どこ吹く風

旅のことを主に書く。

ベリーダンス

2008年04月10日 09時17分14秒 | 懐かしい旅の記録
公民館でダンスを習い始めて3年経った・・・4年経かもしれない。ウォーキングは暑い中黙々と歩かねばならないので続かなかった。そこで替わりに始めたのがダンスです。これがけっこう面白くて2ヶ所のサークルに所属して練習している。

 体力増強の為に健康シェイプアップ教室にも通っている。ある日準備体操のストレッチのときトレーナーが「腰を回して・・」と指示したので腰を回した。するとトレーナーが私を見て笑っている。私以外の人は腰を軸にして上体を回している、私はというと肩と膝を固定して腰・尻をグルグル回したのである。これが奇妙なカッコウに見えたのでしょう。ダンスでは肩をブレさせないと常々言われていたので当たり前のように腰だけを回したわけでので笑われた。

 トルコツアーに参加したときのこと、カッパドキアでベリーダンスを観賞する機会があった。その会場でライオンのミルクと呼ばれているラクという酒を初めて飲んだ。ウチナーグチで言えば”いーちょーばーカバする酒”だった。あの香りはアニス(ういきょう)と言うらしい。そのラクを恐る恐る舐めながらベリーダンスを見ていたらお客さんを引っ張り出して踊り子と一緒に腰をくねらせるお遊びがあり、前の方に陣取っていた私にも誘いが掛かった。
 私はこういうことを好きなタイプなので数名のオジサン達に混じって腰を振った。なかなか難しいものです。レースの腰巻を腹に巻いて腰ならぬハラをブルブルさせるのはブザマそのものだが旅の恥は掻き捨てとばかり一人で悦に入っていた。膝を着いて坐り(と言うか立つというか)腰を振りながら後ろにそっくり返える動作ができたのは私だけだったようだ。(と妻が後で話していた。)
これは日頃の鍛錬のおかげでしょう。(笑)

 ベリーダンスは卑猥なものではなく、アチラでは真っ当な踊りである事も見て始めて知りました。卑猥とかナンとかは見る側の意識が大きく左右するものである。私のベリーダンスは卑猥と言うより醜悪であっただろう。
写真は舞姫と私、公開するにはこの程度ボケてちょうど良い。


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