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マダムnihaoのフレッシュ搾りたてブログ。お気軽にお立ち寄りください。

失礼千万!

2008-07-03 10:30:12 | Weblog
 昨日ガソリンを補給したら1リットル177円だった。
岸壁釣りに取り憑かれ、家計を顧みず秋田詣でを繰り返している夫の先月分のガソリン代は2万5千円。
食品も然り。諸物価の高騰は家計を直撃している。

 夫は再就職したとはいうものの、三日行っては四日休みのような仕事だから戴くものは当然少ない。
夫の手当は食費にまでは回らないのが現状である。
そこで当てにしていた年金だが......なぜ出ない?

 偶数月に支給されるはずの年金、4月には出なかった。
慌てて確認したら退職初年の場合は6月から支給とのことだった。
6月までは仕方ないと貧乏生活に耐えていたが......やっぱり出ない!

 我が家は既に3ヶ月間も食費ゼロ家計で、M嬢のバッケと弟が送ってくれたアスパラと、岸壁の男たちから貰った魚で難局を乗り越えてきたようなものだ。

 この我が家の危機的状況に際して
「役所も忙しいし、おそらくみんなまだ支給されていないんだろう。
そのうちまとめて出てくるから心配するな!」
なんと夫はのんびりと構えていることだろう。
いくら頼んでも問い合わせてみようともしないのである。
なにか、クレームをつけたり問い合わせをすることを厚かましく恥ずかしいことと考えている節がある。

 仕方ない。私がする!
夫の年金は全部ワタシのモノだもの。
しかし.......「ご本人様ではないですね。」
と冷たくあしらわれ返す言葉もなく意気消沈。
妻は夫の年金に関して問い合わせてはいけないのだろうか?
余談になるが、妻が一定の条件下で支給される加給年金というものがあるらしいが、私はこの『かきゅう年金』のことを
「取り急ぎ些少ではありますが奥様にも差し上げます」
というイメージで解釈していたので『火急年金』か『下級年金』だと思っていた。
ジョークではない。マジである。

 さて私があんまりうるさくせっつくので、渋々と夫が電話をかけた。
すると......退職者が多すぎてデーター処理に手間取っていて、なんと夫のデーターもまだコンピューターに入力されてもいないことが判明した。
8月までには必ず全額支給しますという回答だったが、これを聞いて怒り狂ったのは私だけ。
生活権を侵害したまったく失礼千万な話なのに
「おい、ちゃんと出ると言ってるぞ。よかったな!」
危機感のない夫の言葉は、なんとも腑抜けで情けない。

 まだしばらくの間は、まさかの食費ゼロ生活が続くことになった。
こんなことになるのなら、花壇を全部畑にしておけばよかったと悔やまれてならない。