日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

日伊協会イタリア旅行&留学セミナー「Tutta Milano!」(ミラノ万博紹介)リポート(2014.11.6)@日伊協会

2014年11月18日 | イタリア留学
日伊協会イタリア旅行&留学セミナー2014秋「Tutta Milano!」に参加してミラノ万博について聞いてきました(2014.11.6)@日伊協会

ミラノ万博について詳しく聞けるというので 日伊協会主催の「Tutta Milano!」に参加してきました 

第一部『万博を迎えるミラノを愉しむ』 
講 師:五十嵐 治子(Tutta Italia ワールドエアサービス)


2015年5月1日~10月31日に半年間開催されるミラノ国際博覧会を目前に活気に沸くミラノ
ミラノへの交通アクセスから、周辺エリアの魅力を含めたご滞在プランをご紹介していただきました

ミラノでは過去2回万博が開催されたそうで 1906年は「交通」がテーマだったとのこと センピオーネ公園が開催場所でした
まずは地図を写して場所を確認し 北西にあるRHO(ロー)がメイン会場となるそうです

空中50メートルでの空中ディナー 公式マスコット”Foody”(11種類の野菜・果物でできています) 日本館のロゴのモチーフは祝い箸 イタリア館のモチーフは苗床 84のパビリオンがあること Lonely Planet社発行の「Best in Travel 2015」都市部の第3位にミラノがランキングされていること アリタリアから週4便ミラノ直行便が出ているが 2015年は毎日運航されること等を伺いました


開発目覚ましいポルタ・ガリバルディ地区  特急ItaloのイタロBoxという駅弁と革のシート ポルタ・ヌォヴァ地区の開発計画 エキスポ・ゲートが設けられたスフォルツェスコ城は 会場から離れているがここをミラノの入り口として世界を知ってほしいとのこと また運河のあるナヴォリオ地区等でのナイトライフ ミラノ近郊の小旅行についての紹介 こちらはベルガモ(カッラーラ美術館 ドニゼッティ博物館等) クレモナ(ヴァイオリン工房 音楽ホール等) パヴィア(チェルトーザ修道院他) ヴァレーゼ(サクリ・モンティ)等が紹介されました

...いやぁ~ナポリから帰ったその足でミラノのビデオを見ると別世界です~('◇')ゞ

        *         *          *   


第二部『ミラノEXPOセミナー』 
講 師:WOLFANGO POGGI(スクオーラ・レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ校 校長)

ミラノ国際博覧会2015年のテーマは『地球に食料を、生命にエネルギーを! 将来を意識した選択』と題して、『』を中心に地球環境や資源、食材、遺伝子組み換え、更には人間の健康まで広く取り扱います。

世界から144カ国が参加し、体に良い、エコな食生活を実現できるように提案されるさまざまな新技術が紹介されます。更に各国の研究結果を体験できる催しや新商品の発表の場となり、賑わうことでしょう。

まずは 国際博覧会(EXPO)についておさらいしました 第1回のエキスポは1851年にロンドンで開催され 28カ国が参加(今回のミラノは144カ国)
有名なのは1889年に フランス革命100年記念で開催されたパリ万博で エッフェル塔がこの時建設されました 1992年ではジェノヴァでも開催されています

テーマは 「地球に食料を、生命にエネルギーを」で ずはり「食」で 各国のパビリオンでは 各国の食文化をテーマに様々なコンテンツがそろっています 日本館も和食(ユネスコ文化遺産に登録)その他の発信がなされます

Cardo と Decumanoという東西南北に走る道を 空中撮影マシンから見るという試みや 2万人が収容できるLake Arenaでは黒い小石が鏡の役割を果たすこと Expo Centerではダンスやワークショップやコンサートが開催され 地中海の丘 スローフードのスタンド パビリオンゼロで食の歴史を辿る Children Parkでの五感を刺激する体験 ミラノ大学農学部のプロジェクトあり(中世の野菜等)
そして9つのエリアに分かれたClusterという集団パビリオンでは Riso  Cacao  Caffe'  Frutte e legumi  Il mondo delle spezie(スパイス)   Bio Mediterraneo  Isole,mare e cibo  Zone aride(乾燥地帯の食と農業) Padilioni self built  food ad beverage(休憩所他) 等があります
  
なぜミラノが選ばれたのか?については10の理由があり イタリアの伝統食を伝える ツーリスト戦略 文化センター 経済の中心 ファッション・デザインの中心地 国際的なショッピング街 世界に向けてオープン 精力的・連結相互 世界に競合するスポーツ 医学研究 等です

エキスポでは3つのエリアに分かれており 新技術や機能を紹介するマーケットやイベントのスペース  実際に体験、体感できるブース  そして地中海ダイエットを実際に食する事ができるリラックススペースが設けられているとのことです

デジタル・スマートシティ
であり 環状水路(vie d'acqua)がTicino渓谷まで続いているミラノ 

マスコットのFoodyの鼻はにんにくですが aglioのナポリ弁であるguaglioという名称とのことで この11種類の野菜・果物はミラノの小学生のコンクールで名前を決めたのだそうです


そしてランブルスコ(エミリア・ロマーニャ州の微発泡ワイン)と ロンバルディアのお菓子アマレッティをいただきながら スクオーラ・レオナルド・ダ・ヴィンチ ミラノ校の紹介ビデオを見ました

EXPOスペシャルコース 『verde, rosso e bianco』は 緑、赤、白の各色に因んだ地中海ダイエットのプログラムとのこと またミラノ万博にちなんだ特別コースもあります
そして 校長先生からダ・ヴィンチ校のマグネットをプレゼントされ 無事閉会となりました

私は前の方に座り 通訳の入る前に笑ったりしていたので校長先生とつい目が合い質問されたりしたのですが ワインに酔っていたのか(?)間違えた答えを言ってしまい赤面~Σ(゜Д゜) 通訳の松山様お疲れ様でした!!


ミラノ万博は こちら

イタリア政府観光局ENITの専用ページは こちら

今はまだ あちこちのサイトでたまに求人等も見かけます イタリア語と開催期間滞在がポイントのようです

開催のお知らせは こちら


*素晴らしいセミナーを開催していただきました公益財団法人日伊協会様に 心よりお礼申し上げます



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