心と神経の哲学/あるいは/脳と精神の哲学

心の哲学と美学、その他なんでもあり

無頼派のイケメン作家・太宰治

2019-08-26 21:28:53 | 作家・文学
 
 

太宰治がイケメンであったことに異論を唱える人はまずいない。数多い太宰の写真の中でも次のものは一番荘厳である。

 

この彫の深さと深刻な表情とかっこいいポーズは際立っている。 しかし、あまり知られていないが、このあと三鷹の陸橋の階段を下りてくるときの写真がある。

 

まるでキリストが地上に降りてくるかのようだ。 私は『心・生命・自然』の中で太宰について論じた。『人間失格』の裏モデルがキリストであることを指摘した。

 私は16歳以来50回ぐらい『人間失格』を読み返してきたが、ますますその(浅い)深みにはまっている。

 

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もてる男 有島武郎と森雅之

2019-08-26 21:27:18 | 作家・文学

前にも記事にした有島武郎は生前、超絶もてた。彼は「もてる男」の代表である。

 有島は東北帝大農科大学の教授を辞して作家業に専念した。

つまりインテリ作家であった。

そして、彼の息子・森雅之(有島行光 1911-1973)は京都大学哲学科で勉学に励んでいたが、中退して俳優になった。

京大哲学科(美学美術史専攻)経由のイケメン俳優である。

日本史上最高にもてるインテリ系イケメン親子だな。

ちなみに小谷野敦は有島の弟の作家・里見敦(ww)を偏愛しているようだが、里見はもてない遊郭通いの男だった。


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大正のイケメン作家

2019-08-26 21:26:23 | 作家・文学

有島武郎


大正期のイケメン作家、いや日本一かも。


何と言っても大学教授兼作家。


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大学教授兼作家の威厳

2019-08-26 21:25:59 | 作家・文学

 

有島武郎は東北帝国大学農科大学(現 北大)の教授であった。
そして大正期を代表する作家でもあった。
ドナルド・キーンは有島の代表作『或る女』について「ヨーロッパ文学の神髄を獲得したこの小説は日本文学の中で栄光ある地位を占めている」と絶賛している。


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