こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

リュウマチ因子ゼロ

2005-08-26 22:32:59 | こぶとり日記
先週受けた検査の結果を聞きに病院へ。
たったそれだけなのに、やっぱり2時間も待たされた。特に担当医から聞かねばならない必要性はないのに、待ちましたよぉ~。そして、結果を聞くだけなので1分くらいですみました。なんじゃ~!
私としてはリュウマチ因子が陽性だった場合はどうしようかと、不安と向き合う時間が長引くだけで…。待ち時間、頭の中でぐるぐると疑心暗鬼が増殖して、不安があおられる。そんな悶々として、し疲れたときにやっと先生とご対面できる。だからリュウマチ因子がゼロだと聞いたときの安堵感と言ったら…。もう、帰り道はスキップでした。(心の中がね)
戦友(入院時、同室だった人)で、悪性だった方がいらっしゃる。検査の度に、心臓が破裂しそうになると言う。本当にそうだろうと思う。リュウマチ因子が陽性であっても発症するとは限らない。でもガンは陽性なら命に関わる。だから彼女の場合はどんなにか怖いだろうと思う。

今日の検査結果は、一生有効ではない。年に1回は検査を受けた方がいいそうだ。とりあえず今のこの手の関節のこわばりは、とりあえずあと1ヶ月で解決するのではないかと思う。けれど、本格的に閉経したときは、やはり今の状態が死ぬまで続くんだろう。今は更年期後の自分をシミュレーションしているような感じ。

以前、入院した時の病院の食事が良かったと書いた。けれど、きょう病院のご意見掲示板を見ると、食事が良くないと言う人の意見があった。「御寿司もてんぷらも求めない。バリエーションのあるメニューにして欲しい」と。その方は抗がん剤での治療をしている方のようだ。けれど私が入院した時は、抗がん剤の治療をしている方に食事の相談をしに栄養士の方が見えていた。同室の女性は「何も口に出来ないけど、シャーベットやアイスクリームなら食べられるような気がする」とおっしゃっていた。その日から、彼女の食卓には希望通り、シャーベットやアイスクリームがのって来た。
私が入院していたときと状況が変わって来たのだろうか?それとも感じ方の個人差からくるものだろうか?

服部真澄著『GMO』を読了。なんとこの上巻を去年読んでおきながらそのままで、今日こうして下巻を読み終えた次第。下巻は一気に読めた。遺伝子組替え食品をコントロールすることで、人間支配、経済支配をしようとする人間たちによって展開するストーリー。でも何よりも不気味なのは、やはり人間が己の心の奥底を知らないと言うことにつきるようだ。私も自分の心の闇はわからない。子宮筋腫がそれを私に突きつけた。自分でも理解出来ない自分が出て来て、戸惑うばかりだった。これからも知らない自分と対面して、困惑することがあるんだろうと思う。