カワサキが1969年に発売したマッハⅢ 500SSは、じゃじゃ馬マッハとしてマニアの人気を集めた俊足マシンだったが、
1971年にはそのボアアップ版のマッハⅣ 750SSが発売された。
これは、当時人気を博してたホンダCB750を上回る圧倒的な加速度と最高作度をもつ2ストロークの739ccのバイクであり、当時世界最速と謳われた。
マニアの間ではいまだにものすごい人気で、中古車が100-200万円で売られている。
車重はわずか192㎏で、最高出力は74hp、0-400mを12秒以下で走り、最高速度は204km/hであった。
500ssに比べると中低速のトルクが増し、より力強い加速を味わえた。
そして、その美しく、かっこいい車体デザインは、今なおマニアに愛し続けられている。
色々なカラーリングのものを左右から見てみよう。
最後の色のものはアラン・ドロンが乗っていたやつである。