こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

ハードボイルド

2007-09-20 23:01:02 | どーでもいいこと
ハードボイルドというジャンルの小説を読んだのは、この長~~~い人生の中で今回が二度目。
読みながら気づいたけど、ハードボイルドって活字がすぐに映像として頭の中で変換できる能力がないと、読んでも迫力がないね。
私みたいに左脳と右脳の連携プレーが充分に出来ない人間には、かなり難解であります。たとえば格闘のシーン。Aの右手がどうして、Bがどっちに避けてあやうく何処かにぶつかりそうになるのをかわしながらキックするとかなんとか…。
「ン???」すぐに理解できない私の思考回路は混乱。

友人から借りた北方謙三の『檻』。それなりに面白かったのですが、格闘シーンになると読む速度がメチャ遅くなる…。
最後のシーンなんて読者が勘違いするように表現されているところで(たぶん意図的にそうしているんだろうと思う)、まんまと引っ掛かっている自分がぐやじぃ~~~!

そんな私がなんでハードボイルドを読んだかって?

最近、図書館に行く時間がなく、かと言って本屋で本を買って、家に本は増やしたくなくて…、で、私の読書法は、友人が持っている本を手当たり次第にお借りして読んでいるわけで…。で、宮部みゆき、瀬戸内寂聴、ハードボイルドが自分に向かないと言うことが判明いたしました。

我が友人各位殿、なんか面白い本、持ってない?