「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



昨日考えてた対数アンプを使う手。昨日書いたあとまた
アレコレ考えていたんだけど、単純に対数アンプで
圧縮するのは駄目みたいだなぁと思えてきた。

例えば増幅の基準点(GNDレベルじゃなくて)をどこに
持ってくかとか考え始めると、そういえばプラス側は
対数に出来たとしても、マイナス側は圧縮とは真逆。
駄目ジャン…とか。

で、改めて色々調べなおしてみると、コンパンダ、
もしくはその半分にあたるコンプレッサって回路が
要るみたい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
まさにこのグラフにあるような信号処理をしたいんだ
よな。うまい手は無いかなぁ?

http://qanda.rakuten.ne.jp/qa685084.html
ここにかかれている「帰還抵抗にダイオード対が
入っている」ってヤツが見つからないんだけど、
これって単に帰還抵抗を向かい合わせにした
ダイオードに置き換えれば良いのかなぁ?

http://www.kawachi.zaq.ne.jp/meiling/kousaku/jk_comp572.html
ナショセミにNE572NっていうICがあるみたい
なんだけど、近所では見当たらないみたい。
こんな感じになると良いんだけどな。


ダイオード対のかわりに、トランジスタを対にして
増幅の基準点をVddとGNDの中点にして、両トランジスタ
のベースをこの中点に持ってくれば、交流信号も
うまい具合にコンプレッションできるんじゃ
ないかなぁ?とか妄想してみるも、そんな単純で
うまく行くのやら…

http://www.nahitech.com/nahitafu/mame/mame3/log.html
それともあのなひたふさんのところにあった回路、
これならトランジスタで中点取りつつ、log特性
はトランジスタとダイオードがそれぞれプラス/
マイナスを対応するように出来てんのかな?

まぁ、実験してみれば判るか。またオイラ謹製のDDS
使ってやってみるか…


とうとうGX100を手に入れてしまった。なんとなく
高級感が漂う筐体なのだ。まぁ、GR-digitalシリーズ
ほどじゃないけど。

本当は、内蔵ストロボのマニュアル調光や後幕シンクロ
まで使えちゃうGX200の方がオイラのマニアゴコロを
そそるんだけど、中古で倍近い値段ほどではない
んだよな。実用機としてはGX100で必要充分かなと。

高倍率ズームもないし、ビデオもハイビジョン録画が
出来ないし、カシオみたいな高速ムービーも撮れない
けど、ちょっとした用途ならもはや一眼レフを
持ち出さなくても済んでしまう気がする。

早速、最長シャッター(180秒)でF2.5開放の写真を
撮ってみた。

まるで昼間だ。東京の住宅地じゃぁこんなもんだ。

それにしても、コンパクトでこんな夜景が撮れる
とはねぇ…。ウレシイ。


オイラのペンタックスAF500FTZをホットシューに
繋いだら、マニュアル発光でアレコレできるかな?
AF500FTZは後幕シンクロつかえるんだけど、さすがに
他社のコンパクトデジカメに繋いでも駄目かな。



コメント ( 4 )
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コメント
 
 
 
Unknown (Chuck)
2011-11-21 11:05:12
コンプレッサはギター・エフェクターDIY や シンセDIY では基本的な技術で、ディスクリートからフォトカプラ利用から機能部品やら専用ICやらやまほど回路例があります。検索してみてください。

コンパンダ石としてはシグネティクス系だとNE570/571/572/575ぐらいは現行品かもしれませんが、最近はあまり秋葉原で見なくなりましたね。
富士通のコンパンダが秋月にあります。(使ったことないですが)

エクスパンドは要らない、単純に潰すだけならいわゆるソフトクリッパー回路が楽ですが、弦楽器の信号処理に使うのであればエンベロープ・フォロワーで得た包絡信号でアンプのゲインを変えてやるタイプがいいと思います。
 
 
 
Unknown (nekosan)
2011-11-22 00:51:43
Chuckさん、情報ありがとうございます。

コンプレッサについて色々と回路の情報を調べてみたのですが、私のニーズにマッチする回路がどういうものかが判断できず仕舞いでした。

マイクアンプ用のオートゲインコントローラは簡単そうな回路が色々と見つかったんですが、スレショルドを跨いだら以降しばらくの間ゲインを調整する、という感じらしいので、きっとゲインが変化するまでには時間軸上の遅延が生じるだろうと思います。

ご紹介いただいたエンベロープ・フォロワーからゲインを変えるというのも、一旦エンベロープパターンを掴んでからゲインを調整するという流れになると思うので、やはり遅延が生じる形になるような気がするのですが…
(わたしちゃんと理解できてません?)

ゲインは変動せず常時固定で、ただし入力電圧が基準電位(gndレベル)から離れれば離れるほどゲインが逓減していくアンプがあればバッチリなのですが… しかもプラス/マイナス両方向で…
 
 
 
Unknown (Chuck)
2011-11-22 07:50:54
サイドチェーンで包絡情報をとってそれを元に制御するやり方は、遅延が生じるかといえば厳密には生じますが、楽音用途には気にしなくてもいいでしょう。
なお詳細説明入り回路例はリンク先の9月号の回路を参照してください。

nekosanさんの最後の段落にある用途はソフトクリッパ回路で実現できます。ICL8038に入っていたような三角波→正弦波変換回路とか、抵抗とダイオードを組み合わせるよくある回路です。楽にやるならオペアンプの帰還にダイオードクランプと抵抗を入れて作ります。

ミクロにはソフトクリッパでもいいような気がするかもしれませんが、ギター類はアタックとサスティンとでレベルが違いすぎるので、信号処理の前処理としてマクロなコンプレッサを入れておくのが無難です。

アナログギターシンセでは(たぶんデジタルでも)音程音色情報と時変包絡情報とを分離して取り扱うのが一般的です。
以前私がアナログギターシンセの入力モジュールを作ったときはコンプ部は楽をとってNE571を使いました。
 
 
 
Unknown (nekosan)
2011-11-23 01:03:04
Chuckさん、度々情報ありがとうございます。

エンベロープを拾ってゲインを動的に変化させる方法でも遅延は特に問題にならない量なんですね。そういうことなら取り込めるといいのですが、あとは入手性ですかね。

NE570はDigi-Keyに在庫ありのようなのですが、入手性と今後の在庫を考えると、まずはオペアンプだけで出来る範囲でがんばってみようかと思っています。

で、ダイオードを使ったクリッパ回路について調べ、多段階で動くものを考えてみたのですが、ソフトクリッパというのは今日の私の日記に上げたようなダイオードと抵抗を帰還部分に組み合わせたようなものってことで良いんでしょうか?
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/1458.html

シリコンダイオードとLEDならVfが異なるので、それを使って多段階でゲインを曲げられるかと思うのですが。
 
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