大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

富士山噴火に備える協議会

2012年09月27日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし


      



東北地方太平洋沖地震の影響で、日本の地殻

構造は大きな影響を受けたが、中でも最も心配

されているのが宝永地震の際と同様に富士山が

噴火することの危険性だ。

富士山麓に位置する神奈川、山梨、静岡の3県の

防災担当者が2012年6月上旬に会合を開き、

噴火に備えて地域住民や観光客などの避難に

関する具体策の検討を進めることにした。

伊豆半島は100万年~50万年前に南方から

フィリピン海プレートに乗ってやって来て衝突し、

ユーラシアプレートの下に潜り込むようにして

一体化した半島だ。

この衝突の継ぎ目が小山町北部の神縄断層で

露頭しており、ここから平山断層、日向断層、

松田北断層、更に松田山山麓断層などの断層が

連なり、足柄平野北東部を走る国府津・松田断層と

共に神縄・国府津-松田断層帯を形成している。

神縄断層の西からは、富士川河口断層帯北端に

向かって南西方向に約30Kmの断層が存在する。

2つの衝突しているプレートの境目に当る断層は

富士山頂直下の深さ10数Kmの深さまで北西に

傾斜して達している。

これらの断層が連動して動いた時の影響で最も

懸念されのが富士山再噴火と山体崩壊で起きる

「岩屑(がんせつ)雪崩」だ。

約2900年前の縄文時代に起きた御殿場付近の

岩屑雪崩は大地震によるものとされ、50mもの

堆積場所も存在する。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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