸せそうではないのです。

 一例をあげると私の友人は毎日、二世帯分の掃除、炊事、洗濯をし、弁当を作り、孫の塾や習い事の送り迎えをし、おやつを用意し、宿題も見てあげて、風呂に入れて寝かせて・・・と、太る寝る暇もないくらい時間に追われています。
それなのに日曜日になると嫁や孫たちは、お婆ちゃんには声もかけず自分たちだけでどこかへ遊びに行ってしまうらしいのです。

 この歳になって、なぜそんなに報われない努力をしなければならないのでしょう。
家族といるのになぜこんなにも孤独と悲哀を味わわなければならないのでしょう。
このようなギブありテイクなしの一方的な同居の形は私には全く理解できません。
もちろん上手くいっている家族もあることでしょう。
でもそれは賢明で忍耐力のあるチームだけの成功例であって、通常は、どちらかの大きな犠牲と我慢の上に成り立っているのです。

 同居、別居にはメリットもあればデメリットもあります。
やむを得ない家庭の事情というのもあるでしょう。
それにしても「親と同居したい子」よりは「子と同居したい親」の方が圧倒的に多く、ひ弱な親が確実に増えています。

 「実は・・・嫁が全く家事や炊事を手伝わず、ひとことでも注意をすると何日もふてくされる。
女房は外で8時間働き、家でも休みなく働かされて、もう気の毒やら可哀想やら、体を壊すのではないかと気が気でならない。

K君もついに真実と本音を吐露しました。 

 な~んだ。先行き不安なのはむしろ我が家よりK君の家の方。
どだいそのような至らない嫁が、有事の際に期待通りの動きをする筈がないのです。

 「K君、目を覚ましなさい! 奥さんを守ってあげなさい! 先ずは愚痴を言う前にあなたが率先して家事を手伝えば、お嫁さんもそのうち気がつくのではないかしら
と気休めにもならないアドバイスをしておくにとどめました。










      


 

ドラクエで脳トレ

2013-12-12 08:40:30 | Weblog

         



 スクウェア・エニックスがスマートフォン版の『ドラゴンクエスト』を無料配信してくれるというので、年甲斐もなくダウンロードして遊んでおりました。

 ドラゴンクエストは、我が国のRPG(ロールプレイングゲーム)の金字塔を打ち立てた画期的なゲームソフトです。
忘れもしません。
27年前の初めての出会いはたいそう衝撃的なもので、ゲームのシステムや物語の世界観にあっという間に虜になってしまいました。

 「こんな面白すぎるものを子どもに与えてはいけない!
 「いつの日か青少年の健全な精神はゲームに毒され、日本は滅びてしまう!

 大切な子どもたちの心身に何か問題が生じたら取り返しがつきません。
本気で心配するあまり子どものプレゼント用に買ったソフトは、私の独占・管理の下で、要するに私のやりたい放題と相成った次第です。

 ああ、でも今だから白状すると
私はドラゴンクエストのせいで、子どもたちの学校行事や参観日やPTA役員の会議をすっぽかして注意されたことが数度ありました。
用事を忘れていたのではなく、外出の支度をした上でちょっと10分のつもりが、不思議なことに2時間も経っていたのです。
コントローラーを手にすると正気ではなくなる魔力がドラクエには潜んでおりました。

 ドラゴンクエスト・シリーズはPS2版のVIIIまで大いに楽しみました。
その後はゲームの内容やゲーム機の進化に、頭もお金もついていくのがだんだん無理となりました。

 最近のオンラインゲームには抵抗があるのでまだやったことはありません。
現実生活では滅多に行き来することのない息子と娘が、ゲームの世界では仲良くいっしょに旅をして姉弟愛を育んでいるようです。
お母さんもいっしょにやろうよ」とよく誘われますが、もう私のゲーム脳は限界です。
それに私と子どもたちだけがバーチャルの世界で仲良く暮らし、ひとり現実世界に取り残されるオットーのことを考えるとちょっと気の毒です。

 スマホ版ドラクエは、小さく複雑な画面上を指で操作し、体力と強さのレベルを図りながら敵と闘い、恐怖と地獄のダンジョンをさまよって・・・
と、いっぺんにいくつものことを考えて進まなくてはならず、これはもう完全に私自身の惚け防止のために大変役立っております。

 やはり昔と比較したら記憶力の低下が著しく、町の名前や登場人物たちと話した内容をすぐ忘れてしまいます。
苦労してやっとたどり着いた場所も時間を経るともう行けなくなるし、いつまでたっても狭いマップの中を堂々めぐりしているばかりで、それ故にこそこれは、衰えた脳力を刺激するには最適なゲームだと言えるでしょう。

 私ばかり賢くなっても申し訳ないので、来たるべき認知症検定受験のトレーニングのために、みなさまにも可愛らしくて楽しいゲームをひとつご紹介します。↓

 探して子犬探して子犬











暦の上ではディセンバー

2013-12-05 13:25:00 | Weblog

 さていつの間にやら「暦の上ではディセンバー」と相成りました。
一日は長いのに一年はなぜこんなに早く過ぎ去るのでしょう。

                

 M嬢がまた頼みもしないのに、どこかから戴いた渋柿をたくさん持って来てくれました。
いつも私に作らせないで、今年は自分で作ってごらん!
って、そんな、私、作らせたことなんかないし、干し柿食べたいと言ったこともないのに・・・
とにもかくにも私は生まれて初めて干し柿なるものを無理矢理作らされました。
破棄寸前の物干スタンド・パラソルに干したので、憧れていた晩秋の軒下の風物詩からはちょっと遠かったけれど、完成した干し柿はなかなか美味です。
  
                 
               ★     ★     ★


 数字なら四桁、文字なら五個・・・我が記憶力の鬼門であります。

 先日薬局に『ビタミネン・ゴールド』というビタミン剤を買いに行くことになりました。
もちろん薬瓶のラベルを確認して「ビタミネン・ゴールド、ビタミネン・ゴールド、ビタミネン・ゴールド!」ときっちり3回唱えました。
インパクトの強い名前なので忘れる筈はないでしょう。途中スーパーと銀行に寄り30分後に薬局に着きました。

 しかしなんということでしょう。
ビタミン剤のコーナーには私が求める「ビオタミン・ゴールド」はありませんでした。
「あれっ、ビスタミン・ゴールドだったか? アリミネン・ゴールドだったか?」
思い出そうとすればするほど混乱してしまい、結局買わず買えずに戻ることになったのです。
後日空になった薬瓶を持参した上で間違いなくビタミネン・ゴールドを買い求めてきた次第です。

 私の記憶力がいかに低下したかという問題はさておいて、薬の名前というのは実に紛らわしくて覚えにくいものです。
しかも製薬会社は、薬の成分やその疾病を喚起させるイメージの薬名をつけるから、どことなく似通ったネーミングになっています。
その上なんでもかんでもオール・カタカナ。 
もしビタミネン・ゴールドが、美民年・ゴールドだったなら私は絶対に忘れることはなかったでしょう。
胃腸薬だって[第一三共No.1] とか[タケダ薬品No.5]とかにすれば、まだしもスッキリ覚えられると思うのですが・・・いや、そうでもない???

 そう言えば病院では、医師から必ず「現在服用中のお薬の名前を教えてください」と訊ねられます。
この質問に正確に答えることが出来る人は、はたしてどれくらいいるでしょう。

 「紫の袋に入った白くて苦い粉薬とピンクのカプセルの2種類です
 「血圧の薬が白い錠剤。胃薬が赤い錠剤です

 これでは医師泣かせ。全然答えになっていません。
私は自分の使用している味噌や醤油やサラダ・ドレッシングの商品名ですらスラスラ言えるのに、大切な命と健康を預かる薬の名前は何ひとつ言えません。
これはすごく恥ずかしいことであります。
これからは自分の薬の名前くらい正しく言えるようにならなければならないなと反省させられた一日でした。