大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

繰返される北朝鮮の大規模な洪水被害

2024年08月13日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし







7月末に、西北部平安北道や新義州が鴨緑江の

氾濫で大規模な洪水被害で発生した。

2023年には台風6号と7号が相次いで西北部の

穀倉地帯を直撃し平安南道南浦の安石干拓地で

堤防が決壊し、水田270ha余が水没。

この年以前にも、2020年8月に新型コロナ

侵入防止で中朝国境を封鎖していた中、

穀倉地帯の黄海北道、黄海南道が記録的な

洪水被害に見舞われている。

2016年8月末には、咸鏡北道一帯の洪水被害で

2万7440haの広大な農耕地が冠水被害に。

2015年は、経済特区に指定された咸鏡北道・

羅先市で、2012年6月から8月にかけ全土が

水害の被害を被り、史上初の核実験を行った

翌年の2007年8月には平壌市、黄海北道、

平安南道、江原道を中心に降った大雨で

13万haの農耕地が冠水被害にあっている。

金日成死去後に、金正日体制に移行した1994年

から1998年にかけて、飢饉が発生した。

飢饉の中、1995年7月末から8月18日にかけて

北朝鮮全土を集中豪雨と洪水が襲い、国土の

約4分の3が被災し、被害総額がGNPの4分の3

にも達して、大飢饉に見舞われた。

ユニセフやWFP(世界食糧計画)の報告では

7才以下の児童の栄養失調状態は62%に達した。

金正恩の父、金正日は1998年に、国民全員が

1年間食べることに困らない量のトウモロコシが

買える金額を、弾道ミサイル・テポドン開発に

投じることに関して、国民に語った言葉が残る。

[わが人民がまともに食べることができず、

他人のようによい生活ができないということを

知りつつも、国と民族の尊厳と運命を守り

抜いて明日の富強祖国を建設するため、資金を

その部門に振り向けることを承諾した]。

これを金言として、金正恩も踏襲している。

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