今年一年で買った&役立ったイタリア語・ドイツ語の本あれこれ/情報は能動的な活用がなされた時に初めて意味を持つ(2015年12月)
今年一年で買った本 そして役立ったイタリア語&ドイツ語の本を 年の終わりにリストアップしてみました(^^)/
イタリア&イタリア語:
* 「イタリア語 Eメール・手紙の書き方」(ナツメ社/牧野素子・M.ブレッサリア著)
これは突然初仕事が入った時に 一度もお会いしたことのないイタリア人に突然「フォーマルなメール」を書くことになり いやもぉ~この本がなければ無理でした(-"-)
手紙・メールの書き方はここ数年何冊か出ていますが 一冊あった方が咄嗟に役立ちます!!
(最新では「手紙・メールのイタリア語」(三修社/リヴィオ・トゥッチ・宮 明子著))
でもすぐにLeiからtuになっちゃいましたが~(笑)←互いに楽♪
CILSの試験(なんでも午前10時に始まり15分のpausaのみで 面接を含めて夕方まで一気に実施というハードスケジュール!!)でも フォーマルな手紙の書き方の試験が出てくるのも頷けますよ!!(伊検にはこの「フォーマルな手紙」のタイプはほとんどないと思う)
* 「Dolce Italiano da prendere con un buon caffè」(NHK出版/アレッサンドロ・ジェレビーニ著)
イタリア語を始めた頃からNHKラジオのテキストで毎月読んでいましたが まだ難しくて単行本では買っていなかったのです この頃ようやく辞書なしで意味がつかめるようになったのでとうとう買いました!!楽しく読めたコンパクトな一冊です こういう形で少しでも自分の成長を確認できるので嬉しかった♪
* Ascolto Avanzato (Edilingua) livello superiore
上級の聞き取りCDの本です ちょうど「Un giorno in Italia 2」の聞き取りくらいのレベルで かなり早いネイティブの聞き取りがたくさん収録されています
ただしCDはあったものの 解答と解説本がついてなかったので 教師用の本を買おうとしたものの在庫がなく 海外から届くネット通販は注意が必要かも(日本のスタッフの方はとても丁寧でした) なので解答なしでたまーに聞いています~
* Giappone le guide mondadori
これは日本の観光地について述べよという宿題が出た時に「京都 嵐山」等について読みました 他にはWikipediaとか観光サイトを自分で翻訳したりとか...
でもかなりたくさんの地方や伝統行事の紹介が書いてありとても便利です!! 今は電子ブックやKindl版でも色々出ているみたいですね~ ←私まだアナログなんで(笑)
* 「イタリア人が日本人によく聞く100の質問」(三修社/入江たまよ・C.カル―ディス著)
ある日IPAのレッスンでいきなり「日本の四季それぞれの風習や祭りについてなにか話して!」というお題をくれました!! ジャーン!!
その前日までせっせとイタリア文化会館の図書館で借りてきた「100の質問」のCDを聞いていたところだったんで ササッと頭の引き出しから「お盆」「お花見」「お月見」を引っ張り出して喋り 結果はOK! ←いつまでもお正月と子どもの日だけじゃ進歩がない!?
次にはイタリアのお祭りや行事を聞かれたので Ferragostoと女性の日(この記念日ができたいわれも)について話しました
うろ覚えになってきた中で たまたまこの「100の質問」を借りて(amazonは高額なので買ってない...)サボらずに聞いていたのがぎりぎりセーフで役立った(*^^*)
このIPAのレッスンは何が出るかわからない(宿題は別)ので いきなり日本のこと(牡蠣はどこが名産?とか)を聞かれたり そうかと思うとイタリアのことを聞かれたり 常日頃の力が(語学力だけじゃなくて 日本やイタリア等についての全般的な知識も)試されるし 少人数でたっぷり喋れて 土曜午前は平日夜より余裕があるので 出されたテーマについて詳しく調べたり作文書いたりしながらやっています
実はこの「100の質問」の著者の入江先生がすぐ隣の教室で教えていらっしゃいます(*^^*)
この本は発行されてから時間が経っててあまり売っていないのですが Kindl盤でも電子ブックでもなんでもいいからまた再販してほしいのであります!!
ちなみに「通訳案内士試験の二次対策にこの本を使いました」という書きこみをネットで見たので読んでみました~♪
* 「サルデーニャ 聖なる島」(山川出版社/陣内秀信・柳瀬有志著)
これもサルデーニャについて調べる必要に迫られ 早速ネット検索で買いました
同時にイタリア文化会館の図書館でも即借りてきて資料作成に使い 同時に家にも本が届きました!! 今はゆっくりサルデーニャについて地名ひとつひとつ確認しながら読んでいます
他にも日伊学院で借りてきた「魅了するサルデーニャ」(ガイドブック/Meridiana)もサルデーニャの民族の起源などがわかりとても興味深いです(この埼玉県の「サルデーニャ文化会館」は今はもうないみたいです)
* 「Italiano per modo di dire」(ALMA Edizioni/Gianluca Aprile著)
これは初めて受けたマッテオ・インゼオ先生の夏季特別講座「modi di dire」の受講前にまたさらに復習!!おかげでレッスンは大分わかりました これで3度めですよmodo di direのレッスン(+_+)←年だからすぐに忘れるのよね~
そしてこの本は通訳案内士のコースでも話題になりました(^_^)
* 「名作短編で学ぶイタリア語」(ベレ出版/白崎容子・関口英子著)
これも白崎先生のシルバーウィーク特別レッスン「イタリアの小説を原文で味わう/タブッキ「島」」のために完読しました!! 「読解を経ずして1級への道はなし」 会話だけではやがて(特に留学なしでは)行き詰まる それを打破するのは「読解」だと痛感したのでした
また 留学された方はそれこそ身体に沁み込む感じでイタリア語が身に着きますが 日本でみっちり勉強された方は文法がしっかり身についているという気がしますね
来年はLCI(吉祥寺)のセミナーで「イタリアのノーベル文学賞」(3/20)を開催してくださり 中でもピランデッロ(シチリア)とG.デレッダ(サルデーニャ)を取り上げてくださるのでまた読もうっと♪
* 「実用イタリア語検定1・2・準2級 試験問題・解説2015」
それが家でためしに2級をやってみたら...聞き取りはミス2つだったけど 読解の方がぎりぎりラインで...ひょっとすると今受けたら落ちちゃうかも(-"-)(ーー;)(;_;)トホホ...
やってないと抜けちゃうもんですね~ レッスンだけじゃダメなんですかね~
(2013年にあと1点というぎりぎりさで2級に一発合格していますが) いつ受けてもゆうゆう合格じゃないとダメですね~
* 通訳案内士イタリア語過去問解説H24年度
これは毎年出るわけではないようで どれか一冊あれば あとは毎年の問題は通訳案内士試験のHPとかハロー通訳アカデミーのHPにも出ますので (解説はないですが) 毎年の傾向がどう変わるかをチェックしながら取り組まれるとよいかと思います
* * *
ドイツ語の本
買っただけで実はまだほとんど「積ん読」です でもDeutsce Welleだけは必死で聞いています(+_+) それが時間的に今はやっとです...
* 「ドイツ語情報世界を読む 新聞からインターネットまで」(白水社、伊藤光彦著)
* 「ドイツ語で世界を読み解く」(白水社、伊藤光彦著)
* 「現代ドイツを新聞で読む」(白水社、伊藤光彦著)
この3冊は毎日新聞社ヨーロッパ総局長であられた伊藤光彦氏(昔お会いしたことがあります)の著書で 今までに文法だの作文だの翻訳だの色々読んできたけど 今はもぉ一番骨太なこの人の書いた本じゃないとつまらない!!!と思って 他の本はあまりじっくり読む気になりません スミマセン...
それはなぜか 前書きを読んでようやくわかりました ただ字面を理解するのではなく 「そこから役立つ情報を引き出し、それを活かす」ために読むのだと...
試験のための 成績のための勉強ではなく 生きた情報を引き出してちゃんと自分のものにして使うために読むのだということです:
「達意眼目に迫る道(「ドイツ語情報世界を読む」より): 何語であれ肝心なのは、どんな情報をいかに摂取して、私たち自身から社会への発信に利用できるかです。情報は能動的な活用がなされた時に初めて意味を持つからです。
学生が日本語をつなぎ合わせて なんとか日本語の文章を作っても、さっぱり意味がわからないことが多い、ヨコのものをタテにしたら「読んだ」とはなりません。細かい点が多少間違っていても、その文章が何を言っているかをつかんだ方が勝ちです。」
これはドイツ語を駆使して長年仕事をされてきたジャーナリストの伊藤光彦氏ならではの玉言ではないかと思います
これを読んでいると 1989年11月9日のベルリンの壁崩壊直後に家族とベルリンに飛んでいったあとでチェルノブイリ救援活動を日本で始めたあの頃に一気に引き戻されるような気がします 今はイタリア語に没頭していますが 今も世界で色々起きており 「こうしちゃおれない!」って気にさせられますね
この点に関してはイタリア語よりもドイツ語を通して世界を見た方がはるかに確実だと(英語とドイツ語の両方から情報を取れと本にはあります) ドイツ語に軍配が挙がりますね~ なんのために語学を学ぶのか 何語をどう使うのか 問いかけられています
なので またいろいろと落ち着いたらドイツ語もやりたいと思います ←いつ落ち着くのやら??
あとは2015年12月13日(日)に開催された 欧日協会主催の毎年恒例「2015年ドイツを振り返って」(「耳が喜ぶドイツ語」著者のC.Hendriks先生)セミナーを聞いてきました
ホントはドイツ語レッスンも取りたいんだけど 今はイタリア語2つも取っているから無理なんで 年に1回のこの「ドイツのニュースを一年間振り返って」というテーマのセミナーだけにしています トホホ...
でもここでビッグな出会いがあり Hendriks先生とも今年はイタリア語で通訳アシスタントをやったことをご報告させていただき 実に収穫の多い1日でした
この前日には同じ場所の渋谷外語学院で「ブラジル講座」(ブラジル・日本外交関係樹立120周周年記念)に そして夕方からはクラブツーリズムの「宮澤やすみの仏像講座」にすっとんで参加しました(笑)←仏像なんてな~んもわからんので 聞くもの見るものすべてが新鮮でした~(*^^)v
* * *
ともあれ 日々の努力がいざという時にどれほど役立つものか 今回の初仕事で身に沁みました 身に迫る緊迫感というか不安に襲われ それこそ必死で「サバイバル」した日々でしたよ~ 忘れられません
試験も大変だけど 仕事は責任があり失敗が許されないだけにさらに厳しくて大変なものです
さて来年はいちおう 「通訳案内士試験のイタリア語」コースを続けて取り またIPAも少人数でとても身に着くしフレキシブルに対応してくださるので 試験前の時期まで取りたいです(体調等によります)
試験は語学以外の邦文試験(日本史・日本地理・一般常識)がそれこそ難問奇問だらけなので今のところはイタリア語クリアのみ目指そうと思います
(こんなことならもっと若い頃から日本文化等についても視野に入れておくべきだった...)
「自分の好きな外国語の勉強だけじゃなくて 自分の国のこともちゃんと言えないとね!!」とのイタリア人の先生方(複数)の言葉を肝に銘じて 日本人として恥ずかしくないレベルくらいには...と思っています~
さてどうなりますやら... こうして本は増えるばかり(笑) 脱積ん読!!
でもいろんな理由(健康、時間やお金、家族の事情)で ある日突然何もできなくなったとしても もう悔いはない!!ってくらい精一杯にやりきった感じがしていますので 完全燃焼したって気持ちで新年を迎えられます(^_^)
* 写真のミニシクラメンは このあと初仕事に追われるうちに枯れてしまいました...トホホ(;_;) (どっちかよね~仕事かうちのことか...)
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今年一年で買った本 そして役立ったイタリア語&ドイツ語の本を 年の終わりにリストアップしてみました(^^)/
イタリア&イタリア語:
* 「イタリア語 Eメール・手紙の書き方」(ナツメ社/牧野素子・M.ブレッサリア著)
これは突然初仕事が入った時に 一度もお会いしたことのないイタリア人に突然「フォーマルなメール」を書くことになり いやもぉ~この本がなければ無理でした(-"-)
手紙・メールの書き方はここ数年何冊か出ていますが 一冊あった方が咄嗟に役立ちます!!
(最新では「手紙・メールのイタリア語」(三修社/リヴィオ・トゥッチ・宮 明子著))
でもすぐにLeiからtuになっちゃいましたが~(笑)←互いに楽♪
CILSの試験(なんでも午前10時に始まり15分のpausaのみで 面接を含めて夕方まで一気に実施というハードスケジュール!!)でも フォーマルな手紙の書き方の試験が出てくるのも頷けますよ!!(伊検にはこの「フォーマルな手紙」のタイプはほとんどないと思う)
* 「Dolce Italiano da prendere con un buon caffè」(NHK出版/アレッサンドロ・ジェレビーニ著)
イタリア語を始めた頃からNHKラジオのテキストで毎月読んでいましたが まだ難しくて単行本では買っていなかったのです この頃ようやく辞書なしで意味がつかめるようになったのでとうとう買いました!!楽しく読めたコンパクトな一冊です こういう形で少しでも自分の成長を確認できるので嬉しかった♪
* Ascolto Avanzato (Edilingua) livello superiore
上級の聞き取りCDの本です ちょうど「Un giorno in Italia 2」の聞き取りくらいのレベルで かなり早いネイティブの聞き取りがたくさん収録されています
ただしCDはあったものの 解答と解説本がついてなかったので 教師用の本を買おうとしたものの在庫がなく 海外から届くネット通販は注意が必要かも(日本のスタッフの方はとても丁寧でした) なので解答なしでたまーに聞いています~
* Giappone le guide mondadori
これは日本の観光地について述べよという宿題が出た時に「京都 嵐山」等について読みました 他にはWikipediaとか観光サイトを自分で翻訳したりとか...
でもかなりたくさんの地方や伝統行事の紹介が書いてありとても便利です!! 今は電子ブックやKindl版でも色々出ているみたいですね~ ←私まだアナログなんで(笑)
* 「イタリア人が日本人によく聞く100の質問」(三修社/入江たまよ・C.カル―ディス著)
ある日IPAのレッスンでいきなり「日本の四季それぞれの風習や祭りについてなにか話して!」というお題をくれました!! ジャーン!!
その前日までせっせとイタリア文化会館の図書館で借りてきた「100の質問」のCDを聞いていたところだったんで ササッと頭の引き出しから「お盆」「お花見」「お月見」を引っ張り出して喋り 結果はOK! ←いつまでもお正月と子どもの日だけじゃ進歩がない!?
次にはイタリアのお祭りや行事を聞かれたので Ferragostoと女性の日(この記念日ができたいわれも)について話しました
うろ覚えになってきた中で たまたまこの「100の質問」を借りて(amazonは高額なので買ってない...)サボらずに聞いていたのがぎりぎりセーフで役立った(*^^*)
このIPAのレッスンは何が出るかわからない(宿題は別)ので いきなり日本のこと(牡蠣はどこが名産?とか)を聞かれたり そうかと思うとイタリアのことを聞かれたり 常日頃の力が(語学力だけじゃなくて 日本やイタリア等についての全般的な知識も)試されるし 少人数でたっぷり喋れて 土曜午前は平日夜より余裕があるので 出されたテーマについて詳しく調べたり作文書いたりしながらやっています
実はこの「100の質問」の著者の入江先生がすぐ隣の教室で教えていらっしゃいます(*^^*)
この本は発行されてから時間が経っててあまり売っていないのですが Kindl盤でも電子ブックでもなんでもいいからまた再販してほしいのであります!!
ちなみに「通訳案内士試験の二次対策にこの本を使いました」という書きこみをネットで見たので読んでみました~♪
* 「サルデーニャ 聖なる島」(山川出版社/陣内秀信・柳瀬有志著)
これもサルデーニャについて調べる必要に迫られ 早速ネット検索で買いました
同時にイタリア文化会館の図書館でも即借りてきて資料作成に使い 同時に家にも本が届きました!! 今はゆっくりサルデーニャについて地名ひとつひとつ確認しながら読んでいます
他にも日伊学院で借りてきた「魅了するサルデーニャ」(ガイドブック/Meridiana)もサルデーニャの民族の起源などがわかりとても興味深いです(この埼玉県の「サルデーニャ文化会館」は今はもうないみたいです)
* 「Italiano per modo di dire」(ALMA Edizioni/Gianluca Aprile著)
これは初めて受けたマッテオ・インゼオ先生の夏季特別講座「modi di dire」の受講前にまたさらに復習!!おかげでレッスンは大分わかりました これで3度めですよmodo di direのレッスン(+_+)←年だからすぐに忘れるのよね~
そしてこの本は通訳案内士のコースでも話題になりました(^_^)
* 「名作短編で学ぶイタリア語」(ベレ出版/白崎容子・関口英子著)
これも白崎先生のシルバーウィーク特別レッスン「イタリアの小説を原文で味わう/タブッキ「島」」のために完読しました!! 「読解を経ずして1級への道はなし」 会話だけではやがて(特に留学なしでは)行き詰まる それを打破するのは「読解」だと痛感したのでした
また 留学された方はそれこそ身体に沁み込む感じでイタリア語が身に着きますが 日本でみっちり勉強された方は文法がしっかり身についているという気がしますね
来年はLCI(吉祥寺)のセミナーで「イタリアのノーベル文学賞」(3/20)を開催してくださり 中でもピランデッロ(シチリア)とG.デレッダ(サルデーニャ)を取り上げてくださるのでまた読もうっと♪
* 「実用イタリア語検定1・2・準2級 試験問題・解説2015」
それが家でためしに2級をやってみたら...聞き取りはミス2つだったけど 読解の方がぎりぎりラインで...ひょっとすると今受けたら落ちちゃうかも(-"-)(ーー;)(;_;)トホホ...
やってないと抜けちゃうもんですね~ レッスンだけじゃダメなんですかね~
(2013年にあと1点というぎりぎりさで2級に一発合格していますが) いつ受けてもゆうゆう合格じゃないとダメですね~
* 通訳案内士イタリア語過去問解説H24年度
これは毎年出るわけではないようで どれか一冊あれば あとは毎年の問題は通訳案内士試験のHPとかハロー通訳アカデミーのHPにも出ますので (解説はないですが) 毎年の傾向がどう変わるかをチェックしながら取り組まれるとよいかと思います
* * *
ドイツ語の本
買っただけで実はまだほとんど「積ん読」です でもDeutsce Welleだけは必死で聞いています(+_+) それが時間的に今はやっとです...
* 「ドイツ語情報世界を読む 新聞からインターネットまで」(白水社、伊藤光彦著)
* 「ドイツ語で世界を読み解く」(白水社、伊藤光彦著)
* 「現代ドイツを新聞で読む」(白水社、伊藤光彦著)
この3冊は毎日新聞社ヨーロッパ総局長であられた伊藤光彦氏(昔お会いしたことがあります)の著書で 今までに文法だの作文だの翻訳だの色々読んできたけど 今はもぉ一番骨太なこの人の書いた本じゃないとつまらない!!!と思って 他の本はあまりじっくり読む気になりません スミマセン...
それはなぜか 前書きを読んでようやくわかりました ただ字面を理解するのではなく 「そこから役立つ情報を引き出し、それを活かす」ために読むのだと...
試験のための 成績のための勉強ではなく 生きた情報を引き出してちゃんと自分のものにして使うために読むのだということです:
「達意眼目に迫る道(「ドイツ語情報世界を読む」より): 何語であれ肝心なのは、どんな情報をいかに摂取して、私たち自身から社会への発信に利用できるかです。情報は能動的な活用がなされた時に初めて意味を持つからです。
学生が日本語をつなぎ合わせて なんとか日本語の文章を作っても、さっぱり意味がわからないことが多い、ヨコのものをタテにしたら「読んだ」とはなりません。細かい点が多少間違っていても、その文章が何を言っているかをつかんだ方が勝ちです。」
これはドイツ語を駆使して長年仕事をされてきたジャーナリストの伊藤光彦氏ならではの玉言ではないかと思います
これを読んでいると 1989年11月9日のベルリンの壁崩壊直後に家族とベルリンに飛んでいったあとでチェルノブイリ救援活動を日本で始めたあの頃に一気に引き戻されるような気がします 今はイタリア語に没頭していますが 今も世界で色々起きており 「こうしちゃおれない!」って気にさせられますね
この点に関してはイタリア語よりもドイツ語を通して世界を見た方がはるかに確実だと(英語とドイツ語の両方から情報を取れと本にはあります) ドイツ語に軍配が挙がりますね~ なんのために語学を学ぶのか 何語をどう使うのか 問いかけられています
なので またいろいろと落ち着いたらドイツ語もやりたいと思います ←いつ落ち着くのやら??
あとは2015年12月13日(日)に開催された 欧日協会主催の毎年恒例「2015年ドイツを振り返って」(「耳が喜ぶドイツ語」著者のC.Hendriks先生)セミナーを聞いてきました
ホントはドイツ語レッスンも取りたいんだけど 今はイタリア語2つも取っているから無理なんで 年に1回のこの「ドイツのニュースを一年間振り返って」というテーマのセミナーだけにしています トホホ...
でもここでビッグな出会いがあり Hendriks先生とも今年はイタリア語で通訳アシスタントをやったことをご報告させていただき 実に収穫の多い1日でした
この前日には同じ場所の渋谷外語学院で「ブラジル講座」(ブラジル・日本外交関係樹立120周周年記念)に そして夕方からはクラブツーリズムの「宮澤やすみの仏像講座」にすっとんで参加しました(笑)←仏像なんてな~んもわからんので 聞くもの見るものすべてが新鮮でした~(*^^)v
* * *
ともあれ 日々の努力がいざという時にどれほど役立つものか 今回の初仕事で身に沁みました 身に迫る緊迫感というか不安に襲われ それこそ必死で「サバイバル」した日々でしたよ~ 忘れられません
試験も大変だけど 仕事は責任があり失敗が許されないだけにさらに厳しくて大変なものです
さて来年はいちおう 「通訳案内士試験のイタリア語」コースを続けて取り またIPAも少人数でとても身に着くしフレキシブルに対応してくださるので 試験前の時期まで取りたいです(体調等によります)
試験は語学以外の邦文試験(日本史・日本地理・一般常識)がそれこそ難問奇問だらけなので今のところはイタリア語クリアのみ目指そうと思います
(こんなことならもっと若い頃から日本文化等についても視野に入れておくべきだった...)
「自分の好きな外国語の勉強だけじゃなくて 自分の国のこともちゃんと言えないとね!!」とのイタリア人の先生方(複数)の言葉を肝に銘じて 日本人として恥ずかしくないレベルくらいには...と思っています~
さてどうなりますやら... こうして本は増えるばかり(笑) 脱積ん読!!
でもいろんな理由(健康、時間やお金、家族の事情)で ある日突然何もできなくなったとしても もう悔いはない!!ってくらい精一杯にやりきった感じがしていますので 完全燃焼したって気持ちで新年を迎えられます(^_^)
* 写真のミニシクラメンは このあと初仕事に追われるうちに枯れてしまいました...トホホ(;_;) (どっちかよね~仕事かうちのことか...)
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