ねこ吉のよしなしごと

どうでもいい事ばかり書いていますが・・・。すっかり備忘録になってます。

神戸の春はイカナゴの香り。 パート2

2006-03-30 19:48:13 | グルメ、スィーツ
春とはいえないような寒い日が続いています。
今日はまた、何処からともなくイカナゴを炊く
匂いがしてきます。

昨日、友人はご主人が突然イカナゴを炊くと言い出し、
買い物に行ったり鍋を出したり手伝わされて大騒動!
夕方までかかって4キロ炊いたそうです。
大変でしたネェ・・・。

洋裁のサークルに行ったら、「私は○○キロ炊いた!」
などと言い合う声が聞こえてきます。
今頃は何人か集まると「イカナゴ談義」が始まるようです。
1パック1キロ入っているので、レシピも1キロが基準のようです。
水飴を入れたり、入れなかったり・・・。
それぞれその家の「秘伝の味」があるようです。

ねこ吉がイカナゴを炊いてもらったTさんの中学二年の
お孫さんは、8キロのイカナゴを炊く手伝いをしたそうです。

神戸から大阪にお嫁に行った知り合いのお嬢さんは、
婚家先でイカナゴを炊いて、喜ばれ褒められ、
大いに株を上げたそうです。

この間、バスを待っていたら、イカナゴを買ったお婆さんが、
後ろに並んでいる子連れの若いママさんに炊き方を
詳しく伝授していました。
「ワァー!難しいですネェ。私よう炊きませんワァ。」
と言ってました。
ねこ吉もよう炊きませんワァ・・・。
神戸の主婦は、「春にはイカナゴを炊く。」のが当然のような
皆の口ぶりに、ねこ吉は肩身が狭いです。
じっと身を潜めて、イカナゴの季節が過ぎて行くのを
待っています。
Tさんに炊いてもらったイカナゴをしっかり食べながら・・・。

P.S.
久しぶりにダイエーに行ったら、魚売場で、
イカナゴのPRソングが、がんがん鳴っていました。

食べてもいいかな、いいかな、イーカナゴ go go
踊ってもいいかな、いいかな、イーカナゴ go go

という感じの歌です。何時の間にこんな歌できたんや!

かって、
魚売場は「おさかな天国」お肉売場は「焼肉食べ放題」が
えんえんと流れ、メニューの決まらないねこ吉は何度も
マインドコントロールされました。