大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

H7N9型 変異して予想以上に中国で拡大

2015年03月23日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


        

香港大学の研究チームは、中国国内で鳥インフル

エンザA(H7N9)ウイルス
の伝播と変異について

家畜と患者から採取したサンプルのデータを基に

調査研究を行った結果、H7N9ウイルスのヒトへの

感染が深刻化する可能性があることが判明した。

H7N9ウイルスは鳥だけに感染する3種類のタイプで

構成されているが、このウィルスが備えている8本の

遺伝子は全て鳥のインフルウィルスに由来する。

また、ウィルスの構造を決定づけるH7型とN9型の

2本の遺伝子はヨーロッパからアジアにかけて広く

分布しているウィルスの型と酷似している。

また、残りの6本の遺伝子は、H9N2型と一致する。

このため、ウイルスは伝播の過程で三種類に変異

する過程でH9N2ウイルスと結合して、新たな

遺伝子が生れていることが判明している。

伝播による過程で頻繁に変異を繰返し、ヒトへ

感染する能力を取得する可能性が高まっている。

特に、ヒトや家畜から変異しているウィルスの検出

頻度が増加しているため、中国東部から西部の

新疆まで広範囲にウィルスが居座り、変異を続ける

可能性があるため早急な対応が求められるとする。

2013年3月から感染が始ったH7N9型ウィルスによる

2015年2月中旬までに感染者は573人となり、また

死者は212人となっている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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