日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

サルデーニャ料理店「Tharros」でランチ@渋谷&「ジョバンニ先生のまるごとサルデーニャ講座」他のお知らせ(2016.11.26)@高円寺piazzaItalia

2016年11月04日 | イタリアンレストラン
サルデーニャ料理店「Tharros」でランチ@渋谷&「ジョバンニ先生のまるごとサルデーニャ講座」他のお知らせ(2016.11.26)@高円寺piazzaItalia


実はようやく渋谷のサルデーニャ料理のお店「Tharros(タロス)」に友人と行ってきました!!
ここのHPのサルデーニャの紹介記事も 行く前に丹念に読ませていただき メニューも色々迷った末にとうとう行ってきました!! 

この日食べてみたのは...フレグラのランチセット!! とても歯ごたえのよい そしてクスクスよりも粒の大きい粒状パスタ アルデンテで貝も美味しく 友人の方は牛肉の赤ワイン煮のショートパスタで じっくりコトコト煮込んだ牛肉の美味しいこと!!

その他にサラダバー 前菜 パン そして食後のコーヒーはエスプレッソにしました(^_^)

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次はこちらのHPから サルデーニャについてあれこれ:

フレグラ: これは小さな粒状パスタで クスクスと似ています

女性が男性に求婚する際の決まり文句は『フレグラ作れますから、ぜひ結婚して下さい』という意味です 発祥はカンピダーノでしたが 今では島中で食べられます 語源はラテン語のFRICARE 「細かくする」という意味の言葉だと思われます (参考: LCI)

その他 ペコリーノチーズ 仔豚の丸焼き パーネ・カラザウ(Pane carasau) クルルジョネス(Culurgiones/ラビオリの一種) カラスミ(bottarga)←タッロスがカラスミの産地として有名 等...

サルデーニャの歴史は aC800年頃 当時ヌラーゲ人が住んでいた島にフェニキア人が入り カルタゴ人ローマ人の侵略を受け 中世のスペイン支配と続きます 
サヴォーヤ家の手に渡ったあとはサルデーニャ王国が建国され それを前身としてイタリア共和国が誕生しました

巨大遺跡 新石器時代のネクロポリス 石積みの塔ヌラーゲ(Nuraghe)等の古代建築を背景に 羊の群れがゆっくりと進む牧歌的な風景が残っています

オリスターノの近くで発見された「モンテ・プラマの巨人」(Giganti di mont'e Prama) タッロス(Tharros)の遺跡など...

民族音楽で特異なのは ラウネッダス(Launnneddas)という 息継ぎを全くせずに鼻で息を吸いながら常に音を出す特殊な演奏技術のため 今は演奏者がとても少ないそうです
 演奏(一部)は こちら (音が出ます)


祭りでは 2~3月にかけてのカルネバーレ(謝肉祭) 5月1日にカリアリで行われる聖エフィジオ祭(Sant'Efisio) オリスターノで行われるサルティリア(Sartiglia)のカーニバルは疾走する馬から星の的を射る競技です

オルゴローゾ
(Orgoroso)は村中の壁がサルデーニャの歴史を語る壁画で埋め尽くされ 近くのマモイアーダ(Mamoiada)の村では 歴史ある独特のカーニバルが行われます 長い角を持つお面と衣装はとってもエキゾチックです(HPにたくさんの写真が載っていますのでぜひ見てね!)

コルクの生産はイタリアワインの9割を占めており 様々な伝統工芸  特徴ある民族衣装等など... 魅力たっぷりのサルデーニャ島は 「長寿の島」としても世界的に有名です 小さな街ほど長寿なのだそうで 100才以上の人口率はヨーロッパ平均の3倍だそうですが 内陸部では何百年も変わらない伝統的で健康的な食生活が維持されており それも長寿の要因のひとつだそうです 

出典: TharrosのHP
(お店の方に了解を得ております ありがとうございます)

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ちなみに ヌオロ出身のノーベル文学賞受賞作家グラツィア・デレッダ(Grazia Deledda)の作品を読みました 
彼女が1926年にノーベル文学賞を受賞した時のライバルは二人ともイタリア人作家で アダ・ネグリ(ナポリ出身)はムッソリーニのお気に入りであったこと チェーザレ・パスカレッラ(ローマ出身)は高齢のためと詩作品の軽い様式のために 第3の立候補者グリエルモ・フェルレーロ(歴史書「ローマ、その偉大と退廃」著者)は最大のライバルだったが 思想の独創性が疑問視されたことが原因での落選であったと思われます 

デレッダの受賞をイタリア国内では当時 duce(ムッソリーニ総統)の支配下でのイタリア文学の再生に向けられた敬意と解釈しようとし デレッダ自身はヌオーロから夫とともにローマに移り住み 政治からは常に遠ざかっていたとあります(「ノーベル賞文学全集」主婦の友社1972年発行) 彼女の作品にはサルデーニャの人々や自然がとてもよく描かれており 惹きこまれました

少しずつサルデーニャの魅力に触れつつあります...

Taverna & Bar Italiano Tharrosは こちら

サルデーニャ検定・サルデーニャ紹介のページは こちら

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そして2016年11月26日(土) 高円寺piazzaItaliaで サッサリ出身の Giovanni Piliarvu先生による 「ジョバンニ先生のまるごとサルデーニャ講座」というサルデーニャのセミナーが開かれます:

詳しくは こちら

私ももちろん行きます!! サルデーニャについて 日本語も堪能なイケメンのGiovanni Piliarvu先生から色々聞きましょう~(^^)/
詳しくは こちら


また 彼の写真家としてイタリアを巡った「写真で旅するイタリア講座」というセミナーもあります(11月12日)
詳しくは こちら


そしてなんと NHKテレビでイタリア語「Euro 24」でおなじみのMattia Paci先生による「クリスマス料理deイタリア周遊 マッティーア先生のCucina di Natale講座」という2回講座(12月10日、17日土曜日)もあります:

詳しくは こちら

私も行きます♪ 先日先生に初対面の時に頑張って(?)リクエストさせていただいたので 行かねば!!(笑)

ここは土曜日にいろんなセミナーをやってくださいます 実にたくさんあります!! ←先生で選ぶか?内容で選ぶか?(笑) なのでここに通っていない私のような者でも1回講座に行かれるので嬉し~い♡

12月3日(土)の イタリア式Nataleを楽しもう! トンボラ(TOMBORA)講座とか... 料理レシピから学ぶイタリア語(11/9,11/30)とか...


セミナーの案内は こちら


* 写真はメインディッシュの 『タロス名物 貝類のフレグラ Fregula ai frutti di mare』
 うちにも1袋あるんですよフレグラ... 作るの楽しみ♪


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