555で電池1本から5Vくらいを取り出すチョッパ回路が
なんとなく動いたので、調子に乗って負電源回路に
改造してみた。
こんな感じ。5Vから-5Vを作り出す作戦。
ポイントは、コイルと電圧安定用のコンデンサ(330uF)
と入力用側用のコンデンサ(47uF)だけGNDに接地して
あって、それ以外のGND相等の部分は負電圧に落ちていく
ように変えてあること。
起動直後は555のGND端子とかはSBDとコイルを通じてGND
あたりになるんだけど、発振が始まるとチョッパ動作
で負電圧が生じてくるという寸法。フィードバックも
負電圧の中で行うカタチ。
で、いざブレッドボードに組んで動かしてみたい。
丁度ヨサゲなP型のパワーMOSが無かったので、とりあえず
2SA950で代用し、ベース端子はベース電流制限用に1kの
抵抗をつけておいた。hFEを考えれば高負荷時でも500mA
程度までしか流せないはず。
電源を入れてみると…-3Vくらいしか出ない…。やっぱ
ブレッドボードだとイマイチ接触とかのご機嫌でアレ
なのかな。
負荷に10kを掛けてみて、電流を計ってみる。
…300mAも流れてる!!!
怖いのですぐ電源切った。
とりあえずどこかが発熱してたりってことは無い
みたいなんだけど、なんでこんなに電流流れてる
んだろう?
低負荷なんだからmAとか、せいぜい数十mA程度じゃ
ないの?なんか間違ってるのか、それともバイポーラ
で代用してるのが悪さしてるのか…
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-04170/
これか、もしくはもう少し直流抵抗小さいP-MOSを
買い込んでおこうかな。
似た回路ないかな?と思って探してみた。
http://yamatyuu.net/el/vee/index2.html
これは似てる感じ。チョッパはバイポーラTRでやって
るんだけど、フィードバックの掛けかたが違う。
555のGND端子電位の取り方の違いかな…
あと、昨日の昇圧回路。もっと電流食わないように
するために、微小なベース電流でドカンと動かせる
ダーリントン接続について改めて調べなおしてみる。
普通のダーリントン接続TRはVbeが1.2Vとか大きく
なっちゃって電池1本では厳しくなっちゃうので、
これを小さくできないものかなぁと。
http://homepage2.nifty.com/zro/Experiment/InTrnsSEPP-3/index.html
http://blogs.yahoo.co.jp/denshiyorimichi/18262301.html
インバーテッド・ダーリントンっていう繋ぎ方が
有るのか。定本は何度も読み返したつもりだった
んだけど、記憶に残ってなかった。きっと、
ダーリントン接続なんてめったに使わないだろう
とか思って読み飛ばしたんだろうな。
Vbeは小さく出来るのはわかったんだけど、Vceはどう
なるんだっけ?
…2SC1815と2SA950だとなんとかギリギリって感じかな。
あまり高効率なのは望めそうに無いかも…。
そういえば、HT7750Aで負電源作れないのかな?
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