日伊文化交流会

サークル「日伊文化交流会」は板橋区で生まれ、元東都生協登録サークルとしてイタリア好きの人たちが集まり楽しく活動しています

「アレッサンドラ・マリア・ボナノッテ写真展」に行ってきました(2016.1.21)@イタリア文化会館

2016年01月23日 | イタリアの美術館・博物館
「アレッサンドラ・マリア・ボナノッテ写真展」に行ってきました(2016.1.21)@イタリア文化会館


自然、神社仏閣、職人とその作品、祭り、宗教儀礼など 伝統的な日本を撮った作品40点あまりを展示します 

これらは、今まで多くの人によって幾度となく写されてきた光景ですが、ボナノッテの作品では、被写体そのものの意味をとらえるという新たなまなざしを通して示されています

本展では、イタリアの感性と日本の美意識が見事に結びついており、日伊国交150周年の本年、開催するのにふさわしい展覧会となっています:

日程: 2016年1月19日(火) - 2016年2月6日(土)
時間: 11時~18時 (日曜日休館)
会場: イタリア文化会館エキジビションホール
主催: イタリア文化会館
協力: ヒロ画廊
入場無料。

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アレッサンドラ・マリア・ボナノッテは ローマにて写真を学び 東京の写真スタジオにて活動し 銀座ヒロ画廊 老舗美術出版社・求龍堂との共同プロジェクトを開始

チェッコ・ボナノッテ『回想の劇場』 同書のアートディレクション、掲載写真撮影を担当
イタリア文化会館(東京・九段下)にて開催された同作品展に 制作風景写真が同時展示

個展開催は 2013「対話 "フォルム - イメージ"」(チェッコ・ボナノッテとの二人展)ヒロ画廊(東京・銀座)その他

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Chiaroscuri giapponesi“ - 明暗 -
そう題されたこの展覧会を イタリア文化会館での今年2回めのレッスン開始前に 早速見に行きました

落ち着きのある白黒の 日本の様々な自然風景や祭り 個人的交流のあったと感じられる日本の職人等の写真40点あまりが展示されており 中でも興味深かったのは 昨年ここで開催された世界的巨匠「チェッコ・ボナノッテ」展覧会にも作品を展示されていたことです こちらもとても面白い彫刻展でした

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2015年10月にイタリア文化会館で開催されたチェッコ・ボナノッテ展は 日本文化へのオマージュを≪俳句≫≪能≫≪怪談≫という3部作で表現しており 彩色された板に日本人形の頭部を組み合わせるものもありました
この作家の日本文化への眼差しが 単なる好奇心やオリエンタリズムをはるかに越え 制作哲学に大きな影響を与えていることが感じられるものでした

アレッサンドラ・マリア・ボナノッテ写真展」は 2月6日(土)まで開催中です

展覧会は こちら



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