心と神経の哲学/あるいは/脳と精神の哲学

心の哲学と美学、その他なんでもあり

無頼派のイケメン作家・太宰治

2019-08-26 21:28:53 | 作家・文学
 
 

太宰治がイケメンであったことに異論を唱える人はまずいない。数多い太宰の写真の中でも次のものは一番荘厳である。

 

この彫の深さと深刻な表情とかっこいいポーズは際立っている。 しかし、あまり知られていないが、このあと三鷹の陸橋の階段を下りてくるときの写真がある。

 

まるでキリストが地上に降りてくるかのようだ。 私は『心・生命・自然』の中で太宰について論じた。『人間失格』の裏モデルがキリストであることを指摘した。

 私は16歳以来50回ぐらい『人間失格』を読み返してきたが、ますますその(浅い)深みにはまっている。

 
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