
EU フィルムデーズ2025 開催のお知らせ(大阪/5.9~5/29 東京/2025.6.28~7.11ほか)@シアター・イメージフォーラムほか
EUフィルムデーズは 欧州連合(EU)加盟国の在日大使館・文化機関が選んだ 近年の注目作品を一挙上映するユニークな映画祭です
EU加盟の全27カ国が参加する今年は、「アニメーション」にフォーカスし 各国が厳選した短編および長編アニメーション作品を上映します
欧州では歴史的に 芸術性が高く洗練されたアニメーションが数多く作られ 世界的な評価を得てきました
その手法はドローイングからストップモーション または最先端の3Dアニメーションまで多岐にわたり テーマにおいても 個人的なものから社会的な問題に挑戦するものなど様々です
EUフィルムデーズ2025では それぞれのEU加盟国から生まれた新旧のアート・アニメーション作品を紹介することで 観客のみなさんに欧州の新たな文化的多様性を発見する機会を提供します
EUフィルムデーズ2025開催期間&会場:
大阪 (テアトル梅田):5/9(金)~5/29(木)
東京 (シアター・イメージフォーラム) : 6/28(土)~7/11(金)
名古屋 (キネマノイ):7月下旬
福岡 (福岡市総合図書館映像ホール・シネラ):8/20(水)~8/24(日)、8/27(水)~8/30(土)(9日間・予定)
京都 (京都文化博物館):9月(予定)
予告編は こちら
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上映作品のリストは こちら ←短編と長編とあります
ちなみにイタリア作品は 短編(20分): 『セイレーンの声 The Voice of the Sirens』
監督:ジャンルイジ・トッカフォンド/2024/フランス、イタリア
Neopittorico(新絵画的)のアニメーター トッカフォンドの新作です🎥
ドイツ作品は 長編(60分): 『アクメッド王子の冒険 The Adventures of Prince Achmed』です
あと フランス作品で 「イヌとイタリア人、お断り!NO DOGS OR ITALIANS ALLOWED」(長編部門) が気になりますね😊
イタリア人移民の家族の苦難の歴史を描いた、温もり溢れるストップモーション・アニメーション
予告編(trailer)は こちら
個人的にはこの中でも特に ポーランドの手描きの油絵アニメ「農民/Chlopi」がお勧めです
ロトスコープという モデルの動きをカメラで撮影し それをトレースしてアニメーションにする手法でもって 4年半の歳月をかけ 約100名のスタッフで 計20~25万時間に及ぶ稼働時間を費やして創り上げられました🎥 ポーランド映画祭で観た時に あまりの労力とその迫力に ラストは涙が流れてしまいました...
「ポーランド映画祭2024で人生で初めて手描きの油絵アニメ「農民/Chlopi」を観ました(2024.11.24)@恵比寿ガーデンプレイス」 は こちら
見逃した方はこの機会にぜひ🎥
予告編(trailer)は こちら ← 音楽と 迫力ある絵の動きにご注目ください🎥

EUフィルムデーズ2025は こちら
写真: イヌとイタリア人、お断り!NO DOGS OR ITALIANS ALLOWED」