こぶとりばばぁの鬼退治日記

ぶっそうな題名でスミマセン。

感動した!

2005-05-29 21:09:13 | Weblog
また行ってきました。Alvin Ailey American Dance Theaterの公演を。
前回、茶谷さんは「徹子の部屋」に出なかったのかな?なんて言ってたら、いらっしゃいましたよ。黒柳徹子さんが。

きょうは最終日と言うことで、ダンサーもリラックスしているのか、配役も良かったのか、金曜日の時より断然良かった。初めて観た「Caught」。初演は1982年で、Aileyでは2002年に初めて踊られたもの。これ、スゴイ。何がスゴイって、ダンサーのClifton Brownの跳躍力やフレキシブルな動きもすごいけど、照明との息がピッタリというか、、、。あのX光線、チカチカするやつね。(X光線って言うんだっけ?)ちゃんと見えるところで、きちんと見せ場になっているんですよ。たとえばジャンプのときは、飛んでるときにチカリと見える。着地しているときや中途半端な動きのところは見えないようにしている。まるで、ピアノ線でつられていて、生身の人間が演っているようには見えない。劇場自体が不思議な空間に迷い込んでしまったような感じ。ふつうさ、X光線って、動きを誤魔化すためにあるよね。私なんかは一番に思い出すのは、ドリフターズのコント。なんか、こんな使い方があったんだ、と新しい発見に感動!

「Revelations」もダンサーひとりひとりが、輝いていた。以前、一番感動した「Revelations」を彷彿とさせる。

ところで、よく「日本人の観客はおとなしい」って言われるけど国民性だから仕方ないよね。でも、観客が参加型で、声援や拍手を一杯送ると、ダンサーはもっと元気になって輝ける。いいものを観たいなら、観客も大いに舞台に参加すべし!皆で場を盛り上げて、もっといいものを観よう!!

あ、開演中に、携帯の時計を見ているのか、携帯をずーっと光らせたままの人がいる。すごい迷惑!マナーが守れないなら、劇場には来ないほうがいいかも。。。。