こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

『マラソン』

2007-09-24 23:08:15 | ひとり言
先日放送された『マラソン』をやっと観た。
最近、『光とともに』(だっけ?)や『僕の生きる道』(だっけ?どーもうろ覚えばかりです…汗)とか、ジャニーズ所属の配役で自閉症を扱ったドラマが多いけど、このドラマも嵐の二宮君演じているのが自閉症の20歳の青年。
何か今のご時世、自閉症にスポットを当てる意味があるんでしょうかね?

さて、芝居にうるさい大学の同期が絶賛するニノの演技。
彼には「昭和の匂い」がするそうだ。ふむ、「昭和の匂い」ってどんな匂いだと突っ込まれると一言では答えられないけど、確かにそんな匂いがある…。ぱぁ~とした明るさがないような、と言って華がないと言うわけではないんですが…。

このドラマ、久しぶりに田中美佐子が出るので楽しみにしておりました。
だけど、田中美佐子演じる母親役があまりにも自閉症の長男に意識が行き過ぎている。で、次男が何か問題でも起こすのかなぁ~と思いきや、ちょっとしたことでスルー。まぁ、2時間ドラマなんで、あれもこれもとテーマを拡げていくと纏まりがなくなって焦点がぼやけてしまうからなんでしょうが…。
私としては母親がうすっぺらく表現されていたのが不満だったなぁ~。まぁ、あくまで自閉症の長男と母親、自閉症を追うカメラマン、その友人でマラソンのコーチとの繋がりがメインなんでしょうけど、なんだかお出汁を取り忘れたお味噌汁を飲んでいるような感じがしたドラマであります。